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会派「信」要望項目一覧
2008年9月定例会

1.  第一次産業における燃油等の高騰対策の取組強化について
   ≪回答≫
     農業、畜産、特用林産関係の省エネ化等の支援については、県単独事業であるチャレンジプラン支援
    事業や、果樹等経営安定資金、漁業関係の省エネ化の支援については、国の緊急的な燃油高騰支援策
    に連動した上乗せと県独自の支援策により既に支援しているところ。
     また、現在、農林水産部においては、燃油・飼料・資材等高騰に対応する農業緊急プロジェクトや、漁業
    用燃油高騰対策プロジェクトにより、具体的な対応策を検討しているところであり、緊急を要するものから
    随時対応する。

      【9月補正】 農業生産コスト縮減対策推進事業(肥料価格高騰対策): 3,635千円
              森づくり作業道整備事業(燃油価格高騰対策)      : 3,792千円
              造林事業(燃油価格高騰対策)               : 7,155千円
              水産業燃油高騰対策緊急支援事業            : 40,632千円
    

2.  ゲリラ豪雨による急激な増水に対する緊急的な安全対策について
                                   (親水公園、河川、プール等)
   ≪回答≫
     県管理河川の親水公園等について緊急点検を実施したところ、急激な水位上昇の危険性のある
    箇所が24ヶ所あることが判明した。かかる箇所については、不測の事態が発生しないよう注意喚起
    看板を設置するとともに降雨時の巡視体制を強化することとしている。
      また、その中で利用の多い箇所については、有効な警報システムを早急に検討することとしてい
    る。看板及び警報システムの設置費用について9月補正による対応を検討中。
     
      【9月補正】 親水公園等安全対策事業       10,250千円
    

3.  ガイナーレ鳥取のJリーグ入りに向けた支援の充実について
   ≪回答≫
     ガイナーレ鳥取に対しては、平成13年度から遠征費等クラブ運営経費の一部について、助成(補正)
    を行ってきたところである。
     来期のJリーグ昇格にあたっては、運営費の支援の他にも「地域のクラブチーム」として県民(特に
    若い人たち)に理解・応援していただくことが何より重要であることから、9月補正での対応を検討中。

      【9月補正】 スポーツによる情報発信・地域おこし支援事業     6,477千円
   

4.  押し貸し対策の連携と強化について
   ≪回答≫
     消費者センターと県警が協議し、適切な対応方法について改めて全警察署に周知を図ったり、毎月
     開催している「多重債務・ヤミ金融等相談会」に各警察署からも出席して押し貸し被害者への対応を
     行うなど連携を図っているところ。
      また、県・市町村の行政機関、県警、弁護士会等を構成員とする「多重債務・ヤミ金融等連絡協議会」
     を設置して、押し貸し対策も含めヤミ金融に関する対応について定期的に情報交換・協議を行っている。
      今後もヤミ金融被害者の不安などの解消に向けて関係機関が緊密な連携をとり対応していきたい。
      また、県警では、被害の未然防止と拡大防止のため、ヤミ金融の撲滅に向けて取締りを強化すると
     ともに、相談マニュアルの改訂を随時行うなど警察安全相談体制の充実と広報啓発に努めている。