鳥取空港から羽田空港へ向かう,ANAの機内から見える光学現象を紹介します
ブロッケン現象。朝便では出発直後の10分が勝負。A席しか見えない。また,昼便だとほとんどの時間で見える。これもA席。ただし,非常口のよような翼にかかる席では全く観察できない。雨の日や厚い雲の日が観察チャンス。窓の下に見える。観察者の席がブロッケンの虹の中心になる。私は1Aの一番前の席に座って撮影しているのが分かる。この現象は,背後からやってきた太陽光が,球状の水滴の表面で何度も全反射され,小さな角度でやってきた方向へ,後方散乱されることによる。 着陸時などで雲が機体に接近すると,巨大な機影が出現しておもしろい。ブロッケン現象では,雲との距離が近いほど大きなブロッケンの妖怪が出現することが,これで理解できる。本Webページのブロッケンスクリーンを参考に。
幻日(mock-sun)とやばれる現象。左端に薄く虹が見える。本当の太陽のそばではなく,このときは写真右の太陽の地面への反射点が,太陽の役割を担っている。光源の左右に見られる色づいたスポットで,雲の中の氷の結晶によって生じる。これは羽田へ向かうときは,昼便と朝便のA席と反対側の窓側でないと見えない。 2005年7月17日。きれいな幻日である。右に二次の幻日が見えている。
暈(ハロー)。これも太陽側の窓側の席で観察する。うすく雲が太陽の前に広がると,その方向に観察できる。雲の氷粒による光の屈折(22度の方向)で生じる,雄大で感動的な像である。 地面に映った太陽の反射点。薄い雲のすきまから,下町並みが見える。
飛行場に停止しいいる朝便の操縦席の窓は,待合室を向いており。太陽光を反射する側にある。曇った日にきれいや油膜が見える。これは光の干渉で生じる。

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