ミニ空気砲


○こんな実験です
テニスボールの空き缶を再利用して空気砲を作り、的を倒したり、線香の煙でバブルリング(渦輪)を作ったりします。

○こんなことが学べます、原理
穴から出る空気が、空気塊をドーナツ状に包んで、バブルリング(渦輪)ができることが学べます。

テニスボール缶の再利用です
○準備しよう 
テニスボールのPET缶、風船(ダイソーの11インチ)、テニスボール缶の蓋または3Dプリンターによる中央に穴の開いた蓋、3Dプリンターで作ったエッジパーツ(筒の端にはめるパーツ、右図の白い細いリング。筒の入る切り込みがある)、線香、線香立て、ハサミ、カッターナイフ、マッチ等

○作ってみよう
① テニスボール缶を3つに輪切りします。底は使いません。カッターナイフで切り込みを入れて、ハサミで切ります。
② 風船を右図の位置で切ります。
③ 元の蓋の中央に直径3cmの円を切り取ります。または、3Dプリンタで穴の開いた蓋を作ります。
④ 金具の付いた蓋の部分または、エッジパーツを取り付けた部分に、風船を広げてかぶせます。
⑤ 風船の反対側に穴を開けた蓋を取り付けます。蓋が緩いときはビニルテープで取れないように固定します。
⑥ 厚紙で的を作ります。いろんなキャラクターを描きましょう。
⑦ ペットボトルの蓋やアルミパイプ等を使って、線香立てを作ります。



遊び方 
 風船の中央をつまんで指を離すと、空気の塊が飛んで、的を倒します。

 空気砲の中に線香の煙を入れ、弱く風船を引いて離すと、渦輪ができて飛んで行きます。
○開発にあたって 

ニスチームでは、テニスボール缶が大量に廃棄されます。そこで、その再利用を考えました。大がかりなダンボール箱を使った空気砲では家の中や狭い空間でバブルリングを作って遊ぶのは難しいです。そこで、手軽にできるミニサイズのものを考えました。