○こんな実験です 風の谷のナウシカが腐海の森に住む王蟲を呼ぶときに使ったのが蟲笛です。竹を切り,穴を開けて振りまわして鳴らしましょう。 ○こんなことが学べます 笛の原理が学べます。同じ面を向けて回転させるための羽根の働きが体感できます。 ○こんな仕組みです ナイフエッジに空気の流れがあたると渦ができ,いろんな周波数の音が生じます。その音の中で,竹の穴の大きさに共鳴した音だけが強く出ます。板で作った羽根がないと竹筒が回転して音が途切れます。この羽根により,一定方向に穴を向けて,音が連続して鳴るようになります。 |
竹で作った蟲笛 |
裏から見たところ |
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○準備しよう 竹(節が2個あるもの φ20mm×15mm程度),板材(100mm×40mm×2mm程度),針金φ0.1mm,凧糸(400mm),のこぎり,カッターナイフ,ドリル |
○作ってみよう @ 2個の節の間にのこぎりで横方向の切れ目(長さ40mm程度)を入れ,それらの間をカッターナイフで削っていきます。 A 穴の中央が薄くなったら,3mmほどの幅で穴を開けます。 *注意 穴の縦方向のエッジ(端)はするどい方が笛になりやすいです。 B 竹の先端付近にドリルで穴を開け,凧糸を取りつけます。 ○遊び方 凧糸の一端をしっかり持ち,振りまわします。動画を参考にしてください。 ○注意しよう 近くに人がいたり,壊れそうなものがあったりしないところで遊びましょう。 動画を見る |