危険の避け方

ここに挙げたのは自分なりの危険の避け方です。「車間距離を開ける」「大型車の後ろは避ける」と言った基本的なことではありません。いわば「こんなヤツには近寄りたくないリスト」です。自分の近くにこんなのがいたら道を譲るなりして極力離れるようにしています。

見境無しに
膨らむ馬鹿
右折の時は左側に、左折の時には右側に寄る迷惑なドライバーのことです。。狭い路地に入るなら膨らんで当然、文句は言いません。が、交差点とかでコレをやる馬鹿がたくさんいるのです。ライダーならば特に感じることだと思います。しかもこのタイプのドライバーにはウインカーを出さない(又はタイミングが異常に遅い)輩が多いのです。ウインカーを出さずに進行方向の逆に寄る車・・・すり抜けするライダーには恐怖です。事前に察知して避けることは難しいのですが、運悪く曲がる方向が同じだった時は要注意車両としてマークしながら走ることをオススメします。
ミラーから顔が
見えないヤツ
前方を走る車両には両側のサイドミラーと車内のルームミラーがあります。このミラーは3つともドライバーがきちんと調整していれば、おおよそドライバーの顔が見える位置にきます。サイドミラーがあさってを向いている車両はそうそうないのですが、ルームミラーがこっちを向いていない車両は結構いるのです。ほとんどが女性ドライバーです。ルームミラーは自分を映しているんです。この手の人達、「サイドミラーがあるから」って言うんですけど、視点をあまり動かさずに後方を確認できるルームミラーを活用しない人がサイドミラーを見ているとは思えないのです。その女性特有の心理はわからんでもないのですが、自分にとって危険ドライバーであることに変わりはありません。避けましょう。
スモークの
きっついヤツ
コレは別の意味でも避けたくなるのかもしれませんが、自分の視界が減るというのが主な理由です。自分が走るときに意識しているものの中に"前を走る車の向こう側"があります。ガラスが透明で車両のさらに前の車が見えれば予測運転の糧になるからです。窓越しに見えるブレーキランプやウインカー、ドライバーがどっちを見ていて何をしているか。コレだけで直前を走る車両の急操作の原因がある程度予測できるのです。前を走る車のガラスがミラーだったり濃いスモークだったりするとそれが出来ません。コレが避ける理由であり、同様の理由から、大型車の後ろや、リアウインドまで全塗装されている車の後ろもなるべく近寄りたくない車両であるといえます。
2箇所以上
へこんでいる車
見た目で判断するのはあまり良くないコトだとは言えど、へこみは車両の事故歴でもあり、一目でわかるドライバーの技量のバロメータでもあるわけです。当然、傷の多い車に乗っているのが下手なドライバーとは限りません。借りているだけなのかもしれないし、単純に修理するお金がないのかもしれません。自分にとってこの要素は複合的に判断するときの基準のひとつに過ぎません。他の項目とダブるようなら注意するといった事なのです。
自ら視界を
ふさぐ馬鹿
これは前を走る車の中の状態を見て判断することです。車は実用的な乗り物ですが、趣味を兼ねて乗っている人も多く、愛着が出てくればそうでなくとも多少の装飾はあってもおかしくはありません。その中に度を越えたヤツがいるのです。フロントガラスにたくさんモノをぶら下げる、ステッカー類を貼りまくる、フロントパネル上に物を並べる、などなど・・・ 自分がドライバーなら絶対にやらないことです。気が散らないんでしょうか?見えない部分が不安じゃないんでしょうか?この手のドライバーは運転時の視野が狭いがゆえに気にならないのでしょう。漠然と前について走り、右左折以外はミラーを見ない。そんな感じがするのです。こういう運転の仕方は急操作の元です。もらい事故をしないように避けて走っています。
前をほとんど
見ないヤツ
"ほとんど"はチト言い過ぎですが、前を見ていない状況というのはどんな人にも心当たりがあるのではないでしょうか?何かを探しながら走っているとき、景色を見ながら走っているとき、カーナビを操作しているとき、電話をしているとき。後ろの2つに関してはケースバイケースなのですが、前の2つは共通した特徴があります。ペースが比較的遅いということ、比較的高齢ドライバーに多いということです。山道とかで、こっちのテンションが上がっているときに前を塞いでいきなり止まったりされた経験、ないです?避けるまではいかなくとも見つけたら要注意すべきタイプなのです。