ろうそく燃料をたっぷり積んで,太めの銅パイプでしっかり進むハイパワーのポンポン船 |
○こんな実験です ポンポン船の工作時のデモ用に,大きめのものを作ってみました。小型ろうそくを8本積んで,しっかり噴射しながら走ります。 ○こんな仕組みです ポンポン船を参考にしてください。 ○準備しよう 銅丸パイプφ4*0.5mm 0.5m(1mで2個分),白木の板,栄養ドリンクの蓋,油性ペン,毎日ローソク(小粒170本入り),のこぎり,錐,ペンチ,接着剤(セメダインXやゴム系),やすり,サンドペーパー ○作ってみよう @ 銅パイプを単三電池に巻き付けてコイルを中間に作り,ボイラーにします。 A 白木の板をのこぎりで切り,接着剤で張り合わせてやすりで整形し,サンドペーパーをかけます。さらに油性ペンで塗装します。 B 錐でパイプの通る穴を開け,ろうそくを入れる蓋を接着剤で本体に貼ります。 C 銅パイプを本体に開けた穴に通し,ペンチで曲げて炎の当たる位置に調整します。また,後部の吹き出し口を,水平になるように曲げます。 ○製作の注意 船体の木を貼り付けるとき,木工ボンドは水に溶けるので不可。銅パイプは何回も曲げ伸ばしすると折れるので注意。電池に巻き付けるときも慎重に少しずつ位置をずらして曲げていこう。 |
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銅パイプの中央を単三電池に巻き付ける |
白木を2枚重ね,接着してやすりでけずり,サンドパーパーで仕上げる |
好きな色に塗装する |
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銅パイプの通る穴を開ける |
栄養ドリンクのふたに,小型ろうそくを詰め込む |
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○動かし方の注意 ポンポン船でうまく動かない一番の原因は,水がパイプの中に詰まっていないことです。勢いよく蛇口から流れる水を片方のパイプに通し,他方から吹き出るのを確認します。スポイトや注射器で入れるのもいいでしょう。自励振動がうまく生じたら,右図のように振動する波が発生します。持ち上げると熱い湯が噴き出すので注意しましょう。 |