単車分類表 | 外観:外観で特徴的なこと。 エンジン:搭載されているエンジンのタイプ。 性格:その単車の操作性。 ポジション:またがってみた感じ。 値段:ネイキッドの同排気量車との比較。 こんなバイク:簡単な概要。 |
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オンロード系 | ネイキッド | 外観:巷で良く見る外装の少ないタイプ。 丸目のヘッドライトにアップハンドル。 エンジン:7〜8割が直列4気筒エンジン 小排気量車に単気筒エンジン 大排気量車にV型エンジンの搭載車がある。 性格:下から中程までトルクがあり、扱いやすい。 ポジション:上体の起きた楽なポジション。 脚付き性もいいものが多い。 値段:以下の車種はネイキッドを基準に表記しています。 タマ数が多いため中古車は上から下まで幅が広い。 こんなバイク:普段の足からツーリングまでこなせる。 カスタムパーツも多く、メンテナンスも比較的楽。 |
レプリカ | 外観:カウリングに2灯の目玉とラムエアインテーク。 セパハンと高いステップにシングルシート。 エンジン:小〜中排気量車は単気筒かV2型エンジン。 中排気量車以上は直列4気筒エンジンが多い。 性格:パワーバンドが狭く乗り手を選ぶ。ハイパワー。 ポジション:タンクに伏せる前傾姿勢。 乗りこなすのにそれなりの筋力が必要。 値段:2〜4割増し。 中古車は転倒の有無がキモ。 こんなバイク:早く走るためのレーサー仕様車。 加速力とスピードに秀でた絶滅危惧種。 |
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ツアラー | 外観:カウリングに広めのタンデムシート。 アップハンドルに大きめのタンク。 エンジン:直列4気筒かV型エンジン。 並列2気筒や3気筒エンジンも見られる。 性格:ネイキッドに似たエンジン特性。 ポジション:ゆとりのある乗り心地で2人乗りも楽。 速度域が変わっても意識しなくていい。 値段:1〜2割増し。 中古車は値段に差がなくハズレが少ない。 こんなバイク:長く乗るための、まさにツーリング用。 ワインディングも結構イケます。 |
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アメリカン | 外観:シート高が低く、ハンドルが長い ステップは前に付いた独特のスタイル。 エンジン:ほとんどがV型2気筒エンジン。 小排気量車はほとんど見ない。 性格:ズ太いトルクと独特の振動。 ポジション:前に遠いステップと近くて長いハンドル。 ふんぞり返った姿勢での運転は慣れが必要。 値段:3割増し以上。 中古車もピンキリだが、古いものは避けたほうが無難。 こんなバイク:趣味的要素の強いファンバイク。 ほとんどが空冷エンジンで夏場は暑い! |
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スクーター | 外観:・・・ほとんどが腰掛けて乗る独特のスタイル。 シート下に収納スペース。 エンジン:小排気量車は単気筒。 中排気量車は並列2気筒。 性格:初動は早いが伸びはない。 ポジション:いすに座ったかのような姿勢。 ニーグリップのできないのは慣れないと怖い。 値段:〜2割増し。 中古車はピンキリだが、程度上のものは少ない。 こんなバイク:日常の足、通勤快速。 中排気量車はタンデムも楽。 |
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オフロード系 | トレール | 外観:凸凹のタイヤとスポークホイル。 ハーフカウルにエンジンガード。 エンジン:小〜中排気量車は単気筒。 大排気量車はV型2気筒。 性格:低速域で扱いやすいトルク。 ポジション:スタンディングしやすい高さのハンドル。 さすが柔らかく意外に脚付き性もいい。 値段:2〜3割減。 中古車はあっても乗り潰されてる事が多い。 こんなバイク:軽くて下からトルクがあって初心者向き。 タイヤによっては高速走行は厳しい。 |
エンデューロ | 外観:凸凹タイヤとスポークホイル。 高いシート高と小さなタンク。 エンジン:ほとんど単気筒。 性格:低速域で大きなトルク。 ポジション:スタンディングが基本スタイル? 車高も高く、小柄な人は慣れるまでが大変。 値段:ほぼ同等?レース仕様車は高い。 中古車はあっても程度が不安。 こんなバイク:ダートコースを走るためのレース仕様車。 大型車は長距離走行にも耐えるラリー仕様。 |
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デュアル パーパス |
外観:独特のタイヤと小柄な車体。 ハーフカウルに小ぶりのタンク。 エンジン:ほとんど単気筒。 中型車以上に並列2気筒がチラホラ。 性格:シングルならではの低速域からのトルク。 ポジション:小柄で楽なポジション。 値段:1〜2割減。 中古車は少ない。あっても型が古いコトが多い。 こんなバイク:乗り手を選ばず、道を選ばず。 過剰なスピードが不要な方にオススメ。 |
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スーパー バイカー |
外観:オフロードの車体にオンロードタイヤ。 少し高めの車高。 エンジン:単気筒。 性格:下から力強く、上まで良く吹け上がる。 ポジション:またがってみると自然なポジション。 サスが硬めで小柄な人は乗るときツライかも。 値段:ほぼ同等。 中古車はカスタム率が高く見極めが難しい。 こんなバイク:メーカー仕様車が出回り始めたのはごく最近。 加速重視傾向で乗るのが楽しい。 |
エンジン分類表 | |||
冷却方式 | シリンダー配列 | ||
水冷式 一番普及している冷却方式。シリンダーの周りに冷媒のラインを通し、ラジエータから放熱する仕組み。冷却効率は高いが、構造が複雑で製造コストが高いのが難点。発熱量の大きな大排気量車はアメリカンを除き、ほとんどこの方式。 |
単気筒エンジン 構造が簡単で丈夫。排気量は30〜660ccくらいまでが存在している。低回転域でのトルクの厚さが特徴。扱いやすい反面、振動が強いが「ソコがいい」という人も多い。 |
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空冷式 エンジンに直接空気を当てて冷却する方式。エンジンにたくさんのフィンを付ける事によって放熱効果を高めている。冷却性能は劣るが、その造形美に惹かれる人は多い。構造が単純で発熱量の少ない小排気量車はこの方式のエンジンが多い。 |
並列エンジン(2〜6気筒) 現行機種では2〜4気筒が主流。250cc以上のエンジンの過半数はこのタイプ。下から上まで満遍なくトルクのあるフラットな出力特性で、高回転域まで気持ちよく回る。 |
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油冷式 ラジエータから放熱する仕組みそのものは水冷式と同じ。油冷式は冷媒にオイルが使用されているのが違い。この冷却方式の車両は少ない。空冷エンジンのカスタムパーツとして追加装備されていることの方が多い。 |
水平対向型エンジン BMWに搭載されているエンジン。冷却効率に優れ、低重心にできるのも特徴。出力特性はV型2気筒に近い。設置方式の関係でアクセルを開けたときに車体が傾くのもこのエンジンならではの特徴。 |
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V型エンジン 現行機では2気筒エンジンと4気筒エンジンがあります。2気筒エンジンは独特の振動とパワフルな出力特性。4気筒エンジンはどの回転域でも満遍なくパワーがあり、高回転まで良く回ります。 |
ライダー別オススメリスト | ||||||
こだわりナシ | スピード重視 | 旅人志向 | 山道探索派 | ダート志向 | カスタム命 | |
ネイキッド | ◎ | ○ | ◎ | △ | △ | ◎ |
レプリカ | △ | ◎ | △ | × | × | △ |
ツアラー | ○ | ○ | ◎ | △ | × | ○ |
アメリカン | ○ | △ | ○ | × | × | ◎ |
スクーター | ○ | ○ | ○ | × | × | ○ |
トレール | ◎ | × | ◎ | ◎ | ◎ | × |
エンデューロ | △ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | × |
デュアルパーパス | ◎ | × | ◎ | ◎ | ○ | × |
スーパーバイカー | ○ | ◎ | ○ | △ | △ | ○ |