いなばにあん 時々嘘つかないTOPへ
my foolish heart

「べんとーさん忘れてもかーさん忘れるな」,雨と無知との遭遇いなばにあん いの の日記。

2014年9月30日(火)遠くでチャイムが鳴っていた
 女性ばかりのグループ。婚活中という皆さんだったらしい。残念、その少し前に独身の方がいらっしゃっていたのだった。
 その30代の男性によると、小さな職場と家との往復で、なかなか日常生活には異性との出会いがないようである。
 当方と同様、平日の明日が週に一度の休日とか。休日もご予定がないらしい。で、そんな休日でも6時台には目が覚めるという、当方には考えられほど真面目な朝を迎えられるようだ。たっぷり長いいち日なのだから、よいことが起こればいいのだけれど。
 そういえば、今朝は7時台にチャイムが鳴った。からだで反応したのは耳だけだった。ごめんなさい。おかげで良いいち日だった。

2014年9月29日(月)成長をしないと決めて
 いただいた梨がそろそろ終わる。梨の次は柿だ。
 梨の木はないけれど、柿の木はある。「紅魁」と隣のおじいさんに教えられたというか、接ぎ木をしてもらった、今となっては100歳で亡くなったおじいさんの思い出の1本である。
 もうかれこれ40歳ほどになるのではないか。それなのに、さっぱり成長しない。いや、見事に。桃栗三年柿八年どころではない遅さ。まだ当方の背丈ほどなのである。
 それでもたまさか結実することがあって、今年も実がなっている。10個ほど。それを本日収穫した。
 富有系らしいが、とても小さい。とはいえ、なかはすべて糖質ではないかと思われるほど。大変甘くて美味。剪定等をして手をかけてやれば成長のスピードがあがるのか、それとも施肥が必要なのか。
 ここまで生き残ってきたのだからもう少しかまってやろうと、実を採りながら思った。

2014年9月28日(日)いろいろな大人の女性の
 「あらっ、わたしの本じゃないわよ。」
 「作者にも書いてもらおうとう思っているんです。ぜひ。」
 と無理矢理サインをお願いした。
 2002年8月25日、皆生温泉の「天水」でのできごとである。
 そのころ組合の役員をさせてもらっていて、土井たか子さんが出席される会合の準備や受付担当のひとりだったのである。
 そんな土井さんが演説を終えて出てきたところに、樹村みのりさんのコミックにサインをお願いしたのだった。当方が持参したマジックで書こうとされたけれど、書きにくそう。わざわざメガネを取り出し、さらにバッグから筆ペンを出し、テーブルまで移動して自分の名前と日付を書かれたのだった。
 厚かましいことである。周囲の皆さんはあきれて見ていたことだろう。とはいえ、頼んでみるものだ。他組合の皆さんの羨ましがられること。多分、コミックにサインをされたのは最初で最後だったのではないか。
 土井さんのサインのある『土井たか子グラフィティ』を読み直している夜である。

2014年9月27日(土)午前中だけならまだよい
 偶数月の土曜日は半日の勤務をするようになったとかで、午前の勤務終了後にお立ち寄りの皆さん。この1・2年の出入りで、半分以上は当方が知らない人になっているらしい。
 で、昨日いっちゃんにお会いしましたよ。それほど変わってなくてびっくり、というような話をしたら、わたしが入ったころはすでにいっちゃんは非常勤であまり馴染みがないんですというような皆さん。えっ、もう折り返しの年齢を過ぎている皆さんがよく知らないというのは相当昔の人だったということ?15年ぶりくらいかと思っていたのだが、25年ぶりくらいだったのかも知れない。
 そのころとあまり変わっていないって、昔から今の雰囲気だったということだろうか。すごいな。
 あの頃より今の方が若いと思っていらっしゃることはなさそうだけれど..。

2014年9月26日(金)ひとつずつ失っている
 髪が少し白くなったけどそれほど変わらないわね。とおっしゃるのだが、いゃあ当方はもう白くて薄くて。
 15年ぶりくらいか。割合、かわいがっていただいていたような。手も握ってくださる。お世話になりました。
 そうやっておっしゃる方のほうが変わっていないようにも。お会いしなかった分ほどの年齢差。このあたりの年齢になってしまえば、変わり方はゆっくりなのだろうか。ちょっとびっくり。
 これから15年後の当方はもっと変わってしまっているだろう。
 髪も黒いし、女性はすごいな。

2014年9月25日(木)物置のガラスに張って
 隣のおうちの車庫兼物置の窓ガラスに張り紙がしてある。透明ガラスの内側に張ってあり、透けて読める文章は、犬を散歩させている方向けの内容だった。
 窓ガラスのした付近の砂利で犬を遊ばせる方がいらっしゃるようだ。砂利が飛ぶと隣にも迷惑と、わがやの心配もしてくださっているが、メインは糞の始末らしい。持ち帰るのは飼い主の義務と書かれていた。
 道幅が広い割にはクルマの通行量が少ない道路である。犬と一緒にウォーキングをされている方も多い。朝も昼も夕方も。ちょうど境界で人目につきにくい(わがやからはよく見えるけれど)場所の砂利。犬が喜ぶのだろうか。
 それにしても達筆である。はじめてお隣の方の文字を見させてもらった。四捨五入で100になる方とは思えない若い文字である。
 料理をつくるのが健康の秘訣ということだったけれど、こんな刺激があるのも健康にはよいのかも知れない。 

2014年9月24日(水)本日のよいことだろうか
 「大当たりです。おめでとうございます。」レジで。
 レシートと一緒に出てきた当選券をサービスカウンターまで持って行くと豪華賞品と交換してもらえるらしい。どれどれ。
 豪華なひげ剃り、というか替え刃方式のシェーバーだった。何ですの、ただの試供品じゃん。
 全員に当選を出しているのではないかと見回したけれど、そうでもないようだ。数名に1回の割合で当選券が出てくるのか、あるいは買い上げ金額に応じてか。
 当方が毎日使っているものより高価そうな1本ではある。一緒に替え刃の案内も入っていた。8枚で2380円とか、12枚で2880円とか。高すぎしんさく。プリンターと同じように、消耗品でお稼ぎのようだ。
 女性買い物客にも当選券が発行されるのだろうか。 

2014年9月23日(火)カーテンがしまっていたけど
 チャイムの音が。世間の皆さまには朝なのだろうが、当方にはまだ夜明け前。
 「宅配便屋さんかしら。」
 「こんな早くからはないんじゃないの。今日は彼岸だから、ご近所の方がおはぎを持ってきてくれたんでは。」
 ピンポーン。正解だった。
 「カーテンがしまっていたけど。」
 きなこと小豆の2種。ありがとうございます。
 ここのところわが家で増え続けていたのが、ご飯。足りなくなっても困るので、人数分より少し多めに炊いているうちにいつの間にか冷凍ご飯長者である。休みの間に減らすつもりだった。
 今日は大量のおはぎでお腹いっぱい。 

2014年9月22日(月)そういえば休みの前の
 残り10分ほど。空っぽである。ボードを取り込み、明日は定休日のご案内を窓辺に。いつもなら終了しているところだが、だらだらとライブ映像を見ているとチャリンとベルの音。あらっ。
 「まだ、だいじょうぶですかぁ。」
 はじめての皆さん。
 「えっ、ああ、いゃあそろそろと思っていたんですけど、どうぞどうぞ。」
 そういえばエプロンはすでに外していたのだった。
 ということで、それから楽しい時間を過ごしていただいたようだ。
 「いつも何時ころまでなんですか?」
 「あっ、いや、まぁ大体こんな感じで。」
 メニュー等を見る暇もない楽しい時間をお過ごしのようだった。どうもありがとうございました。

2014年9月21日(日)近頃はくじに当たって
 「毎日ですいません。」「いえいえありがとうございます。」
 毎日といっても、昨日はご自分の意思というわけではなく、ご町内の小さな会合へのご出席。
 相変わらず会長問題は解決していないようで、班によっては大量脱会もおありだとか。昨日は、その辺りについての話し合いをされていたようだ。
 定数減や立候補者が多いとかで激戦になるらしい地方議員さんのようにはいかないようで、立候補者がいないゆえ当地はくじ引き。立候補されれば無投票当選だと思うのだが、議員さんほどにはなりたい人がいないのだった。
 団塊の皆さんが多いのだから、頼めばやってくださる方はいらっしゃるはずなのに。
 ということで、来週も会合が。恐縮です。

2014年9月20日(土)豊作のつづいておりぬ
 今年の新米を購入した。支払い代金を聞いてびっくり。噂には聞いていたけれど、そんなに安くなっていたんですの。先月求めた昨年度米より10%以上価格が安くなっていたのである。計算してみると約14%の値下がり。
 一昨年、米価を維持するため全農が米の供給を抑えたのだが、昨年も米はたくさんとれたのだとか。在庫を抱えきれなくなって米を放出するから、今年は米価が安くなるだろうというネットの予想通り。
 消費税アップに加えての野菜や乳製品の価格高騰でなかなか苦しい当方の台所事情だが、とりあえず米だけは当方の味方らしい。
 とはいえ、喜ぶ者がいれば、悲鳴をあげている人もいるのが経済活動の常。農家の方のぼやきが聞こえてきそうだ。

2014年9月19日(金)別の角度で撮影された
 ライブの模様のDVDをくださる方がおありで見せてもらった。ちょっとだけ余韻。と思っていたら、昨日のスペシャル(どこがやねん?)ホットドッグを本日も所望される方が。さいわい食材が残っていて、職人さんが急遽製造販売。 
 メニューにされたらいいですよとおっしゃる。そんなこんなで、本日ホットドッグセットの誕生ということになったのだった。
 じゃあ、誕生日につき本日は特別料金でどうぞ。毎度ありがとうございます。
 とはいえ、業務多忙時はたいへん。昼と夜の間だけということにさせてもらうことにした。
 さて、いつまで続くか。 

2014年9月18日(木)ホットドッグを食べながら
 声楽家の方の時の人数には届かなかったけれど、それでも20人を超える皆さんがお集まりだった。ありがとうございます。ギタートリオのジャズ・ライブ。
 地域から徒歩でお集まりの方も結構おありで、アルコールをたっぷりおとりだったり。歩いて帰ることのできる距離でのライブというのを喜んでくださった方も。
 幼稚園での発表会ライブはもう40年ほどやっていらっしゃるけれど、とりあえず、この坂の上でのジャズのライブというのは初めてのこと。狭いスペースだったのがちょっとだけ残念。
 とはいえ、演奏された皆さんも聴衆の多さに驚いていらっしゃった。なかなか緊張感のあるよいプレイ。アンコールの拍手も自然に盛り上がって、皆さまありがとうございました。おつかれさまでした。 

2014年9月17日(水)葉のでるまえにひらきたる
 花芽の出ていた鉢植え彼岸花の一本が開花していた。この鉢の曼珠沙華の開花は、昨年が9月19日、一昨年は10月5日だったらしい。年を重ねたから花芽の本数が急激に増えるというわけでもなく、相変わらず今のところ7本程度の花芽である。
 玄関に置いているのだが、昨日の花芽を見られた方が、「こんなところに彼岸花が。」とか、「屋敷に植えてあるのは珍しいですねえ。」とおっしゃられる。
 そこそこの年齢の方には、「舌曲がり」は、人の住んでいる屋敷から少し離れたあぜ道辺りに咲く花と思われているようだ。毒のあるものは家から遠くへ。とはいえ、アルコールやらニコチンやら加工食品やら、舌が曲がりそうなものは割と近くにあったりもして。 

2014年9月16日(火)枯れ葉に擬態していても
 琉球朝顔の咲いている地面に、小さな(といっても結構大きい)黒い塊がたくさん転がっている。毎年のことであるが、イモムシがついているのだろう。どれどれ。
 少し枯れている葉と同じ黄色系のイモムシと、樹木化している茎に近いグレーの縞々の木の色をしたイモムシの2匹を発見。長さは10cmほど。巨大と言っても許されそうなレベルである。
 葉っぱの大きな朝顔ゆえ、食欲旺盛なイモムシにとっては食べ放題状態である。スズメガの幼虫。
 蚕のようには繭はつくらず、やがて蛹になることだろう。
 とりあえず、今日のところは見なかったことにしておいた。 

2014年9月15日(月)昼食は体育館で
 小学校では敬老会が行われていたらしい。お昼を過ぎたあたりに、ステージに立たれた皆さまや、観客席にいらっしゃった皆さまのグループがそれぞれご来店。
 当方が勝手にグループ名をつけている皆さんである。夏は暑くて外に出る気が起こらなかったのだとか。そういえばお久しぶり。ここのところはPCのゲームをしていた方とか、カラオケがご趣味の方とか。
 「ここでもカラオケがあるって、だれか言ってたわよ。」
 「はい?」
 「カラオケできるようになったの?」
 「えっ、できませんけど。残念ながら。」
 近々のギタートリオのライブが誤って伝わっているのだろうか。どこかではカラオケハウスと呼ばれているのかも。まっ、カラオケのようなものといえばそのような状態であることも多い。
 ライブ当日に、『酒とバラの日々』とか『枯葉』とか、どうぞグループで歌ってください。グループ名は考えてあります。 

2014年9月14日(日)生産の意欲のさがる
 「ちょっとくらいの雨なら決行です。」
 今週が稲刈りとおっしゃる方が何組か。おつかれさまです。スズメやカメムシ被害だけでなく、イノシシが水浴びをした形跡のある田んぼもおありだったようだ。タケノコ山やカボチャ畑だけでなく、田んぼの中にも出没していたらしい。
 そんな手のかかる米作りだが、米価維持のため全農が供給を抑えたせいで、昨年までの米がだぶついているのだとか。高齢化や人口減で米の消費量が落ちているのにだぶついているのだから、この秋のいなばの米価も下がるのではないかとご心配である。実際、当方がお世話になっているお米屋さんも、途中から13年米の価格を下げられていましたしねえ。スーパーの新米も安いらしい。
 当方にはありがたいことだが、春の田起こし等から手をかけてこられた皆さんはとてもご心配なご様子なのだった。 

2014年9月13日(土)ごちそうは豆腐のちくわ
 当方には滅多にないことだが、世間の多くの皆さまは三連休らしい。連休なればこその、関西や四国等からのお客さまも。ファミリー総出でおもてないしだったり。
 で、なにやら袋を差し出され、「これを切ってもらえませんか。」とおっしゃる。中には、豆腐ちくわにあごちくわ。
 当方にも2本をとおっしゃるけれど、いえいえ全部皆さまでどうぞ。助かります。塩鯖とかもいいですよねえ。という、ご近所の顔なじみの方なればこそである。
 白イカやサザエの刺身とか生牡蠣とか、当方の客人であればもちろんお出しするのだが、店では生もののサービスはやらない方針ですのでご容赦を。

2014年9月12日(金)飼い主がかみつくことも
 リードを外してもらって砂丘を散歩。
 そこへ砂丘防衛隊。ここはリードをはずしちゃあいけませんぜ、旦那というわけである。
 なんでやねん、こいつは穏やかな性質なんや。こいつの性格をしらんもんが余計なことを言わんといてや。あんさん、なんの資格があってそんなことを言うねん。
 まっ、いつも一緒にいらっしゃる方には穏やかさはよくわかっていることなのだろうが、他人様の知るよしもなし。まして、行政系の方にそんなことを言っても詮のないことである。マニュアル通りの対応だろう。
 噛みつくのは犬だけではないのである。

2014年9月11日(木)窓辺で雨を見るだけの
 「雨が降ると来られないのよ。」
 米寿とおっしゃる、おしゃれなご町内の女性。
 「杖と傘は一度には持てないの。」
 そんな不便を具体的に考えたことがなかったけれど、雨の日は窓辺で外の景色を見るだけという方もいらっしゃるのだった。
 それでも、近くにこんな場所ができたことをとても喜んでくださる。
 「食べるくらいよ、楽しみは。」
 パンプキンプリンを「お気に入り」にいれてくださっているのだった。外に出る楽しみができたのだそうな。杖を頼りに。ありがとうございます。
 本日は、戦前・戦中生まれの方にわずかばかりのサービス・デイ。

2014年9月10日(水)大声で歌わぬロックを
 カントリーがお好きということだったからもしかするとと思っていたのだが、3曲めあたりで反応がおありだった。
 「これいいですねえ。」
 おぉ、クリーンヒット。
 「クラプトンなんです。J.J. ケイルをやっていますから、全体的にカントリー系ふうですよね。」
 「クルマの中で聴きたいですねえ。」
 御意。
 ケイルさんは、『After Midnight』や『Cocaine』の作者。といっても、クラプトンさん経由で知ってベスト盤を一枚持っているだけというJ・J・ケイル素人。クラプトンさんはここまでケイルさんが好きだったんだなあという、豪華メンバーを誘われつつ抑制された1枚である。
 地味渋い聴き飽きない。おとなの一枚。

2014年9月9日(火)暗くなりはじめたころの
 3時のおやつのころは行列だったとか。皆さまの退社時間のころはすでに終了だったようです。同じ校区内ですから町がにぎやかくなるのはうれしいこと。盛況でなによりです。
 料金的にも無理のない値段がついていました。おまけが3点も付いてくるのでした。すばらしい。余裕がおありのようです。ということで、たくさんの商品をバイキングふうに少しずつ味わわせてもらったのでした。同業の方と一緒に。
 ぐっじょぶ。最初から完成されたものというのはなかなか難しいことと思われます。さらに進化をされてゆくのでしょう。楽しみです。
 当方もがんばります。予定。
 東に出ていた満月がきれいな夜でした。

2014年9月8日(月)回覧が止まったままの
 回覧板を開くと、回覧板が戻ってこないという班長さんの手書きの文書。止めている方は、NO.2と書かれているこの回覧板と一緒にまわすようにとのことである。
 おまけのように、小学校中学校の通信や交通安全運動のお知らせが挟んであった。
 小学校で調査されたアンケート結果もあって、保護者評価の最低の数字は「よく本を読んでいる」の60%。小学生も本を読まなくなっているようだ。当方と同じ。
 児童の数字では、「この地域のよいところが3つ言える」という質問が3番目に低い数字。よいところが探しにくい町らしい。一番低いのは「勉強のとき友達はわたしをたよりにしている」である。頼られるより頼るのが好きな児童が多いようだ。当方と同じ。

2014年9月7日(日)道順をこどもに尋ね
 「この前いただいたのは酸味が少し強かったから、今日は酸味の少ないのを。」
 今日でご来店2回めの女性である。戦前生まれとご自分でご申告のおふたり連れ。
 「それは失礼しました。では今日は酸味の少ないのを。」
 「あら、先日のもおいしかったですのよ。」
 杖をお持ちだが、なかなかおしゃれでお上品。なにしろ、前回はタクシーで来店され、タクシーでお帰りになられた方なのである。
 いつにも増して丁寧に深煎りの一杯を。
 「まろやかでおいしいわ。」
 ありがとうございます。明日もがんばれそうです。

2014年9月6日(土)波打ち際のコンクリートに
 久しぶりに福部方面の砂丘へ向かった。途中のキャンプ場は混んでいるのかと思ったけれど、天気を心配されてか午前中だったせいか、張られているテントはまだ少ない。寂しい浜坂界隈である。一方、砂丘のおもて界隈はにぎわっていた。前を走っていた京都ナンバーの車は、左折して公営駐車場へお入りである。お気の毒というか、いなばのためにありがとうございましたというか。
 砂丘の先の漁港にはとても痩せ細った黒猫がいた。漁港には餌がたくさんあるのではなかったか。痛ましいほどの痩せ具合である。コンクリートに落ちている魚もないのだろうか。餌をあげる人はひとりもいないのか。病気か。強い意志でダイエットでもしているのならよいけれど。

2014年9月5日(金)面倒なことひとつだけ
 ランチを食べつつライブの打ち合わせ。
 勝手に作ったパンフのセットリストをご覧になり、まだこんな曲もできますと3曲を追加された。
 『バイバイブラックバード』、『ビューティフル・ラブ』、『いつか王子様が』。おぉ、好きな曲ばかり。
 で、食事時ですからなにか食べ物は用意されないんですかとおっしゃる。いゃあ、万が一混んだ場合は(失礼なことを!ごめんなさい。)、サービスするのも大変ですしねえと、弱気の回答。エビマヨというわけには、などと話しているうちに、『テロリストのパラソル』に登場するホットドッグが思い浮かんだ。
 カレー粉をふりかけて炒めたキャベツを挟んだホットドッグ。やっちゃんも気に入る一品である。やっちゃんはいらっしゃらないと思うけれど。

2014年9月4日(木)カセットテープは再生を
 「今日はこれをかけてみて。」とCD2枚とカセットテープ1本。
 「ごめんなさい、カセットテープの再生はここではできないですぅ。」
 中身は、コルトレーンさんの『 Naima』なのだとか。
 「あの『Giant Steps』のですか?」とお聴きすると、別のヴァージョンだとおっしゃる。 もしや『vanguard again』?ここで流すことはないだろうと自宅保管の1枚。残念というか無念というか慚愧に堪えないというかちょっとだけラッキーというか。
 で、CDの1枚はスタン・ケントンさん。ペッパーさんが入っているとはいえ、当方が生まれる前の作品。プログレッシブ・ジャズ。これはこれでなかなか過激。真面目に聴いていらっしゃる方がおありなのだった。
 プログレッシブはロックだけでよいかも。

2014年9月3日(水)贈答用を食べたくて
 電話で起床。寝ぼけた声にならないよう、きちんと喋ったつもりだったけれど、「起こしてしまいましたか?」とおっしゃる。声での判断ではなく、休みと知っていらっしゃる方なれば、多分、もしかしたらというご想像でのご発言ではないかと自分に甘い判断。
 ここのところ続いている、到着しましたのご連絡である。どのようなものだったのか、「みごとなできばえ」と、おっしゃられる。いゃあ、ボクはまだハウスものしか食べていないんですよね。
 ということで、「なつひめ」やら、「新甘泉」やらも買ってみた。ちいさいけれど、どちらも1個198円。
 贈答用が食べたい。

2014年9月2日(火)これから道を切る人たちの
 朝早くにチャイムの音が。
 今日から、わが家前の道路でガス管の工事をされるのだそうな。道路を掘るので車庫から車が出せなくなるけれどもよいですか、というご案内だった。
 ご近所のおうちのそれぞれの駐車場を見ると、すでに車がない。車を使われるご予定の方は、事前に通行止めになっている掘り起こす道路の隅に置かれているようだ。
 当方はとりあえず徒歩通勤。今日は車を使わなくてもなんとかなりそうである。車を気にされることなく、存分に10年分くらい掘り起こしてくださいとお願いをしておいた。おつかれさまです。

2014年9月1日(月)助けてやると声かけを
 アンチウィルスソフトが画面の右下に時々あらわれ、すべて正常ですとか、怪しいのを処理しましたとか勝手に教えてくれるのだが、PCのスピードを速くしてあげますよという案内もあった。
 不必要なアプリを無効化してPCの起動を高速化できますとか、不必要なOS機能を無効化することでPCを高速化できます等とあって、ちょっとのぞいてみると、修正すべき19個の問題を発見しました、お任せください、私たちがPCを直しますとはりきっていらっしゃる。
 で、その下に「コンピュータを最適化」をクリックするようになっているのだが、ここをクリックするといきなり掃除をしてくれるのか、それともここのところ使用していないソフトの一覧が現れ、個別に削除や残留を選択できるのか、そこのところが不明だ。
 人生はギャンブルと思いつつも、今は使っていないけれど必要なソフトを削除されても困ると弱気になったり。
 とりあえず、遅くてもよいので放っておいてくださいということにした。

2014年8月31日(日)新しいピンクの車に
 明日明後日は代休ゆえ出かけますのでお母様のお食事を、とのこと。御意。おつかれさまでした。ボクなんか、陽に当たるだけでもう疲れ倍増で多分ダウンですよ。代休があってもごろごろしていそうですねえ。若い方はお元気。
 そんな余裕のある生活をされている方に対し、当方はここのところ自転車操業。もう追い立てられているような生活で、なにかを落としてしまいそうな気もする。久しぶりに「TODO」に行動予定を書きこんでみた。あと1週間ほどを乗り切れば、自転車生活から解放されると思うのだが。
 そういえば、お隣の男性が車をあたらしくされていた。14万キロ走っているけれど、前所有者がお嬢さんだったようで、とてもきれい。ピンク系。今日もスーパーへお出かけである。若いわけではないが、こちらも相当お元気。

2014年8月30日(土)たどり着くまでの苦労を
 不慣れな方にはわかりにく地域のようで、ぐるぐる近所をまわってやっとたどり着きましたとか、3回目ですとか。なかなかの秘境に住んでいたらしい。
 地図なしで、幼稚園の近くとか、乾燥研の近く等というヒントをもとにおいでのようだ。いずれも案内板のある有名施設ゆえ、割合容易くたどり着くことができる場所。
 で、最初にそちらを目標にしておいでの方もいらっしゃるのだった。幼稚園を一周しても見つかるわけもなく、そちらから探すのは意外に難しいかもと思ったり。申し訳なし。
 なにはともあれ、縁のない方にはその内部はほとんど知られていない住宅地。いなばのピチュピチュ。

2014年8月29日(金)番号を選んでシャープを
 FTPがたち上がらない。「ファイル転送ツールの起動」が反転していて、クリックができない状態。PCを再起動しても、システムの復元をしても状態は変わらず。
 サポートセンターへ電話をすることにした。自動音声で質問の目的を選ばされたり、シリアルナンバーを入力させられたり。対応してくださる方が登場されるまでに結構時間がかかった。
 状況を説明すると、お心当たりがあるようで、オンラインアップデートをしているかどうかお尋ねである。しょっちゅうポップアップのお知らせがあるけれど、インストールの時間が面倒なので、いつも放置していたのだった。
 オンラインアップデートをやってみて、それでもまだダメなら電話をするようにとのこと。
 えーっ、また自動音声に答えるのかよと思ったけれど、インストールしたら改善された。案ずるより聞くが易し。

2014年8月28日(木)うしろからバイクの音が
 高校時代のころにネットがはじまったような気がするとおっしゃる方にはPCは安かったのだろうが、昨日捨てに行ったPCは高かったんですよねえ等と若者に昔話。
 現行機種のひとつは超安物。のせいかどうか、本日はたいへん不調である。指示が伝わらない。システムの復元をしてみたり。
 そんなわけで、夜中に行ったり来たりである。2時30分、夜の散歩者。後ろからは新聞配達のバイクの音が近づいてくる。こんなオヤジは不審者だろう。
 帰りは、明かりのついているおうちを探しながら歩いた。歩行中に見えた28軒のうち、あの明るさで眠るのは難しいだろうというくらいの明かりのあったおうちは2軒。明るい仲間がいるとうれしい。

2014年8月27日(水)捨てる基準の違いたる
 前の車は丁寧に事務所前で停まり、男性が事務所へ。お嬢さんが、あそこに置いといてくださいと入り口の置き場を示されている。
 一応お嬢さんは外に出てこられたが、昨日で顔なじみの当方へは、もう自由になんでもどうぞという感じ。
 「いゃあ、助かりますねえ。」
 DVDプレーヤー等の電化製品をご持参の方とお話をしつつ、当方はプリンターやらNECのパソコンやら安物コンポやらを置かせてもらった。
 当方が昨日置かせてもらった自転車の横には5台ほど自転車が新たに置かれていて、塗装だけでなく機能的にも当方の廃棄した自転車よりきれい。1台もらって帰ってもよいくらいのものも。我慢したけれど。

2014年8月26日(火)高く積まれたPCの
 古いPCを処分することにした。9821とDELLのデスクトップ。どちらもハードディスクを取り外し、抵抗のいくつかをつまんでおいた。
 ディスプレイはCRTである。懐かしいブラウン管。といっても、現在使っているディスプレイもCRTなのだけれど。
 とりあえず2台。その他、ZIPや初期の外付けDVDドライブ等も。ついでに自転車。
 自動車専用道路の終点を過ぎたあたりの産廃屋さん。この業者さんのためかのような便利な道路である。車をエリアに入れると、お嬢さんが寄って来られた。PCや自転車なんですけどと言うと、その辺に置いておいてくださいと事務所へ去って行かれた。現物を確認されるでもなく、置いているところをチェックされるでもなく。もちろん無料。太っ腹である。って、スマートなお嬢さんだったけれど。
 なんでもありらしい。明日はプリンターや9801を運んでみることにした。
 どこかに監視カメラでもあったのだろうか。

2014年8月25日(月)一世代はさんで同じ
 「レコードを見せてください。」
 「どうぞどうぞ。」
 若い方に見えるけれど、プレーヤーでジャズをお聴きのようだ。楽器も演奏されるとか。残念ながら、段ボール箱も中身の盤も残り少なくなっている。お気に入りは少ないことだろう。
 ということで8枚ほどをピックアップされた。
 「祖父が聴いていた盤なんですよ。」という1枚は、MJQの『ピラミッド』だった。
 いいですねえ、おじいさまの趣味が受け継がれているなんて。と思ったけれど、隔世のご趣味のようだ。そのようなことも起こるものらしい。
 とりあえず当方にもそのようなことが起こらないとも限らないし、と思うことにした。

2014年8月24日(日)種の形を知っている
 ひまわりが咲いた。まだ背が低いのに。
 種はいつ蒔いたんだっけと振り返ってみると、6月末のことだった。4粒のうち2つが芽を出し、ひとつは強風で倒れた。育ったのは1本だけだが、ひまわりの種蒔きから開花まではほぼ2か月ということのようである。
 背丈は60cm。その咲きようが見事だったから種をもらわれ、当方にもわけてくださったのだろう。相当大きなひまわりだったと思うのだが、少々小ぶりすぎるようにも。夏に間に合わせるために、どこかを端折ったのだろうか。なにはともあれ、これで何とか次世代に続きそうである。
 そんな今日は、鉢植えの百日紅も花が4つ咲いた。種から育って3年め。去年よりはつぼみの数も多く、しばらく楽しめそうだ。見おろす百日紅。
 種から育てたものはことのほかかわいい。

2014年8月23日(土)白で描かれた矢印に
 家の前の道路に白い線や矢印やアルファベットが書かれていた。昨日の作業だったのだろうが、暗い夜で気づかなかったのかも知れない。黄色のGというのもあって、こちらはガス管の位置を示しているのだろうか。いずれにせよ、また道路の掘り起こし作業がはじまるようだ。まだ案内の文書は回覧されたりポスティングされたりはしていないけれど。
 それはそれでお世話になりますなのだが、わが家とお隣の道路に描かれた白い矢印には×印の描かれているものがある。
 水道管等の位置が最初の測定では間違っていたということだろうか。
 それともアリババのお話のように、誰かが気を利かせてくださって犯罪行為からわが家を守ろうとしてくだったのだろうか。
 ×はなんだか妄想の起こる記号のような気がした。

2014年8月22日(金)実際に守るかどうか
 「念書を書くように言われたんですけどね。」
 数ヶ月だけの短期バイトが決まって行ってみたら、担当の人からそのように言われたのだとか。指定の金融機関に口座を作るとか、クルマを購入する際は某社のクルマをかならず購入しますというような内容だったらしい。
 短期のバイトでそのような念書を書かされるというのはよくある話なのか。ブラック?
 まっ、大人の対応のその場しのぎという手もあるかも知れないけど、ボクだったらイヤだなぁ。 

2014年8月21日(木)人目につかぬ場所を選んで
 雨で水のたまった池の水際にやってくる蜂を目で追いかけると、ほったらかしで枝が伸び放題のつつじの中へもぐっていった。あやしい。スプレーを発射。
 続々とアシナガバチが出てくる。10匹ほど。枝のなかに巣をつくっているようだ。
 放置したままのクルマの後輪カバー辺りにも同じように蜂の姿。これも怪しい。とりあえず噴霧。いゃあ出てくる出てくる。蜂が雨をしのぐ場所として役に立っていたようだ。
 本体は雨ざらしで錆だらけになっているのだけれど。 

2014年8月20日(水)ひとのつくった煙であれば
 わが家の近くの更地は雑草の楽園であるが、少し離れた場所の更地のいくつかはおうちが建てられている。
 そのなかでも、市内を一望でき、花火大会の際は遮るもののなさそうな、当地では一等地と思われる更地にもおうちが完成していた。
 「いゃあ、あの場所にボクも住みたかったですねえ。」とご近所のお姉様にお話しすると、「公園がその前にあって、町内会でBBQをしたりするからイヤだと言っていた人が同じ筋にいたわよ。」と教えてくださる。「今年の花火大会の夜もBBQだったようだし。」
 花火を見ているとBBQの煙が流れてくるのかぁ。
 「そうなったら、その日は自分のうちもBBQにするとかはどうですかね。」 「肉はきらいな人らしいわよ。」 「シーフードでは?」
 とりあえず今の場所でよいと思うことにした。 

2014年8月19日(火)クレーンで掘り起こされた
 「ちょっと車を入れさせてえなあ。」とお隣の男性。「どうぞどうぞ。」
 入ってきたのは若者の運転する大型のクレーン車。駐車場の車が少なくなるのをお待ちだったようだ。庭木を抜くことにされたのだとか。ご自宅側からでは大型車を入れることができないので、わが家側から一気に掘り起こしてもらう作戦のようだ。
 一番の巨木は、植えられてから30年ほどになる花梨。花梨酒やらジャムをお作りになっていたのである。無花果も山茶花もごっそり。結局、12本ほど抜かれたそうな。大きくなりすぎて大地からひき離される木々。残っているのは百日紅やハナミズキのように見えるスマートな木である。年齢を考えられ、いまのうちに庭をきれいにしておこうと思われたようだ。
 ただいま95歳。きょうもお元気である。

2014年8月18日(月)子守歌うたってくれる
 「3Dよかったです。」
 あらっ、砂の美術館はこんな時間までやっているんですねえ。
 お茶の合間にクリームとかフロイドの名前が登場。では音楽も映像で。まずは68年のクリームから昨年のクラプトンさんまで4枚ほど。拍手まで。ありがとうございます。このワンダフル・トゥナイトは悶絶ものですよね。
 さてフロイド。最後までは無理だろうと思いつつ、無謀にも『Echoes』。半分くらいのところで、じゃあそろそろという雰囲気だったけれど、後半のドラム活躍盛り上がりパートが始まり、結局最後まで。1曲25分。途中退席させないチカラが『Echoes』にはあるのかと惚れ直した。さらに次の『Wish You Were Here』まで続いたのだった。
 「3Dよりよかったかも。」同行のお嬢様が。ありがとうございます。

2014年8月17日(日)きゅうに値上がりしたものは
 ここ数日、野菜が高い。台風シーズンのつきものとはいえ、キュウリがきゅうに1本158円とか、2本で258円とか。キャベツも店によっては300円近いお値段である。つい最近まで、新鮮なキュウリをくださる方がいらっしゃったのに。
 牛肉やウナギは別に食べなくてもどうということはないけれど、野菜は値段が高いから食べないというわけにはいかない。貴重な食物繊維。とりわけ、わが家にとっては、キャベツもキュウリも毎日の必需野菜なのである。おまけにタマネギも弱りはじめて。弱り目にタマネギ。
 キュウリ安くなるとよいのだが。

2014年8月16日(土)罅のはいったブロック塀に
 「あのアルバムのストリングス盤をコピーしてもらったんだけど、オリジナルには勝てないわね。」
 「ジャズ・ピアノ・バージョンもありますけどね。」
 キング・クリムゾン。
 かつてプログレが好きだったとおっしゃる3人めの女性の登場である。70年前後のプログレバンド名を次々挙げられる。
 若かりし頃、プログレを女性と語ったことはなかったのだけれど、女性にも結構プログレファンがいらっしゃったんだということがこの歳になって判明したのだった。
 「その横に、『お嬢さん火傷するぜ!』というキャッチコピーのジャケットもありますよ。」

2014年8月15日(金)雨乞いをした次の日に
 本日の「鳥取しゃんしゃん祭第61回市民納涼花火大会」は予定通り開催。雨具をご用意の上、足元にお気をつけてご来場くださいとのこと。それはそれは。
 なかなか微妙な雨具合。見るのを楽しみにしている人や、上げるのを楽しみにしている人等、それぞれのお立場もお考えになりながらなのだろう。
 当地では、見晴らしの良い公園でバーベキューをやりながら花火を見ようという企画もあって、夕方の小雨降る中、テントを張ったりの準備でお忙しそうだ。
 いつの間にか夏だったけれど、いつの間にか夏の終わりになっていたらしい。

2014年8月14日(木)落とした場所の見当を
 往生安楽国までちょうど2分。
 本日は地元から離れた地域の皆さん対象で、ひとり10軒程度だとか。昨日は地元中心で、3手に分かれての棚経。60軒がおふたりで、ご住職は80軒だったそうな。
 世間話込みで7分ほど。おつかれさまです。お経もこれくらいの長さであれば安楽国にいるようにも感じられたのだった。
 とはいえ、相変わらずの煩悩のかたまり。如来が救ってくださろうにも、あまりにも悩み多い心なれば、当方には安楽国は遥か彼方のようにも思えた本日。
 踊り子の皆さんと同じくらい疲れたいち日だった。

2014年8月13日(水)フロントガラスにぶつかった
 県外ナンバーも多い砂丘界隈。助手席の窓からポイポイとゴミを捨てるクルマが前に。北陸ナンバーである。覚えやすい数字。いなばにお金を落としてくださったのだろうが、なんだかなぁの光景だった。そちらのご出身の真面目な知人を思い出したり。画像をアップしたりはしないですけどね。
 まっそれはさておき、とりあえずお墓参り。両側が田んぼの農道を走る。背はまだ伸びきっていないけれど、稲が実をつけている。そんな道路を低空飛行で横切る鳥があまた。スズメである。人よりも先においしいお米を食べているらしい。
 そんな時に、ドンッと一羽がフロントガラスに激突した。脳しんとうくらいで済んだのか、それとも重体だったか。仲間がボクのクルマの後ろ姿を見ていたかも知れない。ごめんね。画像はアップしないでください。

2014年8月12日(火)指に薬の空瓶を
 またまたまたまたオールマン・ブラザース・バンドのat Fillmore Eastが発売されている。LP時代は2枚組だったのが、とうとうCD6枚組。その間、トム・ダウドさんのリミックス盤やデラックスエディション等にもつきあい、もうオールマンの棚はat Fillmore Eastだらけ。なんでも、すべてにおつきあいしている人は8種類くらいのat Fillmore Eastがあるのだとか。
 今回は、編集無しの完全盤らしい。とりあえずこれでat Fillmore Eastも最後ということになるのか。この作品を上回るロックのライブアルバムを探すのはなかなか難しいのではないかと思われる1971年の録音。棚にどうやって置けばよいのか困る写真集かと思うような変形サイズだが、LP盤に近いサイズのモノクロジャケットを立てかけておけば、和室もサザンロックの小部屋である。
 『Liz Reed』好き。4種類の演奏が収録されている。半分は未発表。なんとソプラノサックスの加わった演奏があったとは。ロックアルバムはとりあえずこれ1枚あればじゅうぶん。きょうのところは。

2014年8月11日(月)名簿には生者のままで
 可燃ゴミを捨てに出たら、ご町内の今年のお世話係の方に遭遇。敬老会のご案内とその出席確認をされているようだ。朝早くからお世話様です。なにしろこの辺りのおうちはほとんど該当者あり。
 ついでのように、わが家から数軒先の女性の安否についてお尋ねをされる。
 えっ、数ヶ月前にお亡くなりになられましたよ。おくやみ欄にもありましたし。とお答えすると、お隣の方に聴いてもわからないとおっしゃられたのでとか。お世話係のおうちからでも、4軒目なのである。
 お隣も4軒先の方もご存じないご逝去。都会でもないのにご近所の疎遠さは都会なみらしい。

2014年8月10日(日)時折はげしく降ることも
 近くにあるこどもの国は臨時休園だったとか。台風接近のための措置のようだ。
 台風接近中のため屋内での活動を覚悟してのことだったようだが、休園のためさてどうしようという時に思い出していただけたらしい。ありがとうございます。
 こんな日はたぶん暇だろうからという方もおいでだった。台風なればこそのいつもとは違う流れがあるのだった。ありがとうございます。
 なにはともあれ、わが家界隈はいつ台風が来ていつ去っていったのかよくわからないような状況だった。
 いちばんありがたいことである。

2014年8月9日(土)やや声の高い読経が
 昨日も今日もご近所で読経が。早い。わが家はいつも14日なのだが、よそのおうちはもうお盆の棚経のようだ。稼ぎ時。
 そんな中、うちは棚経はやめたんですとおっしゃる方が。豪気。当方も信心は薄い方だが、いまのところそこまでは。
 お聞きすれば、数年前、指定された日時にお花等を準備してお待ちだったのに、お坊さんがまわられるのを忘れたのだとか。で、じゃあもうお盆の棚経は結構ですということになったようだ。やわらかく。お寺の会費は納めていらっしゃるらしい。
 2分ほどのお勤めで集金ができるというのに、それをお忘れになるとは、なんともったいない。わが家も、いち度忘れてもらってもよいかも。

2014年8月8日(金)当たる葉の硬さによって
 涼しい。深夜の気温は26度。
 外はとてもにぎやかだ。葉っぱに当たる雨の音。弱っていた雑草が一気に元気を取り戻していることだろう。耐えていれば恵みはあるものらしい。
 明日の昼とか、午後とか。本日お会いする方の何人かが情報を教えてくださる。ここのところ当地は免れていましたからねえ等とおっしゃりながら。いゃあ、きっと明日は開店休業ですわ。
 じっとして過ぎるのを待つというチカラをつけるためのいち日になりそうだ。とりあえず恵みは当てにせず。おいしい梨が落ちませんように。なにごともなく過ぎますように。

2014年8月7日(木)汚れなき世界の音を
 昨日は沢蟹ネタのいいお話を久しぶりに書いたつもりだったが、アップに失敗していたらしい。そんなわけで、いつもの..。
 夏だけカフェという方にいくつかCDを作成。『Oldies But Goodies』がお好みらしい。ほぼ同年代。オールジャパンポップ20のランキングを毎週ノートに記していたおかげで、とりあえず2枚ができた。『ジェラルディン』とか『霧の中のふたり』はネットから拝借。便利な時代というかありがたみがないというか。
 レコードを探していたら、小遣いの少なかった高校時代によくこんなLP盤を買ったねえという1枚があった。ジェスロ・タルの1枚。ジャケットが折り畳まれていて、開けば新聞になる。
 「FAMILY FUN PAGES」にはクロスワードパズルやウィークエンドテレビジョンという番組欄もある。CHILERENS'CORNERには(join the dots and find out!)という点をつないでゆくと絵の現れるコーナーがあった。貴重なジャケットである。当時は書き込みをするというようなこともなかったけれど、すぐにコピーが取れる時代である。つないでみた。
 どこがお子さまコーナーやねんという、アダルトな絵が現れた。さすがプログレ。そんなわけで、1曲しかない『THICK AS A BRICK』を聴くはめになった夏の夜。

2014年8月5日(火)台風が来るのかしらと
 山の登山道入り口辺りの宿屋で、葛の天ぷらを食べさせてもらったとおっしゃる方が。
 葛の新芽も食べることができるらしい。まっ、葛根湯や葛粉があるくらいだから新芽も大丈夫なのだろう。
 葛は、界隈に豊富である。かつてはわが家の裏に群生していたし、砂丘との境の道路のブロック斜面にも葛の大群生がある。
 今まで、この周辺で葛の新芽を採集していらっしゃる姿も、葛の新芽がなくなって葛の元気がなくなったという様子も見たことがない。どなたも採集していらっしゃらなかったと思うのだが、来年はこの辺りから葛が消えるかも。

2014年8月4日(月)インスタントのコーヒーの
 店の向かいのおうちが設置している資源ゴミボックスは利用者が多い。昼も夜も。段ボールも新聞や雑誌もアルミ缶も数日でいっぱいになることがある。店の脇にある不燃ゴミのアルミ缶を回収されていた方も以前はいらっしゃったが、ご商売はあがったりだろう。
 なにはともあれ、ゴミ箱を設置するスペースがあれば経済効果が発生するというか、転がり込んでくるというか。ゴミは価値があるというか。 
 自宅近くのステーションはここのところアルミ缶が少なめ。頑張っていらっしゃる方にはもうしわけないような量である。
 そんなカゴの前に、インスタントコーヒーの大瓶が置かれている。2週間ほど前に、「この状態では持ち帰ることができません」と張り紙がされていた瓶。まだ出された方の目に触れていないのだろうか。それとも?
 瓶には、「梅酢漬け」ときれいな字で書かれている。中身が入ったままで。古くなりすぎ、食べることをあきらめられたのだろう。ご近所の皆さまのなかには、放置を気にされている方もいらっしゃるはずだ。沈黙に耐えかねた人がPTAのクラス役員をやることがあるように、やがて善意の方が片付けられるのではないかと思ったりしている。

2014年8月3日(日)いつの間にか八月が
 ロッド・スチュワートさんの『The Great American Songbook』のひとつを聴いていたら、ダンスホールを思い出すわとおっしゃる女性が。場所は末広通りの近くだったような、とか。
 1945年の3月に女学校を卒業された時は、『海ゆかば』を歌われたのだそうだが。
 ときおり、カウンターで昔話を聴かせてくださる方だ。グレン・ミラー等のビッグ・バンドを特に懐かしがられる。たまには、ビッグ・バンドを。といっても、数は少ないのだけれど。
 内容はよくわからなかったけれど、真空管ラジオで8月15日の昼の放送もお聴きになったのだとか。その夜、警報を気にせず明かりを点けっぱなしにできたことがなによりうれしかったそうな。
 こうやって自由にものが言えるのはしあわせなことです。御意。

2014年8月2日(土)忘れないようメモ書きを
 夜遅くまで日本海の向こうが明るい。漁り火のきれいな季節。イカがたくさんとれますように。
 そんな景色を眺めていたら、デッドラインに合わなかった。数日前に発見し、この値段ででてくることは滅多にないだろうとディスプレイにメモを貼っていた一件。
 でてくることもほとんどないのに、相場の1/10。見つけたときに入れておけばよかったのだが、そこはそれ貧乏性。ぎりぎりまで様子をみてから等と思っていたのである。
 履歴から調べてみると、競り合うこともなく、最低の値段で終了していた。がっかり。
 イカを思い切り食べることに決めた。

2014年8月1日(金)未晒の箸の袋に
 口頭でのコメント以外に、時々書きもののコメントを残してくださる方がおありだ。紙ナプキンとか箸の袋とかに。
 先日は、紙ナプキンに長文のコメントをいただいた。達筆。流していた音楽がロック系だったからか、ご自分の好きなバンドをどう思うかというご質問だった。周りには同じようなご趣味の方がいらっしゃらないのだとか。
 残念ながら、当方がかつて1枚買ってみただけのバンドだった。若者系ろけんろーるだと思ったのである。念のために引っ張り出して聴いてみた。やっぱり、もう少し若かったらなあ。とりあえず今度お会いするのが楽しみ。
 本日は、箸袋に「Nice Taste!」とお書きくださったお嬢さん。高校生くらいだったか。ありがとうございます。黙って帰られてもなんの問題もないのに、こんなメッセージを残されるととても喜んでしまう。また来てくださると良いのだが。
 どこでもよいサービスを受けるタイプの人なのだろう。

2014年7月31日(木)ジャケットを手にとって
 ロックでランチ。
 クラプトンさんの『One More Car One More Rider』くらいだったら大丈夫ではないかということで。
 たまたま男性も結構いらっしゃっていて、ジョニー・ウィンターやチャーリー・ヘイデンのジャケットに関心を示される方もおありだった。おお、すばらしい。
 パット・メセニーは『80/81』がいいとおっしゃる。音楽を語ったら長いと思いますよ、とも。頼もしい。音楽が相当お好きなようだ。よいアルバムがあれば当方に教えてやってください。

2014年7月30日(水)公園は静かに過ごす
 公園でサッカーボールを蹴っていた小さなこども達。勢い余ってボールがご近所の窓に飛んで行った。網戸ならよかったのだろうが、残念。大きなガラスが割れる音。
 名前の書いてあるボールはそのままにして逃亡。
 ガラスを割られたおうちは、最寄りの学校へ名前を問い合わせられたらしい。該当者なし。こんどは学校から警察へ。
 公園のボール遊びもたいへんなことになる時代である。なかにはボール蹴りは締め出された公園もあるらしい。
 こども達の見守り隊なんてのがあるようだが、畑のキューリやトマトを頂戴し、泳いでいる川で冷やして食べていた昔のこどもは困ってしまうね。
 ガラス代は8700円だったとか。

2014年7月29日(火)最小限の機能さえ
 FAXの調子が悪くなって、たまさか順調に送信を行えなくなることがある。紙送りのローラー等が不良なのだろう。
 スマホやメールの時代である。もうFAXを買うことはないだろうと思っていたのだが、予想外に早く不調になったものだ。ほとんど使うことはないけれど、ゼロというわけでもないのだった。とりあえず、今ごろの商品の値段をチェックしてみた。
 安い。
 子機付きでこの値段?とびっくりの価格。型落ちなのだろう。とはいえ、のーぷろぶれむ。随分小型で、置き場所も今までより少なくてもよいし。即決。
 これが最後のFAX購入。のはずである。

2014年7月28日(月)橋の上から釣り竿を
 夜の一級河川の橋の上で、結構な数の釣り人。ハゼ釣りでもされているのか。橋を走り終わって曲がると、土手にも自転車や車が駐められている。釣り人は橋の上だけではないようだ。
 夜中にひと雨降ったと教えてくださる方があったけれど、おかげで夜釣りも涼しいのだろう。
 ハゼ釣りは、かつていちばん仲のよかった(と思っている)同僚というか数少ない同期だった男に連れて行ってもらったことがある。ハゼだけでなく、チヌもキスもアジもアマサギもワカメ採りも。その彼に誘われ。その都度、なぜかそこそこの釣果等があって、釣りの才能があることを教えてくれたのだった。
 そんな友人はわけあってずいぶん以前に東の方へ行ってしまった。本当に悲しい時には声がでなくなるという経験もさせてもらったのだった。
 土手を車で走りながら、長く会っていない彼のことを考えていた。

2014年7月27日(日)まだやわらかな土に立ち
 新しく更地になった場所でサッカーボールを蹴っている少年ふたり。といっても、まだ土は固まっていないようで、コロコロ転がる感じでもない。長時間こども達が楽しめる更地にはなっていないようだ。
 わが家の隣の更地は、道路に面している側に柵と金属線が張り巡らされ、人が簡単には入り込めないようになっている。おかげで雑草が大変すこやか。楽園である。わが家の雑草といい勝負。とはいえ、日照りに水を撒く人は隣地にはいない。わが家の雑草には、庭木に撒いた水のおこぼれがある。わが家の方が楽園かも。雑草にとってであるが。そのうち抜くから覚悟しておくようにね。
 新しくできた更地は、こども達が踏みしめているうちに使いやすくなるのだろうか。空き地で遊んだ思い出くらいないとね。こども達の出入りが多いと雑草も伸びにくいことだろう。
 さていつまで自由に出入りできるかどうか。

2014年7月26日(土)抹茶のケーキを食べながら
 お隣の村というか町というか集落に箱のような建物ができ、看板も掲げられ、建物のなかにショーケースも設置された。
 ケーキ屋さんができるようだ。
 お客さんの噂話によると、ヨーロッパで修行された人らしいでとか、周辺情報もろもろ。
 ボクの高校時代にはなかった道路の脇。最近まで、田んぼや畑の多いりっぱな村落だったと思うのだが、住宅もたくさん建てられ新興の町になりつつあるようだ。ケーキ屋さんまで付属の。すばらしい。
 完成が楽しみですねえと、いまのところわが家から最も近いケーキ屋さんのパティシエの方と話しているのだった。

2014年7月25日(金)丁寧にお礼を言って
 ここのところ小さなお子さまグループの訪問が続いている。路地で見かけることもあったり、全然見たこともない子だったり。のどが渇いたので水をくださいとのこと。はいはい。
 この暑いのに外で遊んでいるらしい。髪の毛も汗でふんわり感が失せている感じ。熱中症になっても困るしね。
 2カ所の窓に置いているこども110番のプリントのせいだろうか。近所の個人のお宅にも同じように張ってあるけれど、水を頼まれたりすることもよくあるのか。ご苦労様。
 まっ、うちの方が頼みやすいような気もするのだった。なにしろ水商売なのである。
 結構おいしい水らしい。

2014年7月24日(木)貝柱切り取りながら
 漁港の近くの方から岩牡蠣をいただいた。
 専用のナイフは準備しているのだが、牡蠣の殻むきは少々苦手である。やや小ぶりの牡蠣がスーパーのレジ袋にたくさん。殻を割りつつ貝柱を切り取るという、素人の食べ方ということにさせてもらった。なかには、通常の牡蠣の形にならないようなものも。くださった方が見ればがっかりされるかも。すいません。
 ということで、形はさておき、新鮮な生牡蠣をたっぷり食べさせてもらった。満足満腹。
 念のために梅干しも。実を取った残りの種。そんなものがあるのだった。合計10個ほど。これでお腹は大丈夫。

2014年7月23日(水)先祖返りをしている枝の
 カイズカイブキが伸び放題。緑の炎のごとく。中もジャングルだが、道路から見てもなかなか暑苦しい光景と思われる。午前中の用事を終え、昼の時間帯から散髪に取り組んだ。夕方するのがよいのだろうが、夕方には夕方の用事がある。汗まみれを覚悟。
 ハサミが安物のせいか、刈り込むのに結構チカラが必要である。脚立を立てるための足場も作らなくてはいけないからノコギリをひいて梅やら松の枝を切り取ったり。
 1時間30分ほど作業を続けていたら、なんとなくクラクラ。熱中症というのはこの状態が進行した時のことか。足場の不安定な脚立から落ちたりしてもと思い、めずらしく休憩を取ったり水分補給もしたり。以前は一気にやっていたのだが。暑さのせいだったのか、歳をとったせいか。シャワーのあとで体重計に乗ったら、昨晩より1.4kgほど体重が軽くなっていた。 夜には元に戻っていたけれど。

2014年7月22日(火)夏だから土鍋をだして
 時折FTPの調子が悪くなったりする。
 プロバイダーの問題だったことや、当方のHDDが原因だったことや、理由はわからなかったけれど一晩休ませれば元気を回復することもあったりとか。昨晩もそれ。どうやってもアップができなかったのだが、たっぷり眠っている間にPCの方は元気になっていた。
 長く使わせてもらっているから使用している容量だけは多い。やがてもらっている容量に限界がくるのではないかとも思っているのだった。
 PCに負けないくらい元気になろうと思い、今夜はひとりで夏の鍋にしてみた。梅鍋。毎日食べる木の実。かどうか字源は知らないけれど。
 酸味のおかげで身体がシャキッと伸びたような気がした夜だった。

2014年7月21日(月)業務の厳しい一日は
 印鑑をくださいとのこと。歳を重ねた人用の配布物。どうもどうも。まっ、水分補給をどうぞ。
 こんな配達物を300通ほどお持ちだとか。なかなかハードな一日のようだ。なにしろポストに投函するだけでは済まないのである。
 「留守のおうちも多いんじゃないの。たいへんだねえ。がんばりましょう。」とお送りしたら、たまたま夕方にもお立ち寄り。
 「あらっ、お疲れさま。印鑑はもらえましたか?」
 「100ほど残りました。」とのこと。
 なかなかの配達ぶりである。というか、日中は路地を歩く人はあまり見かけないけれど、昼間にどなたかが在宅のおうちは界隈に結構あるのだった。

2014年7月20日(日)椅子に座っていち日の
 どうすれば昼間から8500円の料理になるのかよくわからないけれど、特別なお集まりだったのでご利用されたのだとか。庭の広さと、小さな料理がたくさんあったことと、和服でサービスされたことが印象に残っていらっしゃるようだった。緊張の昼食。
 庭もないし、大雑把な盛りつけ、コットンのシャツを着てサービスでは、とてもそのような料金をいただくわけにはいかない。うちの17人分である。それを6名様でのご利用なのだからすごいというかうらやましいというか。
 そんな皆さまが夜にはこんなところまで。緊張するようなことがあるはずもなく、とりあえずたっぷりとお楽しみいただいたようだ。
 すいません。夜は100円プラスです。

2014年7月19日(土)椅子に座ってブルースを
 こんな時に聴かなければなかなか聴くことのなかった人たちというのがここのところ多い。申し訳ないことだが。今日はジョニー・ウィンターさん。わが家購読の新聞には顔写真入りの訃報記事である。
 超絶テクニックや移籍のお金の件が有名だったけれど、ヒット曲とかヒットアルバムというのが思いつかない。思い浮かぶのは、髪の毛の色と目がよくなかったということ。そういう方面でのご苦労が多かったのではないか。
 とりあえず本日午後は1969年の2枚。その後はライブ。ブルースからロックンロール方面へ。スローなブルースをもっと聴きたいと思うのだが、ロックンロール方面にもご関心がおありだったようで、当時の当方のロックの趣味とは徐々に乖離。あまり聴かなくなってしまったのだった。
 久しぶりのシャープなギター。弾きまくり。あらくれテキサスギターというか。明日も。

2014年7月18日(金)昨日より今日が若いと
 地域のこども会のお世話をされている方から頼まれていた、お子さんのシェルターのような家という案内のシールをいただいた。とりあえず2カ所の窓に設置。
 夏休みを前にした本日、町内のそれらの場所の説明が学校でおこなわれたらしい。
 出席されていた方によると、当方は、「やさしいおじいさんとおばあさんがいる喫茶店」と紹介されていたとのこと。
 ...。
 やさしいはさておき、小さなこども達から見ればそういうことになるんだろうなあ。「怖いおじさんとおばさん」よりは良いか等と、皆さんと笑いあったのだった。

2014年7月17日(木)似たような好みの曲を
 段ボール箱のなかのレコードをご覧になりながら、「ジャズしかないんですか。」とおっしゃる方が。女性がレコードをチェックされるのはとても珍しい。
 「なにかお探しですか。」
 「AORとかプログレが好きなんです。」
 AORはさておき、プログレとは。当方より相当若そうにみえるのだが、イエスとかキース・エマーソンの名前が。どのような経緯でそのようなご趣味になられたのかお聴きしてみたいものである。ご同伴の方がいらっしゃるので遠慮したけれど。
 クリムゾンは『アイランズ』までとか。
 いゃあ、とりあえずそれくらいで十分でしょう。 

2014年7月16日(水)ポケットのなかに小銭を
 商業地の金融機関で両替。もちろん窓口ではなく、両替機利用である。先客がおありだった。大きな小銭入れ用の袋をお持ちだ。なかなか終わらない。少し距離をおいて待っていたのだが、すでに5回目の両替。
 機械からはき出される利用明細書は10枚ほどになっている。エプロンをしたままの男性だ。大きなご商売をやっていらっしゃるのだろうか。それから2回ほど続けられて当方の番になった。振り返って軽く会釈をされてお帰り。どうもどうも。
 いつも利用している銀行の両替機は、窓口から少し距離がある。お姉様方の視線を感じなくても良いのだが、この支店は両替機の後ろに窓口。なんだか利用しづらい。3時までしか利用できなく、両替機の設置は店内。ATMと同じようにしてもらえると気兼ねなく利用できるのが。そんなわけで当方は2回だけにしておいた。
 まっ、気兼ねというか、それだけ両替しておけばとりあえず1週間は大丈夫というレベルなのだけれど。 

2014年7月15日(火)古い映画のあらすじを
 古い映画音楽はありませんか。たとえば『アフリカの星』のサントラとか。という声があるかと思うと、ジャズピアノの演奏が聴きたいとおっしゃる方も。
 ボサノバのレコードをお探しの方や、カントリーミュージックがお好きとおっしゃる方。
 狭い店内でも、これほど多様なご趣味。皆さんに満足していただくというのは無理なお話である。
 ということで、『アフリカの星』のあとは、キースさんのピアノ。その後ポール・デスモンドさんにキャロル・キングさんという節操のない一日だった。まっ、いつものことではあるけれど。 

2014年7月14日(月)省略をせずに丁目を
 商業統計調査の回収においでである。忙しいときにあれこれチェックされるのも面倒なので、回答後にのり付けをしておいた。
 どれどれと封筒の中身をご覧になろうとして、あっ封をされているんですね。ではこのままいただいて帰りますということになった。おつかれさまです。回答になにか問題があれば、よきに改竄を。
 商業の実態を明らかにし、商業施策の基礎資料を得るのが目的だとか。地域の産業振興や商店街の活性化などの地方公共団体の行政施策等、さまざまな分野で活用されているそうな。
 老朽住宅地活性化のための店舗にもご理解をお願いしたいものである。まっ、そんなに期待をしているわけでもないけれど。 

2014年7月13日(日)夕暮れの窓辺にいれば
 今度はチャーリー・ヘイデンさんが逝ってしまわれた。
 当方が学生だったころはキース・ジャレットさん等と来日されていた。なぜか、ヘイデンさんの生写真があったりして、クァルテット・ウェスト等の作品はこまめに追っかけてきたのだった。
 最近発売されたキースさんとのデュオ2作目もあるけれど、こんな日の1枚となると、やっぱりパットさんとの『beyond the Missouri Sky』。ギターとベースのデュオアルバム。あの空の向こうにある知らない世界に近づくことへの不安や期待。『80/81』の際にパットさんがヘイデンさんに対話を頼んで以来の友人関係だったとか。
 スピード感のある曲は少ない。大半が内向してゆく夜にふさわしそうな美しいメロディの曲である。パットさんの輪郭のはっきりしたギターが耳についてしまうけれど、ことのほか今夜はベースに耳を傾けていたのだった。BASSのつまみをいつもより右に回して。ふたりの楽しそうな対話がつたわってくる作品である。
 あなたと話がしたい。そんな人がいたというのはなんと幸福なことか。 

2014年7月12日(土)川土手に芋を植えたる
 「角のおうちがなくなって悲しいですね。」とご近所の女性が。角の家より少し前に家を建てられた方である。当町内の第一世代。ご近所の多くの皆さんが気にしていらっしゃるおうち。
 「みんな消えて行きますねえ。」
 「もう少し残っていたいわ。」
 御意。
 戦争中の話をいろいろ教えてくださる方のおひとり。学校の授業なんかおこなわれず、川の土手でさつまいもをつくった話を、当方栽培の小さなタマネギをお食べになりながらされたり。昨今の空気をご心配のご様子である。
 角のおうちは、ツツジもとうとうガレキの一部になり、更地の一歩手前まできたのだった。 

2014年7月11日(金)つながったままで壁から
 つかれて帰宅。
 壁に黒いかたまりが。
 生き物らしい。
 1匹にしては大きすぎる。
 近づいて見たら2匹だった。
 つながっている。
 近づいても逃げもしない。
 .....。
 噴霧。
 つながって落ちた。
 失楽園。
 離れたけれど。
 ごめんね。 

2014年7月10日(木)強風になるかと思い
 「ずっと夏だといいね!」と、スイカにかぶりつきながら少女が訴えている。ショップの広告パネルのなかで。
 そうなの?ボクは夏は少なめにしてもらいたいな。秋ならけっこう長く続いてもよいと思うけれど。
 あるいは、「ずっと夏休みだといいね!」とか、「ずっと放課後だといいね!」にしてもらっても可。
 ここのところ、昨日は暑かったですねえというのが皆さんとのご挨拶だったけれど、涼しくなりましたねえという挨拶になるのを早くも楽しみにしているオヤジ。クーラーのない部屋にいるもので。  

2014年7月9日(水)銅板にあわい光の
 「うるさいことはうるさいけれど、それよりも見慣れたおうちがなくなっていくのが悲しいわ。」ご近所の方と。
 くだんのおうちの取り壊し作業がすすみ、建物はほぼ消えた。残骸の多くは撤去されていないから、がれきの小山があちこちに。めくられた屋根の金属板の裏がきれい。かがやいている。
 庭も大半が作業の犠牲になり、わずかばかりのつつじ等が残っているだけ。隅の方にある林檎の木はだれも手を出されないようだ。このままがれきになってしまうのが気の毒というか、もったいない。
 鉢のしたに伸びた根を始末しながら、とりあえずがれきの仲間になるのを避けてやることにした。とりあえず、わがやの庭で待避中。  

2014年7月8日(火)どこまでいけるのだろうか
 地域情報誌の編集室の方がおいでだった。とりあえずひっそりの方針。すいませんご協力できそうにありません。
 ご持参のプリントを見せてもらうと、毎月のグルメ企画は来年の7月号まで決まっている。ママ会&女子会、あったか冬グルメ、春の歓迎会とか。該当するようであれば手をあげましょうということらしい。人気企画は早々に枠が埋まってしまうかもとか。先のことを見据えながらお仕事をされているのだった。
 当方は、目先のことがやっとで、そんな先にまだやっているかどうかわからないんですよねえ。
 かぼちゃを気に入っていただいたようだけれど。  

2014年7月7日(月)誰からも好かれるよりは
 七夕のせいか今日は少し忙しかったですとお嬢さんがおっしゃる。ケーキ屋さん。桃のタルトがありますからどうぞと言われていたのをすっかり失念。急いで買いに行ったのだった。
 で、ショーケースを見ると、桃のタルトは550円。なかなかよい値段がついていて、ランチが負けている。高級ケーキである。
 なにはともあれ、どれどれ。
 生の桃が使われていた。おいしい。桃好きなのである。けれど、やっぱり果物はそのまま食べるのがよいような気がしたり。
 ということで、1年に1回というわけではないけれど、久しぶりの高級ケーキの試食会だった。  

2014年7月6日(日)街灯のしたに立ちたる
 角を曲がりかけてびっくり。
 街灯のしたに男性がいらっしゃる。あちらもちょっと驚かれたふう。もうすでに日付は変わっている時間なのである。
 街灯のしたをすれ違ったのならどうということはないけれど、街灯のしたに立っていらっしゃっただけなのである。たばこを吸ってるというのでもなく、ただ立っているだけ。霧雨のなかに。
 どこかのおうちの張り込みでもしていらっしゃるのか、などとも思ったけれど、そんな明かりのしたの目立つところにいては目的が達せないだろう。
 通り過ぎてしばらくしてから振り返っても、同じ場所にまだいらっしゃった。
 三丁目の謎がひとつ。  

2014年7月5日(土)わずかに外のひかりがとどき
 忘れ物を取りに夜中に勤務先へ。
 昨日、屋根の瓦を剥いでいたくだんのおうちは、本日から本格的な解体作業だったようで、庭木の多くもなくなり、窓枠も撤去。道路から室内が見える状況になっていた。林檎の木はまだまっすぐに立っていたけれど。
 近くの街灯のあかりだけでは、中の様子は詳しくはわからないが、キッチンだったところに暗い洞ができていて、明日が最後の暗い夜という感じ。来週にはすっかり明るい更地になることだろう。
 昨年の隣家の取り壊しは、わが家と反対側のおうちと近接しているため丁寧な作業だった。今回は角地ということもあってか、朝から割合大きな音でハイペースの解体である。
 やがて、今まで見えていなかった隣家が新しい風景になるだろう。  

2014年7月4日(金)一文字のために購う
 「徹」くんの購入予定はなかったのである。いまの機能で十分。
 と思っていたのだが、文書作成をしなくていけないことがあって、その中にある人名が正しく表示されない。以前から表示されないことがわかっていた文字で、昔なら外字をつくっていたところである。歳のせいかなんだかもう億劫。
 「徹」くんは、今までなかったそんな異体字も辞書に増えたらしい。片腹痛いけれど、いちばん安いバージョンをクリック。
 本日到着してインストールした。手書き文字入力で検索すると、一発で表示された。ぐっじょぶということにしておいた。
 たった一文字のために。 

2014年7月3日(木)鍋をもち豆腐を買いに
 青空市に出したものの売れ残りですがどうですか、というご案内をここのところ続けていただいている。豆腐とかサヤインゲンとか。売れ残り割引料金で。
 たとえば豆腐は木綿豆腐。といっても、その辺の木綿豆腐ではなく、ごつごつの木綿豆腐だ。こどもの頃に食べていた豆腐を思い出す一品である。
 当時、村に3軒ほど豆腐屋さんがあったと記憶しているけれど、こどもの頃のことだから正しいかどうか。鍋などを持っていって、そのなかに豆腐を入れてもらっていたのである。こどものしごと。
 冷や奴は、豆腐の真ん中に四角の穴をあけ、そこに醤油を入れて食べていたのもなつかしい。絹に慣れているいまどきの人たちがお食べになるとどう感じられるだろう。
 売れ残りがまたでることがあればお願いします。 

2014年7月2日(水)らっきょうのきらいな人を
 「らっきょうは送らない方がいいんじゃないの。」と少し前にいわれた。お礼をしておこうと思った方の関係者の方から。フルーツの方がよさそうということで、らっきょのかわりにスイカにしておいた。
 が、きょうの番組をご覧になっていらっしゃった場合、らっきょうの方がよかったと思われたのではないか。ここのところあまり食べていなかった当方だってらっきょうを食べたくなったくらいである。
 生産農家のみなさんには、今回のことに勝るものはなかなかないのではないかというような応援番組。明日はもう入手困難な一品になっていることだろう。価格も上がることになったりして。
 今年は少し植え付けておくことにしよう、というミーハー。 

2014年7月1日(火)夜だから閉じているのか
 昨日はファイルが転送できなかった。接続はできるのだが、なぜか送らない。なにしろ、新聞の配達も終わっているような時間である。あきらめた。
 ハードディスクの容量が少なくなっているからかも等と翌朝の対応を考えながら就寝。起床後、とりあえずPCを立ち上げて取り組んでみたが、昨夜と同じ状況で転送できない。朝から、少しHDDのCドライブを掃除をしてみた。
 10GBほど減らして、再送信に挑戦してみた。
 いつものように転送成功である。朝飯前にぐっじょぶ。
 さて次は根の切れている林檎などに水やり。ひまわりの種にも水をと思ったら、土を持ち上げてもう発芽していた。夜になると3cmほどに伸びている。種を蒔いてまだ3日目。急いで夏を追いかけるらしい。 

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