１２月２６日
〜ｲﾝﾄﾞへ行くぞぉ！〜
6:57東京駅に着く。鳥取は北風ﾋﾟｭｰﾋﾟｭｰ、冬の鉛色の空だったのにね、東京は、快晴。向かいの席の女の子は、東京ﾃﾞｨｽﾞﾆｰﾗﾝﾄﾞで冬休みを過ごすとのこと。楽しい冬休みをね。
8:00発の成田ｴｸｽﾌﾟﾚｽに乗車。上着を脱いでもいいくらいに暖かい。8:55成田第２ﾀｰﾐﾅﾙに到着。
さすがに、広〜い！更衣室で、夏物に着替える。温度は調整してあるので薄着でも平気。ﾌﾘｰｽｼﾞｬｹｯﾄとｽｷｰｱﾝﾀﾞｰｳｴｱは、ﾘｭｯｸの底に。
9:30カウンターに集合。それから、待合い室で参加者どうしの簡単な自己紹介と、諸注意。そうだ！ドルをｷｬｯﾂでいくらか持っていたほうがいいなあ。と、両替に行くと長蛇の列。時間ないのになあ・・とﾊﾗﾊﾗしながら替えて貰って、部屋に戻ると、誰もいない！！ひぇ〜〜、こんなところで、もう出遅れちゃたか。
時間は、あと５分。慌てて、搭乗手続きをして乗り込む。ボディーチェックは、しっかり身体を触られた。あ、もちろんの女性の検査官に。手荷物があまり複雑なのも、チェックされるけど、あまりに簡単（たとえば、セカンドバッグ１個とか）なのも、「ほんとにこれだけなんですか？」と、結構しつこく聞かれてた。
乗り口では、ｻﾘｰを着たｲﾝﾄﾞ人のｽﾁｭﾜｰﾃﾞｽさんが、お出迎え。両手をあわせて「NAMASTE（ﾅﾏｽﾃ-)」。おぉぉ！！ｲﾝﾄﾞだぁぁ！！
「Right」と座席の方向を教えくれる。それから、自分の座席を探してｳﾛｳﾛしていると、「Are You OK?」と、めざとく見つけて駆け寄ってくれる。おぉぉ！！英語だよぉ！！
（もちろん、日本人のｽﾁｭﾜｰﾃﾞｽさんも、乗ってます。）
私たちの乗った、成田発12:00、AI-307（もちろんｴｺﾉﾐｰｸﾗｽ）は、30分ほど遅れて離陸。（今思うと、ここですでにｲﾝﾄﾞ時間は、始まっていたのだ。）
すぐに、ﾏﾝｺﾞｰとﾗｲﾁｰのｼﾞｭｰｽ、MADE IN INDIAのｷｬﾃﾞｨｰが出る。ﾗｲﾁｰのｼﾞｭｰｽは、あっさりした甘味で美味しい。ｺｰﾋｰ・酒類の飲み物ｻｰﾋﾞｽが続き、それからほどなく、食事のﾒﾆｭｰが配られ、ｶﾘｰのいい香りが・・・。
「ﾌｨｯｼｭ？ﾁｷﾝ？ﾍﾞｼﾞﾀﾘｱﾝ？」と、一応希望のﾒﾆｭーは聞いてくれる。が、どれもｶﾚｰ味ﾒﾆｭｰ。野菜ｶﾚｰとﾋﾟﾗﾌが基本で、あと、ﾁｷﾝｶﾚｰだったり、もう一品野菜ｶﾚｰだったり。それにﾖｰｸﾞﾙﾄ、ｶｽﾀｰﾄﾞｸﾘｰﾑを使ったﾃﾞｻﾞｰﾄが一品と、ﾅﾝやﾁｬﾊﾟｰﾃｨｰがつく。
（このﾒﾆｭｰが、この後、４時間置きに出てくることになるとは・・・。）
富士山上空とﾋﾏﾗﾔでは、機長のｱﾅｳﾝｽがある。さすがにﾋﾏﾗﾔのときには、機内をあちこちﾋﾞｭｰﾎﾟｲﾝﾄを探して歩き回った。雪のﾋﾏﾗﾔは、雲の上にそびえる、塔のようだった。
機内では、ｲﾝﾄﾞ映画をやっていた。仲違いをやめ、みんなで力を合わせて悪と戦おう、みたいなｽﾄｰﾘｰだったような気がする。今、街にいて争っていたかと思うと、次のシーンでは、緑の山のふもとで、みんながﾀﾞﾝｽ踊って、歌うたって・・・。なんか、こういう作り方の映画が今流行っているらしい？
ﾃﾞﾘｰに着く。１時間のﾄﾗﾝｼﾞｯﾄ。でも、機外に出ること許されない。ここで日本から乗ってきたｽﾁｭﾜｰﾃﾞｽさんとは、お別れ。ﾑﾝﾊﾞｲ（ﾎﾞﾝﾍﾞｲ）までは、ｲﾝﾄﾞのｽﾁｭﾜｰﾃﾞｽさんだけになる。もう、日本語とは、さよ〜なら〜。ﾃﾞﾘｰから乗ってくる人たちは、ｾｰﾀｰを着ている。ｲﾝﾄﾞも北は、それなりの寒さなんだね。
ﾑﾝﾊﾞｲ（ﾎﾞﾝﾍﾞｲ）到着。当初の予定では8:45に到着のハズだったのだが、もうすでに10:00をまわっている。空港の建物にはいると、肩から銃を下げて警備にあたっている人が、あっちにも、こっちにも。あぁ、ここは、日本じゃないんだぁ。クリスマスツリーが飾ってある。枝ひとつひとつに、律儀に薄い綿の雪がのせてある。ﾂｱｰのひとりが、写真を撮ろうとして、銃を下げた警備員に止められる。空港内での写真撮影は、遠慮して欲しいとのこと。そんなことも、あるんだねぇ。
さっきの飛行機で一緒だった、一家。ﾃﾞﾘｰで買ったのだろうか、子供用の古い自転車を２台、父親が大事そうに麻の袋にくるんでいる。末っ子らしい男の子は、空港のｶｰﾄをｽｹｰﾀｰにして、ﾛﾋﾞｰを走り回っている。
ﾊﾞｽで、ﾎﾃﾙまで。外に出ると、湿気を含んだ暑さと、汗と香辛料をﾐｯｸｽしたような臭い。これが、ｲﾝﾄﾞの空気か。暑さは鳥取の夏と、そう変わらない。が、この臭い。慣れるまでは、ちょっと苦しいかな？（なんて思ったのは、つかの間で、すぐに馴染んでしまった。）ﾊﾞｽでは、現地ｶﾞｲﾄﾞのｶﾝさんが、一人一人に、ﾚｲをかけてくれながらのお出迎え。「ようこそ、おいでくださいました。」流暢な日本語に、ほっと安心。
街は、回教徒のお祭りの日で、こうこうと明かりがつき、人通りも賑やか。民家の庭では結婚式をしているところも何軒かある。遊園地も大賑わい。
ﾎﾃﾙ（ﾎﾃﾙ･ﾚｼﾞﾃﾞﾝｼｰ）に着いたのは、12:00。さっそく、眠りにつく。