化石コレクション


美祢市化石館で売られているアンモナイト(400円)

アンモナイト(Ammonites)の化石
古生代デヴォン紀から中生代白亜紀末に海中に生息していた有殻の頭足類の絶滅分類群。名前は殻の形態が古代エジプトの神アモンの持つヤギの角に形が似ていることから(広島紀伊国屋書店にて購入)

三葉虫(Trilobite)の化石
カンブリア紀に現れて古生代の終期(ペルム紀)に絶滅した節足動物。古生代を代表する無脊椎動物であり、示準化石としても重視される。外見状から中軸および2つの側葉というように縦に3つの部分(肋葉)に分かれ、3つの葉の虫という名前の由来となる

ウミユリ
ウニやヒトデと同じ棘皮動物の仲間。古生代に広範に産出し、地質時代に非常に多様な種類が現れた。それらが多量に集積した場合ウミユリ石灰岩と呼ばれる。多くは幼期では固着、成体では可動性となる。ウミユリ類は5億7000万年前のカンブリア紀に出現し、その中でジュラ紀に出現したコマツリナ科は、現在も生息している(広島紀伊国屋書店にて購入)

ウミユリ化石入り赤色凝灰岩(美祢市伊佐町 3億5千万年前)
海底火山の噴火により酸化して赤色になった火山灰が混入した石灰岩質の堆積岩。山口県の化石の中で最も古い時代のウミユリを多く含む(美祢市化石館にて撮影)


大型石灰岩化石
石灰岩が赤土などと接触する部分だけに現れる(美祢市化石館にて撮影)。

美祢市の(株)徳並石材店にて,フズリナ入りの大理石を分けてもらった(2007年7月)

サンゴの化石(美祢市化石館にて撮影)

腕足貝の化石(美祢市化石館)
古生代カンブリア紀に出現し、古生代によく栄えた。(美祢市化石館にて撮影)

フズリナ入り大理石とキーホルダー(化石館にて販売(300円))
フズリナ(fusulina)
古生代(石炭紀〜ペルム紀)に全盛期を迎えた有孔虫。約1億年間生息。石灰質の殻を持っており,秋吉台などの石灰岩中に多量に存在する示準化石

美祢市化石館で売られているキーホルダー中のフズリナ

徳並石材店よりいただいた大理石中のフズリナ

モササウルス(Mosasaurus)の歯
白亜紀後期(約7,000万年前)
広島紀伊国屋書店にて購入(1,575円)

徳並さんからいただいたものを破砕して,直角に切って磨いて見ました。3Mのラッピングフィルムシート(車の塗装仕上げに使うもの)#8000で磨くとすばらしい光沢が出るし,水も不要です。右側にフズリナが見えます。左端は私の左手の指です。
このような断面をいろいろ作ってみます。