エオリアン・ハープ


○こんな実験です
エオリアン・ハープ(Aeolian Harp)は弦楽器の一種であり、ウインド・ハープ(Wind Harp)とも呼ばれます。自然に吹く風により音を鳴らします。

○こんなことが学べます
風が長く張られた弦に当たってカルマン渦で生じさせ、その振動が響板を強制振動させて音を大きく響かせます。

○準備しよう 
弦(ギター弦やナイロンテグス))、コマ(ギター用)十数個、弦固定ピン、板材、接着剤

○作ってみよう
@ 表板に丸い穴を開け、板を組み合わせて胴になる箱を作ります。
A 弦を2号から12号までのテグスにして張ります。このとき、各弦は張力や太さを変えて、様々な振動数で鳴るようにします。



簡易版の音を聞く
遊び方 
風の通り道に設置します。


○開発にあたって
弦楽器の胴の役目を、単なる共鳴だと信じている人への教材として、近畿地区若手理科教員の研修会に間に合わうように作りました。
胴はどんな周波数の音も強制振動による響鳴(共鳴ではない)を起こします。ピアノの響鳴板や、ギターやバイオリン、琴、ハープなども同様です。



風による演奏を聞く


簡易版はナイロンテグス3号を張っている

https://www.mohicanwindharps.com
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