ボロブドゥール 1

「朝4時には、荷物を廊下に出しといてね。」と、とんでもない指令が。朝いちの飛行機でボロブドゥールへ出かけるためだ。デンパサールからジョグジャカルタヘ。(時差はさらに-1時間)
乗り込んだガルーダ・インドネシア国内線は、お〜っほっほっ!!ビジネスクラス。ゆったりシートに、暖かい食事。幸せな、1時間だ。

 ジョグジャカルタに着くと専用バスが待っていた。
乗り込んでボロブドゥールへ向かう。 

 

 ジョクジャカルタの町中を走る庶民の交通機関といえば、バイク。2人乗り、3人乗りは、当たり前??バリではなかなかお目にかかれなかった、輪タクも、ここではたくさん見かける。露天のメット屋さんが目をひく。ガソリンスタンドの屋根も、インドネシア風の瓦屋根なのが、面白い。朝の風景はどこの町も同じだ。職場へ急ぐ人、そして、子どもを学校へ送っていく、お父さんのバイク。バス停には、学生さん・・・・うん?ちょっと待て。今日は、1 2月30 日だぜ?? 「お正月は、旧暦で祝うので、学校はお休みにはなりません。12月30日も学校行きます。31日も、午前中は行きます。1月1日だけお休みです。」と、ガイドさん。いろいろな宗教の人が共に暮らす島。宗教によって、休みの取り方も違うのだそうで、ひとクラスの中でもイスラムのラマダンの時期は、イスラム教徒の子どもたちはお休み。クリスマスの時期には、カトリックの子どもたちがお休みで、仏教のお祭りの時期は、仏教徒の子どもがお休みで・・・と、満足の全員揃うことがないので、先生はたいへんなのだそうだ。

 ボロブドゥールの村に着くと、まず朝市へ。ここの朝市も、お母ちゃんたちが元気だ。なまずをさばいていたり、ランブータンを売っていたり。豆腐、もやしなど、日本の食卓でもお馴染みの素材もある。