立体ゾートロープ

○こんな実験です
人の眼の残像を利用して、回転する円盤上に少しずつ変化する形の複数の物体を並べ、物体がある一点を横切る時間間隔にストロボの点滅光を当てて、物体の形の変化や動きを楽しむ工作です。

○こんなことが学べます
ゾートロープは映画の元になりました。連続したフィルムの各コマに、少しずつ変化する静止画を描き、フィルムの各コマの動きに合わせて、点滅する強い光を当てて、スクリーンに投影するのが映画です。 



象の動画を見る
○準備しよう 
3Dプリンタで造形した物体、マルチストロボ(ここではマルツキットを改造してダーリントン回路で電流増幅した)、ギアモーター、電源、円盤の台

○作ってみよう
@ 3Dプリンタで、少しずつ形状の変化し、1回転で終了する動きの像を作ります。
A 円盤に@の像を均等に配置し、固定します。
B 円盤にギアモーターを取り付けます。
C ギアモーターとマルチストロボに電源を接続します。




マルチストロボの点滅を見る


ギアモーターの回転を見る
遊び方 
電源を接続すると、円盤が回転します。
部屋を暗くし、マルチストロボの点滅周期を調整し、動きの速さや向きを変えて楽しみます。


○開発にあたって
3Dプリンタでいろんな立体造形ができます。「YEGGI」等のサイトで、立体像のSTLファイルを得ることができます。 


馬の動画を見る


パラパラ人形の動画を見る


ペンギンの動画を見る