プテラノドンのグライダー

○こんな実験です
大型の翼竜は羽ばたくことが困難なので、高い崖に登って、上昇気流にのってグライダーのように滑空していたと言われます。ここでは翼竜の中でも最も人気のあるプテラノドンを製作し、飛行を楽しみます。

○こんなことが学べます
ある程度の速さが無いと、強い向かい風でなければ滑空飛行はできません。翼竜はモモンガの飛行と同じように、最初は急降下してから滑空したと思われます。
グライサーの機体の材料や重さ、形状と、翼の大きさ、形、位置、重心、翼の上反角、後退翼、翼の後縁の折り方等の基本が学べます。

準備しよう 
3Dプリンタで製作した頭部、脚部、尾部、翼の爪、翼のスチレンペーパー、両面テープ、はさみ


○作ってみよう
@ 頭部や尾部とのバランスを考え、翼の大きさや形状を考えて、スチレンペーパーを切り抜きます。
A 各パーツを両面テープで翼に貼り付けます。

〇飛ばし方
高く持ち上げ、軽く支えてそっと離します。図を参考に上反角を付けたり、後縁を持ち上げたりして調整します。

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前足の爪を付けたタイプ


頭部や尾部が大きくなると、全体が重くなるので滑空するためには、翼の面積が広くなります。