蝉の羽化 '07.7.27
千葉県新松戸の公園で,蝉の観察会が行われました。午後7時から1時間のアブラゼミの羽化を撮影しました。アブラゼミは木に植え付けられた卵は越冬し,翌年孵化して土にもぐり,数年間木の根の汁を吸って成長します。何度か脱皮を繰り返し,地面からでてきて羽化し,羽根の生えた蝉として,次の生命を育むため,ジージーと鳴いて,次の生命を育みます。
背中が割れて柔らかい身体が出てきた
頭を下にして重力を利用して抜け出す
腹筋運動を繰り返して,まだ乾ききらない白い脚で,上の葉につかまろうとする
抜け出した。羽根がこれから伸びていく
体液を羽根に送り込み,伸ばしている。もうすぐ羽化が完成だ