大阪弁天町の交通科学館での、ペットボトルを用いた飛行リング の製作風景（平成９年８月３日実施）。 ペットボトルには円筒形のものを使いましょう。ＣＣレモンや ファンタ、ミリンダ、三ツ矢サイダーなどが作りやすいです。ウー ロン茶などの四角いものや、ポカリスウェットやコカコーラなど の表面のでこぼこが激しいものは向きません。
作り方： ６，７ｃｍ程度の長さに輪切りします。初めはカッターナイフで はさみの穴をあけておきます。片側におもりを巻きます。トラック の荷崩れ防止用の平ゴムひもが、重さが適当であり、あたっても危なくないので便利です。このゴムは両面テープでは接着しにくいので，タッカーで針を打ち，ラジオペンチで針の脚をしっかり折り曲げて固定します。おもりは、残ったペットボトルの部分から切り出してもかまいません。
2009年9月27日賀露小学校4年生PCA事業で，飛行リングとプラコプターを実施。写真では紙製のものを飛ばして投げる練習をしている
左端の湖東中学の科学部の生徒が持っているのがペットボトルの胴を用いたもの
飛行リングはアメリカ軍の若者が，コーラの缶を飛ばして遊んでいるところから生まれたものです。商品として「Ｘ-Giro」という名前で売られています。写真はアルミ缶で作った飛行リングです。セロハンテープを両端に巻いて，切り傷ができないようにしています。
投げ方： 円筒を通して向こうが見えるように目の前に持ってきて、アメフ トのボールを投げるようにシュート回転をかけて投げます。風がな いときは、５０ｍくらい飛びます。おもりを重くするともっと飛ん でいきます。飛ばし方を工夫して競争しましょう。
