イザイ ヴァイオリンとピアノのための「子供の夢」 Op.14
岡田克彦さんのサイトで冒頭をほんのちょっと聴いただけですが、それで
大好きになってしまいました。すばらしいメロディ−です。
やってみよう。
で、正味三日で作っちゃいました。僕のは竹内恵梨子さん・岡田克彦さんの
演奏とは全然違います。たぶん大昔どこかでこの曲を聴いたことがあるの
です。ほとんど無意識の記憶を再現したような気がします。
(岡田さんの所は http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5933/)
Ysaye,Eugene(ユージン・イザイ 1858~1931)はベルギーのヴァイオリニスト、
指揮者、作曲家。パリでウェニアフスキー、ビュータンに師事。86年ブリュッ
セル音楽院のヴァイオリンの教授となる。94年イザイ演奏会およびイザイ
弦楽四重奏団を組織。1918年シンシナティ・オーケストラの指揮者となる。
ベルギーの最も重要なヴァイオリニストの一人で、フランク、ダンディー、ル
クーのソナタ、ドビュッシーの弦楽四重奏曲などは彼に献呈されている。
現代ではグリォミオーに代表されるフランコ=ベルギー派の中核になる
人。メンデルスゾーンの協奏曲のSPがあるそうです。とにかく腰を抜かしそ
うなほど卓越した演奏だそうです。
フランコ=ベルギー派の音をサンプリングした音源があればね・・・。
このMIDIはあくまで私のための私の「子供の夢」に過ぎないのです。音楽は
どれだけ多様な思い入れを受け入れることが出来るかに価値があります。
解釈の違い(あるいは間違い(^^;))は当然だと思います。
だから「間違い」があったらどんどん指摘してちょうだい!
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ある方からイザイ自身の演奏の貴重な録音をいただきました。
ひどく嬉しいお便りでした。
はたせるかな、はたせるかな、もっともっと遅いテンポ、ボルタメントの効いた
弱音の、「眠る子供を見つめる母親の夢」のように優しい演奏でした。
私の「演奏」はどこまで・・・許してもらえるのか?
さっそくまずは絶対的なテンポを再考することにしました。
今の速さもそれはそれでいいのですが、例えばこんな風に比較的遅くも出来る
わけです。Poco
Lento
がメトロノームテンポ80だとかという決まりは何もないわ
けですが、原作者の意図は生かさなければなりません。
どっちがいいのか?考えたらとても難しいことです。
ボルタメント。これは前からの課題でとっても骨の折れること、今後の課題です。