Walt Disney Concert Hall
ウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンジェルス) *LA Philの本拠地

Frank O Gehry
建築家=フランク・O・ゲーリー



〜フランク・O・ゲーリーと徳持耕一郎<鉄筋彫刻>の関係〜

この空間の中に私の作品が置かれています。
INDEXのTOPICSに写真。


★ 今 、世紀の建築家の中で最も好きな建築家=フランク・O・ゲーリーの設計した ウォルト・ディズニー・コンサートホール(ロサンジェルス)の中に作品が置かれ ています。あこがれのゲーリーの空間の中に自分の作品があるかと思うと思うとと ても興奮します。彼の建築は四角い箱ではなく建築の概念をひっくり返すほどの衝 撃のある「彫刻的な」造形です。
2,3年前、スペイン・ビルバオに出来た 「グッゲンハイム美術館」の威容が 世界的な話題になり、ゲーリーは一躍有名になりましたが、数多くの個性的な 建築を作っています。
 作品はLA Philharmonicが購入してくれたもので、10月にLAを訪れた友人が 「置いてあったよ」と写真を送ってくれました。
 その発想方法もユニークで、最初のイメージドローイングは愉快な走る線で、で もそれだけでゲーリーは完成の形を想像できたのであろう。紙を折ったり、くしゃ くしゃにしたり、ハサミで切ったり、テープでくっつけたりして模型を作る。まる で子供の工作のようだ。建築物の表面はアルミで覆われ、それは「表皮」のようだ。 魚の鱗の発想のようだ。どれだけ近代的な建造物のたくさんある都会にあっても、 ゲーリーの作品は個性的で人を惹きつける。
 また、サローネンから代わった指揮者=ドゥダメルも新進気鋭の指揮者である。 なにかと話題の多い楽団である。

「スケッチ・オフ・フランクゲーリー」(シドニー・ポラック監督)
  というドキュメンタリー映画にゲーリーの人物、建築作品の過程や完成した
    建築物がたくさん紹介されている興味深い記録映画である。
「路上のソリスト」という映画にこの建物が登場する。
LA Timesのコラムニストとホームレスの音楽家の実話である。
  おの建築の前を主人公が全財産のキャリアを引いて走っていくシーンは
  印象的であった。