○こんな実験です
3つの長さの異なるふりこの内、一つを指定させ、念じているふりをして、そのふりこだけを大きく振動させます。
○こんなことが学べます
全ての物体は、その大きさや密度分布、形などで決まる固有振動数を持ちます。
ふりこは、糸の長さで決まる固有振動数を持ち、その振動数に等しい振動を外部から加えることにより共振が生じ、有効にエネルギーが伝わって、だんだん大きく振れます。
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○準備しよう
ふりこを吊るす棒(薄い板やプラスチック。3Dプリンタで製作しても良い)、B玉3個、タコ糸やないろん糸1m程度、3Dプリンタで作ったB玉を糸に固定するパーツ(ストロー等を短く輪切りにしたものでも良い)、接着剤
○作ってみよう
@ 合板やアクリル板等をレーザーカッターで切り取り、6か所穴の開いた、ふりこを吊るす棒を作ります。
A B玉に糸を通すパーツを接着し、長さの異なる3種類の糸を通して、@の棒に固定します。
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○遊び方
「どのふりこを動かしますか?」と聞いて、3本のふりこの内の一つを指定してもらいます。
相手に気付かれないように、念じているふりをして、かすかに糸の長さに共振する固有振動数で、ふりこを吊り下げた棒を振動させます。
指定されたふりこの振動は、だんさん大きくなります。
○開発にあたって
科学の祭典全国大会での工作を参考にしました。
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