バンコクからネパールへ

【12月26日】
 冬休みの初日。じつは研修日なのだ。「まぁ〜た何かと重なってるの?あなたいつもねぇ。こんなときに休みをとるなんて、ったく・・・」と、チクチク視線が痛い。でもね、それが決まるずぅっと前から・・・、もっといえばバリから帰ったその日から、今日のネパール行きを決めていたのだから・・・なんてこんなところで言い訳している。ネパールへはタイ・バンコク経由。フライトは午後7時。今年は雪も降らないし、ゆとりの成田行き。タイ航空の出発が1時間ほど遅れたが、もう慣れっこ。バンコクに着いたのは、日付が変わった深夜1時頃。バンコクまでは6時間ほど。入国手続きをし、ホテルへ。空港と隣接だから「入国」って実感があまりない。

バンコクの空港そばの駅

駅の電話ボックス、屋根がタイっぽい。
ちなみに電話はついてなかった。

【12月27日】
 翌朝、乗り継ぎの間少し時間があるので、駅に行ってみる。日本のホームはずいぶんと高い位置にあるので、とても線路を横切って向かいのホームに上がるなんてやってられないが、ここは低いのでみんな堂々線路を横切って向かいのホームへ。

 バンコクからタイ航空でネパール・カトマンドウへ。3時間ほどのフライトで到着。薄曇りのネパールの空。空港の植え込みにブーゲンビリアが咲いているのが、なんとなく不思議な感じ。でも経度的には沖縄くらいだから、あってもいいのかぁ?がら〜んとした、国際線のロビー。ほんとに余分なものがなにもない。そう、広告すらほとんどみあたらないのだ。現地ガイドさんの到着を待って、ホテルへ。バスの古さが、たまらなくいい。なんといっても、窓が開くところが嬉しい。このところ窓の開かない、空調管理されたバスばかりだった。歓迎のマリーゴールドのレイをかけてもらう。わぁ、インドっぽいなぁ。懐かし〜い。

タイ航空フライトでもらえる、蘭のコサージュ

歓迎のレイ

 カトマンドゥで利用したのは、現王宮のほど近いホテル・ヤク・アンド・イエティ。市街地にあるのだけど、通りから少し入ったところだから、ほんとに静か。