インド交通事情


 街の庶民の移動手段はもっぱら、バイクです。
100ccの小型が主流です。ヤマハ・スズキ・ホンダと、日本メーカーのものがいっぱいあります。
ホンダ・スプレンダーのCMを、ヒンズー語でやっていました。
あとスクーターはベスパのタイプがたくさん走っていました。

ちなみに、ヘルメットをかぶっているのはごくわずかで、たいていヘルメットなしの 二人乗りで走っていました。
シーク教徒のかたはターバンをまいて乗っていましたが、あれじゃぁ、メットのかわりには、 ならんだろうなぁ。
もちろんブーツ・グローブはなしで、サンダル履きで乗ってます。

 街を結ぶ幹線道路は、たいてい舗装路です。
私はツアーだったので、バス移動でしたが、デカン高原をバイクで走ったら、絶対気持ち いいだろぉなぁ・・・と、思いました。
広い草地と、ところどころに樹木がまばらにはえている火山岩のデカン高原も、この 舗装路さえまともに走れば、街には必ず着くそうです。
幹線道路沿いの村には、必ずといっていいほど、バイク修理屋・車の部品屋・ガソリンスタンド がありました。(あと、タバコ屋と理髪店、何故か錠前屋も必ずある。)

 車業界は、TATAさん(インドでも有名な実業家らしい)が牛耳っている??ようで たいてい車にTATAのマークが入っています。
あと1300クラスまでは、スズキの車が結構たくさん走っていました。
が・・・、タイヤは・・・まったくひどい。
溝のない状態で走っているのなんて、ざらでした。
まあ、天候上そんなに滑ることもないのかもしれないけど、どんなにカッコいい車でも タイヤが坊主じゃねぇ。




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