プラコプターの製作



2005.11 中国杭州市大関実験小学校5年生 赤いフカーフは優秀な生徒にのみ贈られる

吹き方を参考にしよう。最後の吹き上げが高く飛ばすポイントです

○こんな実験です
私が中学生だったころ、下敷きを切って直線や十字の羽根を作り、飛ばす遊びがはや りました。
もっと飛ぶものはできないかと、神 戸高校の自然科学研究部物理班の伊勢君といろんな材料で試し,2年間改良を重ね、最後にペットボトルで作ってプラコプター(プラス チックのヘリコプター)と名付けました。兵庫県南部地震の前年1994年に完成しました。明くる年に第一回の科学の祭典神戸大会がポートアイランドで開かれ,温泉高校に転勤していた私が出展したところ、小学校の先生が、ストローで吹くと高く飛ぶと教えてくれました。

○原理
自分で回転するプラコプターは,プロペラと同じ原理で強く風を下へ送り(飛び出すときは地面効果も大きく働く),その反作用で上昇します。


実際に作ったものです(炭酸飲料のペットボトル使用)。飛ばす前に色を着けないと,探すのが大変です

3本の1mのアルミパイプをつなぎ合わせ,台に垂直に取り付けて,高さを競うときの定規にします。競争するとおもしろいし,技術も向上します

○材料
ペットボトル(口の周辺がよい),ストロー,コンパス(油性ペンが使えるもの)または,サークル・カッター,はさみ
○作り方
1 ペットボトルの口がねに近い曲面が適して います。曲面の内側よりコンパスで10円玉 程度の円を描きます。コンパスの針により、 中央に小さなポッチができます。これが回転 の芯になります。
2  扇風機の羽根のように、この円を切り取り ます。
羽根は多い方が安定します。私のおすすめは6枚羽根です。
しかし,作りやすい4枚羽根の方が高く上がります。
できるだけ対称性 が保たれるように、慎重に作ります。対称で ないと、回転させたときに、あちこち逃げ回 ります。
3  扇風機の羽根のように、ていねいに 一方向に,親指の爪を立てて、一方向にねじるように羽根を折り曲げていきます。

平成13年11月13日(火)に伊東家の食卓に奈良県の中学生と名乗って盗作の投稿があり,放映されました。番組側も了解し,その後「大発明」コーナーは消滅しました。いつまでもネタを続けるのに苦肉の策だったのでしょう。
放送会社のパクリややらせの体質は変えられるのでしょうか。
あまりひどいと投稿したり,Webで発表するのは怖いですね。

○飛ばし方
ストローを半分に切り、10cmほど真上からゆっくり吹いて、プラコプターを回転させながら、だんだんストローを下げていき、最後5mmほどまで近づいたら、思い切り息を強く出して高速回転させます。 ブーンと大きな音がするので(しなければ飛ばない)ストローで持ち上げる感じで上昇させます。 うまく作ると3m程度上昇します。

○うまく飛ばないときのQ&A
1 プラコプターが回転しながら横に逃げていく→羽根の大きさが非対称だったり,羽根の水平面からの角度がバラバラだったたりしたときに起きやすいです。
2 全く回転しない→羽根の折れ目が斜めでなく,真ん中に正方形ができるように折っている場合が多いです。
3 回転するけど飛ばない→まず強く吹けてない場合があります。小さな子どもの場合は,大人の人に吹いてもらいましょう。たくさん作ってみるとコツがつかめます。


人工ホタル:  東急ハンズで打っているルミノーバという商品名の色つき蓄光シートを小さく切って羽根に張る と、暗い部屋で飛ばしたときホタルのようできれいです


不思議だな:  どうして回転すると飛び上がるのかな。どのように羽根を工夫すると飛びやすくなるのかな。ス トローは太いのと細いのとどちらが飛ばしやすいかな。いろいろ考え、よく飛ぶものを工夫してみ ましょう。
2009年9月27日賀露小学校4年生PCA活動

41人の児童とその保護者が参加

ペットボトルの廃物利用をテーマに,プラコプターと飛行リングの製作を行った

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