盆栽は手軽に、持ち運びできる鉢に、樹木などを植えて育て、その姿があたかも、自然の中にある風景の一端を 感じらさせるような、樹形に作り上げていく。 そして、それを観賞するものです。 植物を鉢に入れて育てる、 という部分では鉢植えと同じですが、その目的は大きく異なります。 鉢植えは、花や実、そして葉など、 植物自体の持っている美しさを、楽しむものです。 それに対して盆栽は、盆栽によって呼び起こされる 自然や風景を楽しむのです。 例えば旅行などをして見た美しい松林、山の崖から生えていた力強い樹木、 そんな自然の中にある風景を鉢の中で表現するのです。 つまり、大自然を縮小した、小さな世界を人間の 手で作りだして、それを、床の間などの室内に飾り、小さな大自然を楽しむ、それが盆栽の楽しみです 盆栽の目的は、あくまでも家の中など、室内に飾って楽しむもの。 自然に生えている大木などは、家の中に 持ち込むことはできません。 必然的に、床の間に飾れるような大きさ(床の間の寸法から割り出して、 二尺=60cm位が、基準になります。)の、樹木に育てることになります。 人間一人で、持ち運びが出来ないものは論外ですが、だからといって、小さな若木では、自然が持つ ダイナミクスは、創りだせません。 そこで、小さくても何十年も生きてきた、古木のような味わいが、 必要になってきます。 つまり、大きく成長せず、なおかつ大木のような姿の樹木を、鉢の中で育てていくのです。 そして、大自然を再現するのですから、自然の中にある、あらゆる種類の樹木が、その素材として使われています。 盆栽用に開発された大きくならない、特別な小さい樹木というものはありません。 もちろん向き不向きはあります。 そこで、樹種ごとの性質を見極め、芽を摘んだり、枝を切ったり、枝や葉をこましたり培養技術を駆使して、 なるべく小さなサイズで、立派な古木のような風格を、育んでいくのです。 まさに人間の英知を絞り、 大自然を縮小したものが、盆栽なのです。 |
地味な趣味ではあるが、なかなかいいものです、興味のある方、まだまだ新米ですが
自前の物やら、知人の物やらいくつかの鉢を撮ってみましたので、御覧下さい
撮影 06”.9月
カエデ
もらい物です・・・・
南天 不明※もちの木に似てますが。。
もちの木らしきのUP!です
不明 ※脇の方からから三つ葉のクローバーがチヨロ!チョロ!と・・・
現在、不慣れの為、鉢を増やすと管理、不行き届きになる恐れがあり、初心者向きの、安価で手に入る
物にて少しずつ慣れて、行こうかと思ってるところです、また鉢を殖やすにあたって、スペース確保の問題
日照的環境の事やら・・・まぁ、まだまだ分らない事が多いので、、”ぼちぼち”やります。
近所の土手に生える野草へ(2003年)
ここ最近、始めたばかりの盆栽・及び鉢植え。。。。。
知人宅の鉢植えのボケ、ヒコバエどころか鉢の下から根を伸ばし、 庭木になってしまう寸前で乱暴にスコップで掘り上げた一部。 来年の芽出しの時期まで生死は分からないなと思っていた矢先に 芽が出ていました(驚) わずか一ヶ月程。自然って凄いなと感じました。 |
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知人宅のモミジから種子が落ちて自生していた幼苗を頂いたものです。 乱暴にも成長期にも関わらず、活着確認後、早速針金を掛けました。 高木性の木なので、かなり伏せ込んでも上向き枝が期待できると思っています。 来年の芽吹きが一番楽しみな一鉢です。 |
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普通の山椒、盆栽ではあまり聞かない樹種。 しかもちょっと暗いトコを好みそうなので、保水を考え 赤玉5、腐葉土5に炭を適量、土の上には水コケを張りました。 |
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我が家一の暴れん坊(笑)赤松 腰高 徒長 当たり前(爆) 来年から手を入れようと、今年は施肥に励みま |
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挿し床には夢が詰まってます。 根張りが気に入らなくて挿し木どころか挿し幹した山モミジ (葉は完璧に枯れました) 以下挿し穂 モミジ 青龍 紅しだれ 胡蝶の舞 皐月 紅花種 紫式部 小紫式部(活着) ボケ 大晃錦 |
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見たままですが、難を転ずる南天。 コケ?も趣味良いなと個人的に・・・ |
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知人からの頂き物。万両 何やら良さそうなコケまで着けて下さって感謝してますが、鉢底を見ると〜 水捌けが悪そうです。来春まで何とか潅水をこなし、水捌け良く植え替えます。 |
我が家のカリフォルニアローズの寄せ植え 最近は盆栽の世話の傍らでしたので盆栽ついでに 液肥 置肥 メネ○ール 甘やかし三昧 気付けば 「最近花咲かないな〜。でも幹は育ってるよね」 ここんとこは、葉を落としながらでも幹を伸ばすこの子。 土を見れば 「根詰まり?」 と思いつつ掘り返すと、鉢中一杯に根が回ってました(汗) 思い切って根切りして寄せ植えに仕立て直しました。 成長が強い白は手前に懸崖(半懸崖)気味に 一番花色の好きな赤を左上直幹気味に ピンクを右に添え、右に泳がせつつ、脇役ながら無くては名脇役へ |
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御覧頂きありがとう御座いました m(__)m