G.フォーレ 歌曲より「河のほとりで」の歌詞
OP8−1
 1875

Au bord de L'eau(河のほとりで)
                              

流れ行く河のほとりに二人っきりで座り、
  眺めは流れ。
青空を雲が滑りゆくのを二人だけで、
  流れは滑り。
わらぶき屋根に煙が立ちのぼるのを遙か遠くに、  
  眺めは煙り。
名も知れぬ花があたりに薫っているなら、    
  香りをあたりに覚え。
湧き水のつぶやく音を柳の根本に聴く、
  水はつぶやく。 
この夢が途絶えることなく続く限りは、
  時は続く。
深い情熱をただひたすら慈しみ合うことだけにそそぎ、 
  慈しみ合うことに。
この世のしがらみには少しの憂いも抱かず、
  無心に。、
飽くことの全ての前に二人だけはただ、飽くことなく、
  飽くことなく
過ぎ逝くもののすべての前に、愛は永遠、
  過ぎ逝かず。
   
                      シュリー・プリュドム

 

 とうとう管弦楽にしてしまった。音場を広くとって、リバーブはなるべく抑え、モジュレーションとコーラスを入れた。フルートよりリュートやギターが似合いそうな曲。
単純にピアノを弦に変えただけで、Expressionを付けていない。
  



 MIDIヘ