津山の気候の変化(津山測候所の記録から)


1.年平均気温の推移 ※1970年代を中心に低かったが、1990年頃から高くなりつつある。

2.年降水量の推移 ※ほぼ横ばいだが、1990年代に入りやや少ない傾向が気になる。

3−1.日降水量の記録(1975年以降を濃色化)
234.21945. 9.17約6500戸浸水・枕崎台風
214.51972. 7.11約1400戸浸水・昭和47年梅雨前線豪雨
180.01943. 9.19(被害不明)
177.51977. 9. 3約4100戸浸水・大気不安定
160.01979.10.19約600戸浸水・台風20号

3−2.1時間降水量の記録(1975年以降を濃色化)
93.01977. 9. 3約4100戸浸水・大気不安定
85.51989. 9.14約500戸浸水・大気不安定
83.51999. 9.21約100戸浸水・大気不安定
80.61947. 7. 9(被害不明)
57.21945. 9.17約6500戸浸水・枕崎台風

※近年(1975年以降)は、長時間降り続く大雨は減っているが、短時間に集中する豪雨は増えている。近年短時間強雨が増えているという論文が見られるが、津山でもその可能性が窺える。
※1998年台風10号時には、恩原・久米などで枕崎台風並みの降水量があった。

4.年霧日数の推移 ※1970年代から減りつつある。
1993年までは、津山測候所の記録。
1994年は、3月までは津山測候所の記録。4月からは津山測候所の観測体制変更により記録を採用しない。5月11日からの筆者の記録を加え参考値とする。(点線表示)
1995年からは、筆者の記録を参考値とする。(点線表示)

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