シベリウス Op51 No.3
「ペルシャザールの饗宴」より 夜の音楽
この曲も「ちがうちがう こんなんじゃないや」と思いながら、最後までやって
しまったという曲です。
まず、テンポはもっと遅いのが本当かもしれない。
それにヴァイオリンの音はもっと弱々しく媚びを含んだように、まといつくよ
うに、、シェラザードの纏うシルクみたいに揺れ動かないと・・・。
ピアノも夜の泉の音みたいに秘やかにリズムを刻まないと・・
途中シベリウスらしいリズムが入りますが、僕は完全にそれに乗せられて
勇壮な感じの中間部を作ってしまった。
そう思うんだったら直せばいいじゃないのというところですが。これがなかな
か。信念が弱いからな〜
最後のカデンツアもいいかげん。恥ずかしい。
しかしこれでも人の助けを借りながら楽譜通りに作ったつもりの曲です。
特にパート間のバランスとヴァイオリンのExpressionはいろいろな人の
好意と援助、ご意見をいただきました。まだよくわかってないけど。
最後まで行って「卒業」になってしまったのが残念です。
しかしシベリウスってまだまだ知られていない名曲がたくさんあるようです。