約40年前の学生時代、米ドルが360円時代において、西欧は夢のまた夢だった。
1年目にアルバイトで貯めたお金を基にして、1971年の夏に、国鉄の均一周遊券を使い北海道を約4週間、寝袋・簡易テントや夜行で夜を過ごし、空腹に苛まされることを想定して事前予約していた1泊2食550円の公営ユースホステルにも泊まり、空腹を解消していった旅行は、主に山や僻地・離れ島巡りで、1日1,400円弱を費やした。 |
当時の航空券は、今のように正規格安がなく、片道40万円以上だったはず・・・。鉄道は今180円の鳥取〜湖山が30円から60円になった時代。大雑把だが、当時の40万円は、現在なら120万円、往復240万円か・・・。とても、学生の身では行けない。ちなみに、アルバイトは時給が120〜130円、飯屋の定食が120円程度だった。 |
北海道を彷徨ってから40年目の2011年5月。東日本大震災後でも、米ドルは80円程度と円高が続いており、英ポンド(£)も、1990年の鳥取市企画の青年海外研修団員として訪れた際は、1£264円だったが、2011年は円の価値が約2倍、1£130円台前半。 |
日本円の価値以上に、航空機運賃が安くなっている現代であり、さらに、情報(入手・処理)が極めて安く、かつ、速くなった。そう、インターネットの普及・定着と大容量、高速化である。 |
これらの変化があり、かつ、還暦を過ぎた自身に負荷(=研修)する姿勢で臨んだのが、今回のロンドン単独行であった。以下は、インターネットで購入・予約した項目の一覧 |
● フィンエアー(フィンランド航空):インターネットで無料会員登録、正規格安運賃でeチケットを購入、座席指定、ネットでの前日チェックイン(〜帰路は現地のインターネット・カフェに初めて入って達成)
◎ 機の座席は、自身にとっては、極めて重要で、往路が対A側の後方席、復路が後方のA席が願いである(〜 。購入 |
● ロイヤル・フェスティバル・ホール(RFH):インターネットで無料会員登録、座席指定をし、ネットで購入(若干の寄付金付加) 付:RFH のボックス・オフィスで、購入した3演奏会の初日にチケットを入手 |
● ticketmaster UK(英国チケットマスター):インターネットで無料会員登録、ミュージカル4演目の座席指定をし、ネットで購入(寄付金付加)、日本への郵送手続き、事前にチケットを入手 |
● ロイヤル・アルバート・ホール:インターネットで無料会員登録、1回(一夜)限りの演奏会の座席指定をし、ネットで購入(寄付金付加)、日本への郵送手続き、事前にチケットを入手 |
● ヒースロー・コネクト:インターネットで無料会員登録、空港からパディントン間の往復券を購入 |
◆ 大英観光局(日本後対応):インターネットで無料会員登録、ゾーン1・2のトラベルカード7日間券をネットで購入し、郵送で、事前入手 |
◆ スカイゲート社〔日本語対応〕:インターネットで無料会員登録(2009年)、ホテルの予約・購入(〜比較した結果、場所・価格に優れていた同社でネット購入
● ホテルにメールし、ノーフォーク・スクェア(公園・庭園)側の部屋をリクエストし、実現! |
◆ みゅー社(μロンドン)〔日本語対応〕:インターネットで無料会員登録(2009年)、メールで打診した結果、格安チケットの案内を得たレ・ミゼラブルのチケットをネット購入 |
* ホテル・グラスミア大阪:大阪での前泊〜楽天トラベルで予約(OCATに隣接し、関空へのアクセスが良い点と、英国のマナーハウスを想定した室内装飾等、通常は泊まらない高い価格が非常に格安で出ていたことでの予約だった。オマケにコーナー・ツインが提供された!) |
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勿論、上記以外に、各種の情報をインターネット・ホームページ等を介して得て、シミュレーションを重ねて、旅程概要を構築していった。 |
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事前の天気予報は、大阪前泊・出発日(土)、ロンドン到着日・翌日(日)が雨模様で、他の日も月曜日を除いて、降雨の可能性があり、然も、現地到着後、BBCの天気予報で、帰国前日(金)、帰国日も前線が通過することでの悪天候! 今回こそは、雨を覚悟していたが・・・。 |
住宅を改造したホテルは、規模が小さく、家庭的な雰囲気があり、一人で7泊するには、利便性が非常に良い立地と合わせ |
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