いなばにあん 時々嘘つかないTOPへ
my foolish heart

「べんとーさん忘れてもかーさん忘れるな」,雨と無知との遭遇いなばにあん いの の日記。

2015年12月31日(木)半額にされた飾りを
 昨年は売り切れにつき玄関になかった注連飾り。一度慣れてしまうと、今年もなくてもいいかと本日まで未購入。なにしろ今年は門松があるのだ。
 そんな本年最終日。午後になったばかりのホームセンターでは注連飾りはすでに半額セールになっていた。なくてもよいと思っていたのだが、ワンコインほどで買わせてもらった。
 その後近くの大型店へ行くと、ここでもまだ相当数の注連飾りが残っていて、ちょうど通りがかった時にお客さんがお求めになるところだった。ホームセンターの定価より2割ほど高い値段で。
 我が家より清浄度が相当高いことだろう。

2015年12月30日(水)ムーンリバーを聴きながら
 『Moon River』が死ぬほど好きというか、葬送の曲は『Moon River』に決めているとおっしゃるお嬢さん。式の間、『Moon River』ばかりを流していて欲しいのだとか。
 ヘッバーンさんやウィリアムスさんはさておき、『Moon River』といってすぐに思い浮かぶジャズ演奏者がそれ程いない。生憎当方は『Moon River』が収録されているからという理由で買ったアルバムは1枚もないのだった。女性ボーカルの他には、ジョージ・アダムスさんだったかアーチー・シェップさんだかの濃いテナーがかすかに思い浮かぶ程度。カバーが多いのだろうが、我が家にはそれほどないような気がする曲である。
 棚にあるCDを探してみた。とりあえず9枚ほど発見。
 リピートモードで再生してもらわないと、式の後半には音が途切れてしまいそうだ。

2015年12月29日(火)みずからの住む場所でない
 当地の地方議会が、この師走に、沖縄の米軍基地を早く辺野古に移すようにという意見書を採択し、議長名で衆参議長・首相・防衛大臣に意見書をご提出とか。どういうわけで、当地の議員さんがそのようなお節介をするのだろう。
 そのことで、だれが喜ぶのか。だれが得をするのか。犯罪捜査の基本に立って(って、よく知らんけど)考えてみると、喜ぶのはその筋の皆さんである。あるいは、地元ご出身の議員さんへのバックアップというかよいしょというか。まったく。
 地方をどうするかというような、政治に携わるものとしての理想とか信条とかはおありなのだろうか。
 どいつんこいつん。

2015年12月28日(月)スローワルツのステップで
 いつもはもう少し営業をするところですが、歳も歳ゆえ、本年はここまでということにさせてもらいました。
 最終日ということで、わざわざ顔を出してくださった方、ありがとうございました。橋の向こうのかたや駅の向こうのかたや。おかげさまで、よい年にさせてもらいました。
 ラス前は生後1カ月の赤ちゃん連れのご夫妻。オーラスは、ムーンリバーにあわせてダンスを踊られるご夫妻。
 よいお客さんの多いこと。

2015年12月27日(日)縁側に並べておいた
 ハウスで花等を栽培されている方。正月用の切り花のご用意でお忙しいようだ。一部販売にご協力させてもらった。
 ご一緒の方が、「儲けすぎてウハウハだろう」とおっしゃると、「500円玉を漬け物石代わりに使ったよ」とか、「縁側においていた札束が風に飛ばされてしまったわ」と、軽くご冗談。
 うらやましい。
 確定申告はすべてパソコンで処理されているので、とても楽とおっしゃる。
 当方も額がすくないのでとても楽です。

2015年12月26日(土)怖い話をする人の
 わき水の話をしているうちに、「あそこの池も元はわき水でね。相当深いらしいよ。何しろ、そこには人が沈んでいるはずなのだけれど、深いところはあまりに冷たすぎてそれ以上潜れないくらいなんだわ。今も不明」
 「そんな怖い話をしないでくださいよ。こどもの頃から怖い話は苦手なんですから」と、たまたまその場に居合わせた方。
 本当の話なのだろうかと疑うのだが、なにしろそういう業界の方の話である。目撃者もおありだったとか。
 「潜ったまま岸へ行って、いなくなったことにされたとかでは?」等と、その後怪談話が深まっていった冬の夕方。外は寒い。

2015年12月25日(金)ジャケットを掛け替えながら
 先週末はにぎやかだったけれど、昨日の夜は街が静かだったとおっしゃる方が複数。おひとりはおつきあい関係の忘年会だったようだが、イブはおうちで過ごされる方が多いということだろうか。
 そんな雰囲気の中で忘年会を開催するというのは、根性があるというか、いやがられているかもというか。
 そうしてみると、昨夜の当方へのお客様というのはとてもありがたい貴重なお客様だったということであると、ジャケットを掛け替えつつ思ったのだった。
 もう一度お礼を言っておかなければ。

2015年12月24日(木)ビニールの袋の中に
 ゴミを出す時間になっても珍しく深い霧。と思っていたら、晴れてきて外は暖か。暮れの陽気に誘われて川向こうから自転車でいらっしゃったというお嬢さん。それほど長時間の滞在ではなかったのだが、いつの間にか空が灰色になって、ぽつりぽつりと雨が。
 ビニール袋はありませんかとおっしゃるので、一番大きなビニール袋をお渡しすると、スケッチブック等を放り込まれてバスケットの中へ。急いでお帰りになられた。
 そんな変な天気のイブに、サンタクロースがやってきた。3名も。小さなお嬢さん達がサンタ風の衣装でご来店だったのである。メリークリスマス!と盛り上げてもらいました。
 傘だけでなく、ビニール袋も持っていた方が良いらしい。

2015年12月23日(水)失敗がたまにあるので
 雨の中のタイや交換。約30分。終了後、GSへ。
 ガソリン補給とタイヤに空気を入れてもらうついでに、ホイールのボルトもチェックしておいてとお願いしたら、ボルトの点検はできませんと若者。えっ?
 聞けば、ボルトやねじ溝がこわれたというクレーム回避のようだ。増えるクレームのおかげで専主防衛の職場はあちらこちらにおありのようだ。
 行きつけのGSがあった頃は、なんでも無理を聞いてもらっていたのだけれど。まっ、GSのカードも持っていないような男への対応はこんなものなのだろう。帰ってから、自分でもういちどボルトを締め付けておいた。

2015年12月22日(火)新鮮なものより少し
 「柚子をごしないな」とご近所の男性。冬至につき、お風呂に入れて楽しみたいとのこと。
 「どうぞどうぞ」
 今年は豊作なのだが、どうも水っぽいというか、足が速くてすぐに柔らかくなってしまう。剪定や肥料のおかげで数が多かったと思っていたのだが、やや難あり。
 案の定、「なんだか柔らかいのが多いな」とおっしゃりながら、柚子よりも隣の畑に生っている八朔の方をたくさん手にしていらっしゃる。手というか、リュックに入れていらっしゃる。
 「まだ八朔は早いんじゃないですかね」
 「とりあえず食べてみて、食べ頃だと思ったときに教えて」とのこと。
 今日のところは、甘さは今ひとつで酸っぱさが勝っている感じ。何でも今どれが良いわけではなのだった。

2015年12月21日(月)賢い猿に
 縁起物の干支の小さな置物。ひとつが、高さ3.8cm、幅3.5cm、奥行き3.4cm程度。例によってお猿さんの三点セットである。
 セットの値段をお聞きして、当方は少し高いのではないでしょうかとお答えしたのだが、女性のお客様が、「あらっ、かわいいわね。いくら?」ということでお値段をお伝えしたら、「安いじゃない」とおっしゃる。
 「えっ?」
 当方とは経済観念というか金銭感覚が違う方のようだ。というか、そちらの方が一般的な感覚なのだろうか。つくづく貧乏性よのう因幡屋、と越後屋さんに言われそうだ。
 なにはともあれ、当方用に「買わざる」というのも作っていただきたいと思ったのだった。

2015年12月20日(日)明かりの点いた家に向かって
 最後の役員会。
 先日、真夜中に怪我をされた高齢女性が助けを求めに路地に出られたのだが、なにしろ夜中の3時。どの家も真っ暗。そんな時に、小さな明かりの点いた家が。急いでそちらの家に助けを求められたのだった。ちょうど、こどもさんがトイレに入られたのである。
 玄関先に、血を流されていた方がいらっしゃって、玄関を開けたご家族はびっくり。すぐに救急車をよばれて事なきを得たとのこと。そんな町内の出来事のご報告をお聞きしたり。
 我が家の通りでの出来事ではなかったようだ。3時は、概ね当方も明かりを消す時間だが、深夜というか早朝というか、暗闇に部屋を明るくしているというのは時に役に立つこともあるらしい。
 さてそろそろ消灯時間。

2015年12月19日(土)あなたがここにいてほしい
 やや脈絡がないように感じられるセットリスト。
 フォークロックからブルース、プログレ、J-POPなど。なかなか人集めに難しそうなリストである。 
 というようなことだったけれど、プログレファンの女性も2名来てくださっていた。結構、お気に入りの曲もあったようだ。なにより。
 アフターでは、イエスとかフロイドのこととか。
 バトンのように、新たなオファーもあった。サックスをメインとするバンドである。楽しみ。

2015年12月18日(金)あなたが忘れてしまった頃に
 配達日をよく見ないでクリック注文。
 届いていた注文内容のメールを見てびっくり。18日の注文日のお届け予定日が12月29日〜1月22日になっていた。最速10日後で、まぁ大体それから1カ月以内には届けてあげるよというなかなかアバウトなお知らせ。
 急ぐわけではないが、こんな田舎でも次の日には届くという生活に慣れていると、なんだかインポートのCDを待つような気分である。
 パナソニック製品なのだけれど。

2015年12月17日(木)坂道を下ってゆけば
 本日の終了はいつもより少し遅い時間。外へ出てみると車の屋根やウィンドウにうっすらと雪が積もっている。
 「この時期は海寄りがよく降りますからねえ」とお客様。
 「まっこと」
 わけあって市内へお送りすることになった。県庁から線路方面へ走ると、意外なことに進むほど路面の雪の量が増えてくる。
 ちょっとした高台に住んでいて、高いところからの景色は平野部とは違うけれど、動いてみないとわからない雪の量。

2015年12月16日(水)次の予約をした後に
 歯茎が痛む。無理をお願いしたせいか、たっぷり1時間の待ち時間で、週刊誌3週間分に目を通させてもらった。もっと読むことはできたと思うのだが、残念ながら3週間分しかなかった。
 そんな待合室から診察室へ入ると、顔なじみの皆さんばかり。随分久しぶりだというのに、出入りはないらしい。
 この前お世話になったのはいつでした?とお聞きしてみると、平成19年だとか。8年経っているのである。
 医院への途中、かつて利用したビデオ屋さんの建物がなくなって更地なっていたのを見たせいか、馴染んだ人やものが変わらずにあるのはうれしいことだなぁと思ったのだった。

2015年12月15日(火)やっちゃいました
 はじまりはプログレかコールドプレイかというような、キラキラとした音づくり。気合いの入りすぎか、2曲目の『やまねこ』で、ワンフレーズ、「やっちゃいましたぁ」とご本人がお詫びをされた。ご愛嬌。
 東京と大阪しかライブをされないので、地方からの皆さんの拍手の方が圧倒的に多い大阪の一夜である。お隣は大阪の女性だったけれど。
 今回は、『樹高千丈 落葉帰根』等、割合マイナーな曲が多いような気がするが、『やまねこ』も『ピアニシモ』も『友情』も『命の別名』もフェイバリット。『阿壇の木の下で』は新しい曲ではない。が、まさに今、沖縄や日本がアメリカにコントロールされている状況にピッタリでもあったりして。さすが。全21曲。2部は「ビター」という設定になっていたが、ハードロックJポップ。まだまだすごみのある歌声は健在だった。
 パンフの3200円というのだけはなんとかならないだろうか。

2015年12月14日(月)その場所を少し離れた
 休み前にお集まりだった皆さんのうち、休み明けに3名もの方がそれぞれ別々においでくださった。
 で、奇しくもそれぞれの皆さんが、あの時残っていたものを持って帰っておけばよかったとお話しだった。その時は、もう十分と思われていたようである。
 残すのが作法という大陸ふうなのかと思ったりだったのだけれど。
 なにはともあれ、それほど大したものではないけれど、そんなふうに思ってくださる方が複数いらっしゃるというのはとてもありがたいことである。
 次回は心置きなくどうぞ。

2015年12月13日(日)どのような触れあいだった
 小動物との接触により停止しましたという最初のアナウンスから7分は経ったろうかという頃、ただいまより車両を点検するというアナウンス。えっ、今まではなにをしていらっしゃったのでしょう。
 時々使うだけだが、毎回のように遭遇するような気がする。イノシシや鹿か。それよりもっと小さなイタチや野良犬だろうか。
 線路上で遊んでいたイノシシや鹿のこども達かも。自然のなかを列車は走っているのだった。
 接触した動物の点検ではなく、車両の点検。「お待たせいたしました列車、運転します。」
 次の駅には13分遅れで到着だった。

2015年12月12日(土)手のひらに塩をこすって
 ベネズエラご出身でフロリダ在住の方々とコミュニケート。大阪や京都や群馬をまわってこられたとか。大阪はモノの値段がエクスペンシブとおっしゃっていたけれど、高いお寿司等を食べられたのだろうか。
 ラーメンや寿司がことのほかお好きのようで、本日は無敵家がおいしかったとのこと。40分ほどの行列に並ばれたらしい。ラーメンばかりでは身体によくないと思うのだが、よほどのお気に入りらしい。とはいえ、インスタントものはそれほどでもないようで、箸の進み方はゆっくり。なかなかのラーメン通のようだ。
 おにぎりの話にもなったゆえ、三角おにぎりや俵型おにぎりも実地体験。観光も名所巡りだけではおもしろくない時代のようだ。。

2015年12月11日(金)人非本業皆無頼
 芳林堂だったか旭屋だったか、野坂さんに何冊かサインをしてもらったことがある。それはそれは遥かむかしのこと。そろそろ40年になろうかというむかし。
 ボクの名前はどうでもいいので、なにかお好きな言葉をお願いしますと話したら、「酔生夢死」と書いてくださった本もあったような気がしているのだが、とりあえず出てきたのは「人非本業皆無頼」と書かれた『漂白の思想』。本業が大切なのである。
 『死の器』にもサインがあったけれど、ビックリしたのがカバー・扉絵が水木しげるさんだったこと。反戦のおふたりはつながるところがあったらしい。

2015年12月10日(木)雨で湿った砂なれば
 奇しくも大阪からお越しの方がおふたり。
 おひとりは、駅から砂丘までお歩きになったとお聞きしてびっくり。自分の足で砂丘を往復したという物語をお考えだったようだ。
 ルートをお聞きしてまたびっくり。県庁の裏の方まで行かれてしまったのだとか。山を越えれば着くかと考えられ、城址を二の丸までお上がりになったようだ。大した山ではないとはいえ、それでも260mほどある。やめられて正解。
 その後、トンネルを通ってワインディングの道路を下ったとおっしゃるから、えぇーっ、昔ロープウェーのあったところのトンネル?さらにそこから当店の近くをお通りになって馬の背まで。その帰りにお立ち寄りくださったのだった。すごい。ようこそようこそ。
 だれにも負けない砂丘観光の物語だと思います。

2015年12月9日(水)ウィンドウを全開にして
 師走の小春日和というのか、大変暖かい一日だった。
 日中は運転席側のウィンドウを全開で走った。対向車の中にも窓を開けて走っている車があったから、同じように暖かく感じられた方もおありのようだ。
 とりあえず師走にそのように暖かい日があったという記録として。
 さて、花御所柿やら王秋をお返しに。花御所柿はおいしいという声が関東方面からも届く。
 西条柿がお気に入りなのだけれど。

2015年12月8日(火)なぐさめることしかできぬ
 受験生を持つお母さんのご相談というかお悩みを聞かせていただいた。来週辺りに面談が予定されているらしい。聞かせてもらうだけで何の助言ができるわけでもないのだけれど。
 将来の夢はあるようだが、そこに向かって取り組む姿勢などからもお母さんは実現可能性がほとんどないと思われているようだ。スマホやYOUTUBEを見ながらこたつでゴロゴロが多いらしい。ボクが今の時代の受験生であれば似たようなものではないかと思ったり。
 何はともあれ面倒な世代。口やかましく言ってもますますややこしいことになりそうにも。
 あちらこちらで似たような光景があるのだろうか。
 涙をこぼされそう。
 お母さんを泣かせないようにね。って、うちの子の話だが。

2015年12月7日(月)そんなきれいにしてきょうは
 女子会で方言の話をしていらっしゃった。
 「だいつー」を知らない人と、「でゃつー」だでなあとおっしゃる人と。
 久しぶりに聞いたなかなかレアな方言。
 当方より一回りほど若い皆さんだが、わからないお嬢さんにはさっぱり想像もつかない言葉のようだ。
 地域的な差異か、おうちにお年寄りのいらっしゃった方とそうでなかった方の違いだろうか等とも思ったり。残念ながら当方はよく分かる言葉である。滅多に使わないけれど。
 なにはともあれ、食事の後のケーキを食べてくださりつつ、ディープな文化の継承も行われているのだった。

2015年12月6日(日)マッサージチェアに座り
 旅行を計画の皆さん。場所は伊勢志摩周辺のようだ。大きな伊勢海老がパンフレットに載っている。
 パンフを見せてもらうと、ただの旅行だけでなく、エステのできるツアーや女子会用の別室がセットなったツアーもあるらしい。 
 いっそのことエステ中に楽しい会話ができるというのはどうかと思ったけれど、関係ない人に話を聞かれたり、身体をもまれたりしながらでは会話が難しそうだ。
 それなら、マッサージチェアに座ったままで、4〜5人が一緒にお茶を飲めたり、楽しい会話ができるというのはどうだろう。
 気持ち良すぎて途中で眠ってしまうような気もするけれど。

2015年12月5日(土)もう一度左に折れて
 「仙台から来たんですけど、いま町内の案内板のところにいるんですが。どう行けば?」
 えっ、どういうことでしょう。町内の案内板には載っていないんです。自販機のところを左折して、突き当たりをもう一度左折です。
 ということで外でお待ちしていると、神戸ナンバーの「わ」の車だった。
 お聞きすれば、お友達のお友達。出雲や松江等を旅行すると友人に話したら、鳥取砂丘のはずれに行ってみてはという話になったらしい。
 ようこそようこそ。ご夫妻でありがとうございます。仙台育ちの職人さんと話が弾んでいるようだった。
 こんなことをやっていればこそ。お気をつけてお帰りを。

2015年12月4日(金)問題はなかったように
 車椅子は大丈夫ですかというお問い合わせ。それほど広い通路ではありませんが、今まで何度もお客様はおいででしたけれど。ドアまでに段差のある場所は?とも。
 若干の段差はあるが、持ち上げたりすることもなく乗り越えることは可能と思われます。
 というようなことで、おいでだったのはお嬢さんとそのお母さんと思われるおふたり。スピーカーの近くの席だったけれど、問題なくお過ごしいただいたようだ。と思っているけれど、リピートがあるかどうかが問題といえば問題。
 楽しみにしています。

2015年12月3日(木)忘れることの多すぎて
 「どこかで会ったことがありますよね」
 「うーん、どこだったでしょう」
 「奥さんも見たことがあります」
 「うーん」
 お帰りになる時にそうおっしゃる方がおありだ。そちらの関係かと思ったけれど、どうも違うようだ。それ以外のあれこれ場面を想像してみたが、申し訳ないことに当方はお名前が浮かんでこなかった。
 悪いことをしていた時を目撃されていた方ではありませんように。
 とりあえず、「思い出したら教えてやってください」ということにさせてもらった。

2015年12月2日(水)捨てた残りは
 野菜が安くなった。
 とりあえず当方が必要なものの中では、キューリが1本100円近くするくらいでキャベツも大根も100円前後。生産されている皆さんは価格維持のために廃棄する野菜もおありのようでコントロールに大変なのだろうが、消費者としてはもちろんありがたい。
 そんな野菜売場近くの果物の発送カウンターでお願いの声をおかけしたのだが、係の方おふたりはなんだか話し込んでいらっしゃってやってきてくださらない。話が終わるまで少しくらい待ちなさいよという売場らしい。まっ、長閑。
 やってこられた担当の方もなんだかやる気の伝わってこない対応。あまり帰属意識が強くないようにも思えたり。サービスもお安くなっているのだろうか。

2015年12月1日(火)混乱を楽しんでいる
 メンバーのおひとりが出勤時間になってもいらっしゃらないので今日は大変だとか。通勤に時間のかかる地にお住まいの方のようだ。遅れるという連絡もなく、連絡をされても通じないというのはどのような状況なのか。
 目覚ましがならなかったとか、二度寝してすっかり寝過ごしたとか、通勤中にトラブルがあったということではなさそう。
 出勤したくない気分の朝だったとか、もうやめてしまおうという気分になられたとか。あれこれ想像してみたり。
 当方の場合だと、昼を過ぎているというのに何の張り紙もなくドアが閉まったままという状況か。
 とりあえず明日は休みという表示を忘れずに出しておいた。

2015年11月30日(月)寒いなと思いながらも
 本日も会議におつきあいした。2時間。お隣の女性は少し寒かったようだが、経費節約のおり暖房はなし。空調はもちろん、コンセント使用の場合もお金が必要なのだった。
 そんな会場にビスタをお使いの方もいらっしゃって、当方もネットにつないでいない1台は2000をつかっているんですけどね、等と。
 あちらの方も、XPはよかったですねえとのどかな会話をしていたのだった。
 とはいえ、ご自宅では10をお使いらしい。
 毎度右隅に案内が出て邪魔ですわ。当方はまだまだ7。

2015年11月29日(日)そろそろ私は寝るころと
 町内会役員会。会議の時間は2時間30分だった。なかなかの長時間。問題山積の町内らしい。
 会長選考や募金など、規約改正を伴うような提案をいくつかさせてもらった。さて通過するか廃案になるか。楽しみ。
 会長さんは、会長職は皆さんが考えているほど大変ではないですよとおっしゃる。すばらしい。今までは忙しい忙しいと口にされる方がいらっしゃって、それで尻込みされる方もおありだったと思うのだが、嘘でも忙しくないとおっしゃるのは大事なことだと思うのである。
 ついでに、たまには良いこともあるんですよ等と追加されるのもよいのでは?嘘でも。

2015年11月28日(土)朝晩の冷え込むことを
 近くの研究所でお勉強されているお嬢さんがよく立ち寄ってくださる。お友達やおひとりで、昨日も今日も。
 ご出身地は相当緯度の高いところで、標高も1000mを超えているご様子。この時期は、気温がマイナス15度とか25度とかになるらしい。亜寒帯気候。夏でも真夏日になることはなくて過ごしやすそうだが、冬は当方には厳しそうだ。
 それに比べれば当地の冬は楽かと思うのだが、完全防寒状態だ。こちらの生活に慣れればやっぱり冬は寒いらしい。
 暖房を入れる前の本日の室内の温度は16度。暖房をいれたけれど、いつもより1度高くしてみたのだった。

2015年11月27日(金)薄暗い空に出ている
 外へ出るのが遅い当方はみぞれしか見ていないのだが、お客様が、「初雪だった」と教えてくださる。
 入室時の室内の温度計は今シーズン最低の15度を表示していて、暖房の温度設定を昨日より1度あげておいた。晴れ間も出て、久しぶりに虹も見えたけれど、スタッドレスタイヤの話題が出たりの一日。
 そんな日にマイナンバーの再配達があった。たまたま居合わせた方が、再配達をしてもらおうと思って電話をするけれど、さっぱりつながらない。保存期間は何日だったっけ等とお困りというかお怒りのご様子。
 よかった。「いつも話し中」は当方がかけた時のことだけではないらしい。ボクはもう電話はしないことにしているんですよね。不在のハガキをポストに投函した方が確実ですわ。
 それにしても、中には受け取りを拒否される方もおありだとかで、寒いだけでなく、なかなか大変なお仕事なのだった。

2015年11月26日(木)暖房に切り替えている
 戸外の風が冷たい。室内は16度。今シーズン初めて暖房をオンにしてみた。暖かい。暖かすぎるかもと思ったけれど、いちど暖かくすると、オフにすれば寒く感じるかも。
 ということで温度を少し下げたり上げたりしながらの一日だった。
 そんな本日は電気使用量の検針日。たまたま外に出た時に検針員の方に遭遇し、機器から排出されたデータカードを手渡しでもらった。
 どれどれ。
 いつもより相当少なめ。年間の最安に近い。ありがたい。来月ははね上がっていることだろう。
 一番よい時期が終わったらしい。

2015年11月25日(水)もういちど配ってもらう
 この界隈のマイナンバーの配達が始まったんですよねと、営業に来た若者が話していたのが一昨日。
 本日は我が家の配達日だったらしい。残念、不在。不在通知が入っていた。簡易書留らしい。ポストへのただの投函ではないから大変なことである。本局の窓口は不在郵便物受領の方が多くて、夕方5時もすぎれば混雑しているのだろうか。
 再配達依頼の電話は一度でつながったためしがない。そんなわけで、最近は不在通知書に勤務先へ届けてくれるよう記入し、少々遠くのポストへ投函することにしている。
 配達される方もしてもらう方も面倒なことである。おつかれさまです。

2015年11月24日(火)どうせならタダにしてくれ
 今シーズン最初の灯油購入。今年は灯油が安いよとおっしゃる方がおありだったが、確かに。
 最安というわけではないだろうが、毎年利用しているセルフのスタンドは、1リットルが66円だった。5缶分を給油しても7000円でお釣りがくる計算だ。
 そんなセルフの機械が、給油後にクルクルと光を回転させる。文字盤には数字やハズレと書かれている。光が文字盤をゆっくりと移動するようになり、ハズレの次の数字の4で止まった。当たりらしい。レシートを見ると、1リットル1円の割引だとか。90円を引いてくれる計算だ。ありがたい。とはいえ、所有量の少ないと思われる運をこんなところで使い果たしてしまってよかったのだろうか。
 とりあえず、大晦日で今年分の運は終わり、新年にリセットされると思いこむことにした。

2015年11月23日(月)きのうとは違う時間を
 「三連休毎日なんだから、皆勤賞をください」
 「いゃあ、ありがとうございます」
 毎日それぞれお相手を変えられてのご来店だ。
 流れている音楽もお好みのようで、とりあえず昨日とは違ったアルバムにしてみた。
 三連続の方が他にないわけでもないし、皆勤賞を設定しているわけでもないけれど、わずかばかりの気持ちを何か食後のあとにすることにした。
 さて気に入っていただけると良いのだが。

2015年11月22日(日)どのようなこだわりなのか
 新米をもらって炊いたのだが、いつもより柔らかいご飯になってしまった。あらっ。相当水分量の多い米のようだ。炊飯器内の目盛りに正確な水の量にして炊くことにした。
 いつも使っている米の一部は水分量が15%くらい。食味値は88程度である。普段から水分量の多いおいしい米を使っていると思っていたのだけれど、いただきものはどうもそれを上回っていそうである。数字で食べるわけではないが、つやがあってほどよいもっちり感。
 丁寧につくられた米のようだ。
 丁寧に扱うことにした。

2015年11月21日(土)おおかたはだまされている
 原発のことや安保法案のことやメディアのことや市庁舎のこと等、熱く語られる方がふつか続いて、聴いている人達も同じように賛同されていらっしゃる。
 隠匿されているであろう情報についても詳しく説明をされる方がおありだったり。大阪もどうしてそのような結果になるのか(まだ判明していないけれど)、ホント不思議ですわ等ともおっしゃる。
 界隈の皆さんのなかには、最近の流れに反発していらっしゃる方も多いようなのに、支持率上昇等といった情報が流れるのが不思議。
 情報が操作されているのか、界隈にいらっしゃるのは極少数派なのだが、たまたまそのような少数派の皆さんが固まっていただけなのか。

2015年11月20日(金)お互いが相手をほめて
 フランスの男性から友達申請があって、とか。当方よりお姉さんのお話。相当のイケメンというか、格好のよい男性らしい。
 フランス語や英語のやりとりかと思えば、こちら側から英語で書き込んだらローマ字で返ってきたのだとか。
 見せていただくと、少し入力ミスがあるけれど、言いたいことは伝わってくる。日本文化好きのフランス人は多いらしいが、こんな因幡の辺境とも交流が行われているのだった。
 スイッチをオフにすればすぐに切れてしまう関係だとは思うけれど。 

2015年11月19日(木)器量のよい実の多ければ
 剪定もして油粕もやったからだと思うのだが、柚子がことのほか実をつけている。鈴なり。漬け物や飲み物等に使ったり、ご希望の方にお分けしたり。
 その柚子の表面がいつになく美しい。器量がよいのである。
 わが家の柚子の実の表面は、どこかに斑点があったり黒ずんでいたりすることが多かったのだけれど、今年はそれがとても少ない。
 そう思っていたところに、本日いらっしゃった方が、ご自宅の柚子の表面が今年はきれいとおっしゃるのだった。
 奇遇ですねえ。わが家もなんです。
 2軒も同じ状況ということになると、なにか気候が関係しているんでしょうかねえ等と不思議がっていたのだった。データが少なすぎるけれど。 

2015年11月18日(水)スイッチを押しただけでは
 エルトン・ジョンさんのライブ放映日。痩せていた若いころはさておき、ロッカーの割には見た目はカッコ良いところが少ないようなジョンさん(失礼)なのだが、よい曲がたくさん。
 トイレが共同だった学生時代のアパートでは、それぞれの部屋を行き来しあい本やらレコードを勉強させてもらった。ドミノスの『レイラ』のアルバムを飾っている者や、『ホテル・カリフォルニア』はあちこちの部屋にあったり、エルトン・ジョンさんが好きな男もいたのだった。もういなくなってしまったけれど。
 そんな影響もあったのだろう。当時はジャズ中心の音楽生活だったのだが、探してみたらエルトンさんのレコードも10枚ほどあった。
 ライブは、『レンガ路』や『マッドマン』の曲が多かったような。なにしろ着用のジャケットは『マッドマン』のジャケットなのである。
 『マッドマン』は、冒頭の曲からドラマチックなアレンジが効いたアルバムで、お気に入りだったのをライブの前半に思い出した。『マッドマン』も演奏してほしかったな。
 スマホで動画を撮っている人もいらっしゃって、ライブ・イン・ジャパンもよい時代になっているようだ。最後の方に、エルトンさんはステージからLP盤などにサインをするという大サービス。
 とはいえ、テレビのライブ観賞の盛り上がりは今ひとつ。ライブは現場のものである。 

2015年11月17日(火)いにしえの歌を集めて
 セットリストの調整。当方が知らない曲もいくつか。
 『Change the world』とか『You've got a friend』とか『Wish you were here』とか『Money』とか、当方に気を遣ってくださった曲も多いのだが、団塊のお姉さま方もいらっしゃることだろう。
 日本語の歌もどうぞ。
 『今日までそして明日から』、『たどり着いたらいつも雨降り』、『全部抱きしめて』、『ファイト!』、『MAYBE』、『春夏秋冬』などあれこれ浮かぶのですが、どうでしょう。
 JASRACの方はよろしくです。一応ボクも払っていますけれど。

2015年11月16日(月)空っぽになった籠には
 パン製造のプロの方が食パンやら菓子パンをたくさんお持ちくださった。当方にも「ご飯パン」がある。全部は食べきれませんから、どうぞこちらに置いてみられては。
 その場で料金のご相談。もちろん価格は超安値。よいものを安く。廉価良品。
 ということで、片隅に置いているのに、めざとい皆さんがそれぞれ手にされ、バスケットはすぐに空っぽ。
 そんなおつもりではなかったと思うけれど、偶々居合わせた皆さまが帰宅後にお楽しみになられたのではないか。

2015年11月15日(日)スタッフを募集している
 「今週もスタッフ募集をされていたけど、なかなか良い人材が集まらないのでしょうか?」
 「創業者というか家族でかためてある中で働くのは大変なんじゃないですかねぇ。出入りが多いのかも知れませんね」
 他人が多い中で働く方が気が楽なもののようだ。当方の中に入ってもそりゃあ大変そうに思えたり。
 それにしても、こう毎週毎週そのような媒体に募集広告を掲載するというのは、広告費も馬鹿にならないだろうしイメージが上がってゆくようにも思えないのだが、そんなことを思うのは素人考えなのだろうか。

2015年11月14日(土)わかれゆく命をおもう
 今までに3名の方が涙を流されたライブステージを見ていたら、4番目の方がおありだった。
 クールそうに見える方だったけれど、ちょっとビックリ。ご一緒の方に隠されるでもなく、指でぬぐわれたり。
 すがりたいだれかを失うたびにだれかを守りたい私になるの。
 というあたりのフレーズで気持ちが高揚されていたように見えた。
 大切な方を失われるようなことがおありだったのかも知れない。 

2015年11月13日(金)冷たい雨を受けている
 玄関で紫陽花が咲いている。というか、春が深まったころからずっと咲き続けているのだが、昼間でも少し寒くなった時期ゆえ、珍しがってくださる方が増えた。
 秋の入り口あたりは、うちの紫陽花も咲いているとおっしゃる方がいらっしゃったけれど、最近はそのようなことも聞かなくなって、レア度が高まっているらしい。
 とはいえ、春の頃の大きな花に比べるとかなり小さい。名前を聞かれる方もいらっしゃって、立派な名前を持っているけれど、ちょっと名前負けしている大きさにつき、季節の分からぬ「だらず」ということにさせてもらっているのだった。 

2015年11月12日(木)あんなところまでのびた
 朝日の時間ではなかったけれど、光が細長く奥まで続いていたせいか、『朝日の当たる家』という曲がありませんかとお尋ねの方がいらっしゃった。
 それはまた古い曲を。
 ピアノトリオのなかに1曲あったような。とはいえ、どなたアルバムだったか不明。アニマルズのものは倉庫(笑)にあるはずだが、すぐには出てこないだろう。
 ということで申し訳なし。ネットからの1曲でご勘弁を。
 ヘビーでダーク。朝日の当たる家は娼館と思い込んでいるけれど、刑務所と思っている人もいらっしゃることだろう。懐かしい。高校生の頃のフリジッド・ピンクも思い出したり。もう半世紀ほど前。 

2015年11月11日(水)切ってみないと分からない
 野菜が平常価格にもどって、大根も安い。小さなものだと2本で100円で売られている。購入。
 帰宅してさっそく調理にかかったのだが、切ってみてビックリ。大根の中の一部に黒いドットが。金太郎飴のように出てくる。買うときには丁寧に見なかったけれど、根元を見れば表面に少しドットが現れているようにも見える。もう1本は大丈夫だったけれど。不良大根は2回目のことだ。
 出かけるついでの時にお店に寄って見ていただいた。1回目のお店は対応が十分ではなかったと思うけれど、今回のお店はぐっじょぶ。二本入りの袋をくださる。
 「1本は大丈夫だったんですけど。」
 「いいですよ2本ともどうぞ。」ということで、大根が3本になった。

 タマネギは350本を追加しておいた。猩々赤が品薄らしい。 

2015年11月10日(火)金は諸悪の根源と
 ピンク・フロイドのDVDをお持ちこみの方が。『狂気』のメイキング等。『マネー』をご推薦のようだ。
 そんな映像を流していると、ピンク・フロイドを知っているとおっしゃる女性がいらっしゃった。まだお若そうですのに、ボクから見れば。いゃあ、うれしい。映像も一緒にご覧になってくださる。
 世界で3番目に売れたアルバムらしいですよ等とどうでもよいような情報をお話ししたり。
 アルバム等をお持ちではないようだが、『マネー』をご存じらしい。諸悪の根源と分かっても求めざるを得ないお金。若い女性にも気になる曲だったようだ。
 さすがお金のチカラは偉大ということか。

2015年11月9日(月)牛乳と生クリームを
 「あらっ、先日はおつかれさま。」
 先日の後日談がおありのようで色々と教えてくださる。
 そうこうしているところへ、「あらっ、こんにちは。」と近くにお勤めの方が。「なかなかよかったらしいですね。」
 青梗菜の入ったバスケットをお持ちの方と菓子パン2本がいちばん上に乗っているバスケットをお持ちの方と。夜8時前のスーパーである。お勤めの皆さんの帰宅時間のようだ。
 まだまだお話は続く。
 そうこうしていると、今度はご近所にお住まいの男性が。「足はもう大丈夫ですか?」
 それでもまだスーパーで長話をしている怪しい男二人である。

2015年11月8日(日)セットリストを眺めつつ
 以前お会いした方だなあと思っていたのだが、そのかたの方からご説明をいただいた。
 「あっ、やっぱり。スティーヴィー・レイ・ヴォーンフリークの!」
 「いつからこのようなことを?」
 「3年半ほどになりますけどね。」
 懐かしい。レイ・ヴォーンに関しては、最上級のファンの方だったのである。
 「いゃあ、何年ぶりくらいですかねえ。20年とか?25年?」
 まだネットが一般的ではなかった時代。DOSの時代というか。当方は、9801だった時代に出会った方である。
 相変わらずギターを続けていらっしゃるらしい。すばらしい。
 では来月に。
 ということで、楽しみがひとつできたのだった。

2015年11月7日(土)霜月にオンにしている
 「ちょっと暑いですね。」とお嬢さん。
 「では、冷房に。」
 ということで、23度に設定である。
 この時期にこんな温度設定にすることもあるのだったか。少し温度を上げたけれど、結局、夜も冷房利用。
 そんな一日だったという記録のために。
 ここのところ電気料金支払いが楽になっていたのだが、こんな日が続くと有り難いような困るような。

2015年11月6日(金)窓からの明かりの方が
 暇な時間にとりあえずタマネギ苗の一部を植え付けた。
 今日のところはソニック等の早生系300本を暗くなる前に。
 連作の地だが石灰を撒くこともなし。なにしろ、大きなタマネギにしようと思わなくなってから脱力系のタマネギ栽培なのである。小さいのが貴重。大きい玉はプロにお任せである。
 休日はタマネギ苗を求める人が行列をおつくりだったそうだ。団塊の皆さんの間でタマネギ栽培がはやっているのだろうか。収穫まで半年はかかる気の長い栽培だが、その間肥料を2回ほどやるだけという(もちろん草取り等もあるが、マルチなら不要だし)手間いらずのところが人気なのかも知れない。あるいは、もろに肥料の影響を受けそうな野菜ゆえ、有機肥料等を使われて安心の食材にされようとしていらっしゃるのだろうか。
 さて、次の植え付けはいつになるか。とりあえず素人農業歳時記。

2015年11月5日(木)委ねることの上手な人の
 近くの医院で胃カメラをのんでこられたとおっしゃる方が。お医者さんがお上手というか、ご本人もすっかり丸投げで委ねられるので、簡単にカメラは胃の方へ降りてゆくらしい。
 「あっ、その医院で最近いのちを救われたという方がいらっしゃいましたよ。ここのところ評価が右肩上がり。」
 おなかが痛むということで2カ所の病院で診てもらわれたのだが、どちらも胃炎くらいで済まされたらしい。それでも痛むので件の医院へ行ったら、腸閉塞の診断だったのだそうだ。近くに名医がいらっしゃるらしい。
 「ボクも、以前その医院で胃カメラをやってもらったことがありますけどね。いゃあ大変でした。起きたり寝たりを3回繰り返しましたよ。」
 のみこみの悪い男なのである。

2015年11月4日(水)修理するより新しく
 「廃インクパッドの吸収量が限界に達しました」というエラーメッセージがでるようになった。
 お客様自身による交換はできません。修理対応期限は残り2年と少し。修理料金の基本料が11000円とある。税別。
 修理料金の他に別途往復送料などで1500円かかるらしい。税別。
 廃インクパッド交換料金は4000円。税別。
 新しいのを購入するようにということである。
 先日、カートリッジを2セット購入したのだったが。純正でない安物を購入したのがせめてもの救い。

2015年11月3日(火)行列はいつも最後に
 イベント会場の駐車場が満車だったとか、車の事故を目撃されたとか、今日は仕事が暇だったとかあれこれ皆さんが教えてくださる。
 ショップによっては、タマネギ苗を求める人の行列もすごかったらしい。そうそう、11月はタマネギ苗を植える季節である。苗を植える前に、まず土の準備をしておかなければ。
 そんな中、言葉はほとんどなく笑顔を中心にお過ごしのお嬢さん。中学英語を使ったりしながらお聞きすれば、外国から乾燥地の研究にいらっしゃった方のようだ。
 にぎやかな時間帯だったけれど、さて気に入っていただけたかどうか。色々と教えていただけるとありがたい。

2015年11月2日(月)自販機が見えたら左折
 道に迷いながらやっとたどり着きましたとおっしゃるグループの皆さま。
 お疲れさまです。大体の目安を聞かれていらっしゃるようだが、住宅地の路地に入ってしまえば余所の方にはわかりにくい地。
 「だらず坂」側のフェンスに取り付けている小さな看板を見過ごされてまっすぐ走ってしまわれると、過去のデータから、自力でたどり着かれるのは余所の方には相当無理なように思われるのでした。
 電話でナビをさせてもらったり、外に出てお待ちしていたり。
 そのようなわけで、ほんとうに「ようこそようこそ」なのです。

2015年11月1日(日)スイングをしながら歌う
 街中でジャズを聴いた4歳のお嬢さん。演奏されていた『Cジャム・ブルース』がすっかりお気に入りになられたらしい。テーマの2小節目に「びーばっぷ。」とメロディをつけて口ずさんでいらっしゃる。おうちで待っているお母さんに聴かせるため、忘れないようフレーズを歌われているようだ。
 すばらしい。街中でジャズを演奏された皆さん、小さな成果がここにも。
 Cだからハ長調。おまけにテーマの音はドとソ。小さなお嬢さんにも馴染みやすくてスイングしやすい曲なのだろう。さすが、デューク・エリントンさん。
 「ちょっと待ってね、かけてみるから。」
 レッド・ガーランドさんやサッチモさん。サッチモさんの声はかわいくなかったらしい。残念。このあとはこどもの国に遊びに行かれるのだとか。フレーズを忘れてもよいようCDをどうぞ。

2015年10月31日(土)通勤に車を使う
 「平日の朝なのにシートベルトの取り締まりをやっていたんですよ。7時30分過ぎくらいに。」
 「土曜日の朝は陸橋の先に人が隠れていることもありましたけどね、以前は。徒歩通勤なれば、さっぱり最近のが分かりませんよ。」
 旧道の橋の向こう側のできごとらしい。市内中心部へ向かう車が続いている場所だ。朝から気分を悪くして職場へ行かれた方もいらっしゃるらしい。帰りのことなら、帰宅後自宅で酒を飲むとかふて寝するとかできそうだが、朝からご指導を受けて職場へ入るというのは、相当気分を悪くされてのことではないだろうか。

2015年10月30日(金)ビル・エバンスなら知っている
 本業に余裕がおありなのか、拡大路線を楽しまれようとされているのだか、似たような店をおつくりになるという方が。
 レコードを物色されるからプレーヤーがおありなのかと思えば、壁になにもないゆえの雰囲気作りのようだ。レアなコルトレーンさんや、電話のJ.J.ジョンソンさんやサックスを持った子どものゴードンさんのアルバムをお買い求めである。
 ジャズ系のアルバムはCDでもお持ちではないらしい。流れている曲にいいですねえとおっしゃる。USBメモリに有名曲ばかり50曲ほど集めたMP3音源。
 音は悪いけれど、まっよかったら聴いてみてください。   

2015年10月29日(木)ストレートノーチェイサーで
 お帰りになる方と外で立ち話をしていると、タクシーが止まった。えっ、今日はいつものヨーロッパの車ではなく?
 駅のさらに向こう側からのお越し。そんなわけで、おふたりが気合いを入れてお飲みである。
 なにやら、理不尽というか不合理なこともおありだった一日のようでもあって、なめらか。飲食もすこぶる快調。音楽はあまり届いていないような。
 お帰りの際にまで余計なお金を使っていただくのは心苦しい。国産車でよろしかったら?   

2015年10月28日(水)半分以下に値引かれて
 いつも野菜を買うお店で西条柿が100円で売られていた。大量に。とても大きな個体の6個入り。通常なら1パック298円くらいだ。
 仕入れの量を失敗されたのか、大半が見ただけで柔らかそうな感じ。明日になれば熟柿と変わらなくなっているだろう。日持ちしないモノは早く売り切らなければならないからつらい。ここのところの寒さのせいで売れ行きが悪かったのか。
 店先に並べておくことができるのもきょうが最後のように思われる。もちろん硬いのがお好きな人は手をだされないだろう。硬いときにも選ばれず、柔らかくなってはますます選ばれず、廃棄処分されそうな柿。
 ひと晩に6個食べる贅沢をさせてもらったけれど、柿よりみかんの季節がきているのだろうか。
2015年10月27日(火)引き返す勇気があれば
 ゆっくり走っている岡山ナンバーの車が左折して公共の駐車場へ入ろうとされる。当方はその車を見つつ、右折して土産物屋さんの駐車場へ。おっ、珍しいシトロエン。
 左折の車は、お気の毒というか当地にお金を落としていただくのだからありがとうございますだねえと思っていたら、入り口で止まったままだったらしく、ちょうどバックされているところだった。駐車場には入らず、Uターンされた。道路を横切り、公共駐車場とは反対側の土産物屋さんの表の駐車場へお入りである。
 いゃあ、臨機応変、適切なご判断。駐車場の係の方に駐車料金を聞かれ、短時間なのにもったいないと思われたのだろう。
 当方が用件を終えて再び帰ってきた時、もう車はなくなっていた。早っ。用件は15分ほどだったのだけれど。

2015年10月26日(月)束ねた紐の隙間から
 道路を隔てて、アルミ缶や新聞・雑誌、段ボール等の回収ボックスが設置されている。すべてたびたび利用させてもらっていて、大変ありがたいボックス。
 そんなボックスに小学生低学年くらいの男子が5名ほど集まっている。当方を見かけて、自分達の方から「こんにちは。」と挨拶をする児童も。どちらかというと、普段の挨拶はあまりよくないと思っていたのだが、これはこれは。「あぁ、こんにちは。」と優しそうなオヤジの演出。
 とはいえ、なにやら怪しいそぶり。ボックスで、なにか小学生が楽しめるような獲物を見つけたのだろうか。
 大体そういう時に愛想をよくしたりするもののような気がしたのだった。我が身を振り返ってみてなのだけれど。

2015年10月25日(日)断ることのできなくて
 戸別募金のミッション。
 もちろん任意なのだが、とりあえずの目標は1軒あたり550円だとか。どういうわけでこの中途半端な数字なのか。
 キックバックもあるわけで、戸別募金の煩わしさ回避のため町内会の会計から一括納入するところも多いようだが、任意なのになぜ町内会費から一括納入なのかというご意見もあり、担当者が戸別訪問して募金のお願いをするというのが当町内。募金の賛否はさておき、大半のおうちは協力してくださる。けれども、こういう戸別募金活動業務がイヤで町内会加入がイヤという方もいらっしゃるようだ。サイトには、「地域の募金ボランティアが各家庭を訪問し、寄附をお願いする」とあって、週末は当方は募金ボランティアらしい。
 集まったお金もそれなりに福祉関係に回されるようだが、関係団体が吸い上げる額も多そうにみえる。助け合いは大切。とはいえ、特別な災害時等はさておき、通常のことは税金で適切な分配をしていただけないだろうか。

2015年10月24日(土)ケモノのエサになることもなく
 「どうでしたか、今年のカボチャは?」
 「全部で50個収穫できたのよ。」
 何本の苗を植えられたのお聞きしたら、植えたのは2本だけれど、昨年のこぼれ種からの1本も育っていたのだとか。1茎あたり16〜17個の収穫である。すばらしい。
 多くは、都会暮らしのお子さまに送られたとのことだが、来年はもっとたくさん苗を植えてもらって、ぜひ当方にも。もちろん値段をつけていただいて。
 カボチャなしではやっていけないもので。

2015年10月23日(金)枝の先から枯れている
 近くにお住まいの方で、甘やかすとクセになるから庭木に水はやらないとおっしゃる方がいらっしゃったけれど、ここのところ意外に雨が少なく、甘やかしているわが家の場合は弱っている枝が目立つ。紫陽花も林檎も柿の木も。
 十月の投げ木と覚えていたのだが、10月でも植物には厳しい年があるようだ。
 といっても、旧暦のことか。35日ほどずれる今の暦に換算すれば11月以降ということになるのだろう。
 今後は、個人的に「十一月の投げ木」とすることにして、10月の晴天が続く日は水やりをすることにした。

2015年10月22日(木)ベースのソロに合わせつつ
 1時間と少々クルマで走ればモンティ・アレキサンダーさんのピアノを聴くことができるというので、ひとっ走り。
 主催者の方にお聞きすれば、本日のライブの観客数は330名くらいらしい。600名収容のホールには空席も目について、もったいないことである。
 『キャラバン』からはじまったライブは、『朝日のようにさわやかに』とか『A列車で行こう』等のおなじみのフレーズが飛び出す、陽気でゴキゲンなスイング感たっぷりな演奏。『リーン・オン・ミー』やボブ・マーレーさんの曲もじっくり聴かせてもらいました。よく歌うベースのソロもたっぷり。いゃあ、よいライブでした。
 帰りはとても軽快に短時間で到着することができた。

2015年10月21日(水)もうすでにこたつを居間に
 当方には早朝に思えるような休日のお電話。
 「起こしたんじゃないかしら。」
 むかごご飯をおつくりになったので、これから持ってきて下さるとのこと。ありがとうございます。
 朝の早い方は、寒いのでもうこたつを出していらっしゃるのだそうな。わが家はこたつを使わなくなって大分経つけれど、もう冬はすぐそこのようだ。
 といいつつ、湯たんぽをつくってみたりしている。
 まだ冬用ではない少し寒々しい布団のベッドも、湯たんぽひとつで豊かに思えるのだった。

2015年10月20日(火)長くなる夜に聴きたい
 店内で流れているような音楽を家でも聴きたいので、適当にレコードを選んでもらえませんかとお尋ねの若い男性。プレーヤーはご自宅におありのようだ。ジャズのレコードはおうちにはないらしい。若者にもレコード盤が広がりつつあるという記事があったけれど、身近なところにもいらっしゃったのだった。
 お父さんやお母さんが使われていたオーディオセットがおありなのだろう。1979年盤「ジャズ・レコード百科」を参考にしてもらいつつ、とりあえずジャケットで良さそうなものを選んでもらった。
 アート・ブレーキーさんやマックス・ローチさんのレコードをテーブルに置かれたりしつつ、最終的にご自分で10枚以上セレクトされていた。気に入っていただけただろうか。
 再び物色されることがあれば良いのだけれど。

2015年10月19日(月)すでに終わっていたことが
 回覧板がやっと戻ってきた。
 回覧開始は9日。10日かかっての帰宅である。いつもは6日程度で戻ってくるのだが、今回はどなたかご不在もおありだったのだろう。
 用件は一斉清掃のご案内である。18日早朝の。
 つまり2軒ほどのお宅に関しては、案内を目にされた時にはすでに終了している行事になっていたということである。
 お怒りになっていらっしゃるだろうか。あるいは、なんだか申し訳ないけどラッキー等と思われたりしていらっしゃるかも。

2015年10月18日(日)枯れ草に合わせた色の
 日曜というのに、いつもより1時間以上早起きして、町内の公園の清掃というか草刈り。稲刈り用の鎌を持って。
 バッタや蜘蛛があちらこちらの草の中に。いずれも枯れ葉や枯れ枝のような色合いでじっとしている。自分の保護色ぶりに相当自信を持っているように見える。
 とはいえ、さすがに鎌が近づくと逃げ足は速い。いつもはのんびり過ごしていたのだろうが、今日は思わぬ緊張の朝だったことだろう。
 朝はのんびり過ごすのがよいね。

2015年10月17日(土)実のなかに花の咲きたる
 小学生のお嬢さん等にはそれほどでもないようだが、年輩の皆様には好評の無花果のケーキ。
 本日最後のひとつをお食べくださった方は、今度はいつ作るのかとお尋ねになられる。では明日もご用意しましょうか?
 「それでは毎日になってしまうわ。」昨日もおいでだったのでした。まっ、運が良ければということで。
 食べ物が豊富、しかも口当たりよく作られているものを食べているこども達には無花果なんかおいしい果物の部類に入らないのだろう。無花果や枇杷や柿を喜んで食べていた世代に支えられているのでした。
 無花果は、夏のはじめに実の中に小さい白い花を咲かせている、と教えてくださったのは樹村みのりさん。

2015年10月16日(金)昔のデモを語りたる
 60年代のジャズ喫茶のような店内をご想像だったのかも知れないが、おしゃべり自由の、時々音楽が聴き取りにくくなる店内なんです。ごめんなさい。
 男性の続いた午後。
 ジャズの基本の演奏の入ったUSBメモリかSDカードをつくってみてよとおっしゃる方が。若いころはロリンズさんや、コルトレーンさんをお聴きだったらしい。お車にはCDプレーヤーが付属していないようだ。
 車の中を見せてもらうと、16GBのSDカードが挿入されていた。
 そんな大量にはご用意できないと思いますけれど。

2015年10月15日(木)見えなくなってしまった窓を
 PCに向かっている当方の窓から見える向こうのおうちの窓の明かりが点かなくなった。この5日ほど。徹底して暗い。それまでは徹底して明るかった窓なのだが。
 なにしろ、当方が起きている間は必ず毎晩煌々と明かりが点いていた窓なのである。おそらく、一晩中明かりが点いていたのではないかと思っていた部屋。
 体調が芳しくないとおっしゃる方がお住まいだったけれど、なにか変わったことがあったのだろうか。
 窓から暗い夜しか見えなくなった。

2015年10月14日(水)少しくらいは違っていても
 枕元にふたつ置いている電波式の目覚まし時計。それぞれが表示している時刻が10分違っていた。どゆこと。
 他の部屋の時計と見比べ、間違っている方の乾電池を入れ替えたり、リセットして再受信させてみたけれど、何度やっても正しい時刻を表示しない。1時間近く違っていたり、2時間ほど違っていたり。
 寿命なのかも知れない。電波式目覚まし時計も壊れることがあるらしい。
 8台ある電波式目覚まし時計の廃棄処分第一号である。
 休みの日でよかった。

2015年10月13日(火)カットすることがよいのか
 「ご飯はいいです。」
 炭水化物というか糖質を避けられる人が多いようで、時々ご飯を食べない方がいらっしゃる。本日も。パンのご希望がある時には代替のパン(豊かな糖質ですが)をおつけすることもあるのだが、本日はなし。
 「あまったご飯でつくった賄い用ゴパンはご飯とかわりませんしねぇ。」
 「ゴパンがあるんですか?」
 「といっても、某電気屋さんの開発された器具でつくったのではなく、自家製手ごねご飯パンですけれど。」
 「じゃあそれにしてください。」「じゃあ私も。」とお隣の方も。
 ご飯は食べないけれど、ゴパンはお食べになるようだ。糖質等の問題ではなく、茶碗やご飯粒がお嫌いなのかもしれない。

2015年10月12日(月)やがて峠の入り口の
 「3kgほどしかないけど食べてみてよ。」と高校時代の友人。田んぼの標高は400mくらいではないかとのこと。
 試してみてよかったら買ってというのではなく、とにかく感想を述べよ、らしい。正直に。売ろうにも、今年の新米はすべて買い手がついてしまっていて、自分が食べるくらいしか残っていないのだそうな。
 平野部で米を作っている同級生もこの米を買いに来るのだとか。えっ、自分で作った米は供出したりで、他の人が作ったのを食べるの?
 標高や水のきれいさだけではないとは思うけれど、とりあえず200mくらいの田んぼで作られた米のおいしさは実感させてもらった。さてその倍の高さだとどうなのだろう。

2015年10月11日(日)まだこちら側にいるから
 「きょうは六七日なのでちらし寿司をつくったから食べてえなぁ。」ご近所の女性から、ちらし寿司のお裾分け。
 もう来週が四十九日なのである。好きだったちらし寿司を食べさせてあげることにされたらしい。お嬢さんを病気で亡くされたお母さん。
 ご近所の方が、あの人は最近顔が見えんけどどうしとんさるだろうとお尋ねになるくらい、ほとんど外出されることなく閉じこもっておいでだった。最近ようやく外を歩かれるようになり、昨日も店の前の草刈りをしてくださった。
 何日経っても悲しみは消えないと思うけれど、それでも以前のように活動されるようになったことがうれしい。
 パンプキンプリンケーキを届けてお供えにしてもらった。

2015年10月10日(土)やりたいようにやっていた
 村上さんを読まれたせいか、セロニアス・モンクさんの『アンダーグラウンド』や『5 by MONK by 5』のご希望である。奇しくも今日はモンクさんのお誕生日。
 なかなかしぶいセレクトである。
 マイルスさんが、自分のソロの最中はピアノを弾かないでくれと言ったとか。つまずきそうになる間の取り方は、ランチの時間だと思わず箸が止まりそうな気がしないでもなかったが、つつがなく終了。
 「慣れるとこのズレた感じが気持ちよいこともありますよねえ。」
 「では、『荒城の月』でも。スコーピオンズもよいですけれど。」
 滝さんがお聞きになったら感激されることだろう。

2015年10月9日(金)方法はひとつしかない
 ゆうちょの口座にでも振り込ませてもらえるとありがたいのですがと電話で申し出れば、代金は現金書留で送るようにとおっしゃる。他の選択肢はなし。でなければ、こちらまでお支払いに起こしをということらしい。
 それほど遠いわけではないけれど、いちおう県外の話である。書留で送るしかない。とはいえ、現金封筒があるわけもなく、暇な時間帯に封筒を買い求めに。21円。その場でお金や返信用の切手を入れて宛名を書けば一度で済むのだろうが、狭い簡易局になぜかお巡りさんもいらっしゃたりして、持ち帰り。
 しげしげと封筒を眺めてみれば、押印する箇所も減って、昔に比べ少し小さくなったようにも。って、いつ頃の昔だったか。
 なにはともあれ、地方公演らしい扱いではある。

2015年10月8日(木)トラブルは二三日後に
 自家製真空管アンプにつないでいるCDプレーヤーのピックアップがへたってきたのか、読み取りの精度が悪い。同じ場所で止まったり。
 ポータブルプレーヤーをネットで物色してみた。セレクトしたのは、星5つより星1つの数の方が上回っている安価な機種。
 止まるとか音が飛ぶという評価が多かったけれど、クリアなサウンド。全然大丈夫。削られているのだから当たり前のことだが、MP3の音の悪さが一聴瞭然。安価な汎用ACアダプターも、変換プラグが4種類もついていて、親切な世の中になったものである。
 星ひとつのコメントには、翌日故障したとか3日目に動かなくなったとあって、問題は明日明後日のようなのだが。

2015年10月7日(水)赤くなる季節になれば
 咳の続く方が。
 お聞きすれば、季節アレルギーというか、寒暖差アレルギーなのだそうな。花粉症などではなく、季節の変わり目に発症するらしい。
 そんな病気もあるのかと信じがたい気もするのだが、医療関係にお勤めだった方ゆえ、一般的なことなのだろう。
 冬から春ではなく、夏から秋の変わり目に体調が悪くなられるようだ。変わり目でも、暖かくなるより寒くなる方が身体にはきついということなのだろう。
 その方から、合わせ柿をいただいた。柿が赤くなるとお医者さんが青くなるという話だったけれど、赤くなるころに体調不良になる方もいらっしゃるのだった。病は季から?

2015年10月6日(火)だるそうに歌う女性の
 「借りたアルバムの中に中に入っていませんでしたよ。」とお電話をいただいた。
 コンピ盤の中に入っていたレイジーな女性ボーカルが気に入られたようで、それならオリジナル盤をどうぞということだったのである。
 が、どういうわけか、当方で聴いた曲が見あたらないとおっしゃるのだった。
 そんなはずがあるわけもなく、必ず入っているのだが、聴いている時の気分で違った曲に聞こえるのか、同じ声が続くとどれも似たような曲に聞こえるのか、それともシステムの違い等があってどの曲もぴんとこなかったのだったか。気に入ったとおっしゃるので、2回かけさせてもらったのだけれど。不思議。

2015年10月5日(月)涼しいと言うより寒い
 「涼しくなりましたねえ。」
 「涼しいというか寒いくらいですね。」
 夕方にお会いした近くにお住まいの方。
 ウォーキングだったのだろうかと思っていたら、10時をまわった頃にそのパートナーの方が、ひとりでウォーキングをされていた。別々に?照れくさそうにあちらから「こんばんは。」と声をかけてくださる。
 8時頃に女性のグループがウォーキングしていらっしゃるのはよくお見かけするけれど、こんな夜中に女性ひとりのウォーキングは寒そうだ。
 そういえばマフラーをしてご来店の方もいらっしゃったのだった。
 夜はすっかり深い秋。

2015年10月4日(日)最高はうれしいものと
 「開業以来もっとも売り上げのあった一日でした。」
 「それはそれは。」
 残念ながら当方の話ではなく、お客様のお話。1万円の出店料を払われて、いつもの店舗以外にも商売をされたらしい。やればいけるもんですねえとスタッフとうれしそうに話されるので、相当よい一日だったようだ。
 スタッフといつもより早いペースでアルコールを次々とご注文である。酔った勢いか、パートナーにもおみやげのケーキを買って帰られることになって、ありがたいことに、最高売り上げのおこぼれにあずかったのだった。

2015年10月3日(土)おそるおそる進んでみれば
 道がわからない方との待ち合わせ場所は「こどもの国」だったのだとか。なかなかレアな待ち合わせ場所である。そこまで行くことができればもうたどり着いたようなものだと思うのだが、ドームや乾燥研もまったくご存じないらしい。
 本日はもう自力でいらっしゃっている方は、先日、到着まで電話でナビをさせてもらった。なにしろ、坂の途中の小学校方面へ行かれ、グランドの向こうに道が続いているのですかとお尋ねになられてビックリ。グラウンドを車で走られるおつもりだったらしい。
 赤いポストのある場所を右折して道なりに進み自販機のある場所を左折です。と言ってもいつの間にか住宅地をさまよわれているのだった。
 つくられて50年ほどの住宅地だが、ご存じない方の多い辺境。

2015年10月2日(金)鍵盤を激しく叩く
 「おお、フィル・ウッズですか。」とお入りになるとすぐ。流れている曲をお聴きになってか、周りのジャケットをご覧になってか。
 「キースとエヴァンスのボックス持っていますよ。サンベアはいいですねえ。」とも。
 学生のころ、ジャズ喫茶でバイトをされていらっしゃったのだとか。同僚のお嬢さんのご案内のようである。
 そのようなわけで選曲を頼まれボリュームはかなり大きめ。ほかの方もいらっしゃるというのに。うまれて1か月の赤ちゃんもいらっしゃるのに。と心配したのだが、赤ちゃんはスヤスヤ。
 起きて聴くほどでもない選曲だっただろうか。

2015年10月1日(木)とどこおることなく音は
 ペッパーさんやマクリーンさんやコニッツさん等と並び当方のお気に入りだったフィル・ウッズさんがお亡くなりになられたらしい。
 グイグイブイブイと速いテンポで吹きまくりのヨーロピアン・リズム・マシーンのフィルさんは、ロック育ちの当方にしっくりぴったり。もちろん、哀愁の音色も。
 1975年の新宿厚生年金会館ホールでのライブは、席はなかったけれど、ありがたいことにステージのすぐ下で撮影をさせてもらいつつ楽しませてもらった。のちにその演奏がCDにまでなるのだから、生きていればこそ。
 そんなわけで、新譜が出れば購入というアーチストのおひとりだったのである。とりあえず、店内すべてウッズさんのCDに並べ替え、朝から晩までウッズさんを聴いて過ごした。

2015年9月30日(水)対応は相談をして
 金融機関のお嬢さんからお電話があった。
 昼間書いた書類の住所欄に町名だけ書いて市が記入してなかったから、窓口まで来てもらうか、こちらが書類を持参して書いてもらうか、郵送でとか。
 「あらっ、郵便番号を書いたら、あとは番地だけでもよいのではなかったのですか?適当に処理しておいてくださいよ。」等と、臨機応変な対応を期待したのだが、上司に相談してみますとのこと。却下らしい。
 「えーっ、そんなことでお互いの時間を潰すってもったいないのでは?郵便番号を書くのは何のためですの?当方はこれから用事がありますし。」上司に相談してみます。再び却下。もお。この春経験した他の銀行の対応をお嬢さんにお話ししてあげた。
 上司に相談された。あちらで処理されることになった。 

2015年9月29日(火)こんなところにあったとは
 入り口に置いている綿の木をご覧になられた方が、種が欲しくてずっと探していたんですとおっしゃる。こんなところに綿が開いているのを見て感激されたらしい。今年は、ことのほか大きな枝に育ち、実もたくさんつけているのだった。
 綿の木は30年以上前からつくってきた。たくさん収穫して、そのうち娘の婚礼布団にでもするか等とふざけていたものだった。
 もうそんなことも間に合わないけれど。
 なにはともあれ、種がご入り用でしたらどうぞ。先端が少し割れている緑の実をひとつお持ち帰りいただいた。 

2015年9月28日(月)満月を眺めるほどの
 定期考査期間中にランチによくいらっしゃる高校生。
 「あらっ、今日からテスト?」
 「いいえ、シルバーウィークの5連休が終わった次の日が初日で、明日が最終日なんです。」とのこと。5連休にたっぷり試験勉強をして2日間のテストを受けた後、また2日間の休みに勉強をして、残り2日間のテスト受験ということらしい。
 なかなか長期にわたるテスト期間である。連休を遊んで過ごさないようにというご配慮だろうか。シルバーウィーク中もお忙しい若者はいらっしゃるのだった。
 満月を眺めるくらいの余裕はあったことでしょう。 

2015年9月27日(日)ギンナンとキンモクセイの
 日曜日の議事堂界隈はひっそり。
 正面の歩道で「路上国会」というのを開催されている少人数のグループがひとつあるだけだ。
 警備の皆さんも比較的のんびりモードのように見える。少し離れた場所で案内図を見ていた女性グループには、警備の方のほうから声をかけてルートをお教えになっているほどである。
 平和である。
 そんな日が毎日続けば良いのだけれど。   

2015年9月26日(土)本番のはじまる前に
 田舎者ゆえ、ファーマーズマーケット等が開催されていればついついのぞいて見たくなる。おしゃれな町の大学の前のマーケット。農産物や加工品以外に、アンティークな食器や装身具のショップもたくさん出店されている。
 どれどれ。
 値段を見てびっくり。
 ちょっと大きめのカボチャ1玉が1500円。北海道産とのこと。大根1本が390円。ご丁寧にたっぷりの泥付きである。キャベツは量り売りだ。
 農薬を減らしてある等という付加価値をつけられて差別化を図られているのだった。蜂蜜やハーブティ等、試供品を勧めてもらうのだが、ちょっと購入する気のおこらない価格設定。   

2015年9月25日(金)それぞれが腕にかかえて
 壁に向かって座る席に若いカップルがお着きだ。それぞれが生まれたてというような小さな赤ちゃんを腕に抱いて。泣きはじめるとドアの向こうの乗車口に移動してあやしていらっしゃる。
 里帰り出産でふたりの赤ちゃんを産まれたように思われる。パートナーがお迎えに来てご一緒に東京へおかえりなのだろう。この世に誕生したばかりのような赤ちゃんはいかにも弱々しい泣き方。
 抱かれた赤ちゃんの頭が通路側に出ていて、他の乗客が通られるたびに頭にぶつかるのではないかと少し離れた席で心配していたのだった。
 3時間ほど抱き続けだ。
 双子を育てられた方は大変だったんだろうなと何人かの顔が浮かんだのだった。   

2015年9月24日(木)引き返す勇気があれば
 ご町内にご案内文を配布していると、ワゴン車が近づいて来た。当方より少し歳が上のように思われるご夫婦。
 「砂丘はどちらですか?」とのお尋ねである。
 「えっ、砂丘の方からいらっしゃったのではないんですか?」当方から見れば立派な砂丘から帰りのルート。
 「こどもの国というのはあったんですけど。」
 こどもの国まで行かれて、この道は砂丘へ続く道路ではないと思われたのだろうか。こどもの国まで行けば、有島武郎の石碑辺りは砂丘の雰囲気があって、砂丘の先端に触れているような気もするのだが、ご存じない方にはただの大きな砂場くらいにしか見えないのかも知れない。とはいえ、そこから住宅地の方へ引き返されなくても、そのままもう少し進まれると良かったのに。慎重派?まっこと人生は選択の連続である。
 なにはともあれ安全運転でどうぞ。   

2015年9月23日(水)ジングルが聞こえる場所で
 デビッド・ギルモアさんの9年ぶりの新作が届いた。『失楽園』のハードカバー等も入った小さなボックス・セットで。
 得意の叙情ギターの他にジャジーな曲も印象的なCDを全曲聴いてから、DVDをトレイへ。
 老いて少し弱々しいリック・ライトさんとの切ないセッション映像も、耳には心地よく聞こえる演奏である。アニメやインタビューやアルバムのメイキングもたっぷりあって、最近購入の中では久しぶりに満足度の高いアルバムである。
 還暦だった前作では、「もう人生の秋だから」のような雰囲気もあったけれど、今回は作詞をパートナーが提供されたこともあってか、とても前向きで攻撃的だ。錠をガタガタさせろ。鎖を外せ。今日を楽しめというメッセージ。
 フロイドを好きでよかった。   

2015年9月22日(火)変わらないことのいくつか
 午後の音楽は脈絡もなく。マイルスさんからノラ・ジョーンズへいってスリー・ドッグ・ナイトやCCR。
 たまたまその曲の時においでの方が、「オレ、スリードッグナイトのライブに行ったことがあるよ。」とおっしゃる。「カーペンターズやニールヤングや、プログレのあれなんだっけ、こどもたちのこどもたちのとか。」
 「ムーディーブルースですか。」
 「そうそう、それそれ。」
 昔から現在までロック一筋のご様子。そのころ当方はロックを少し離れていたんですよね。
 ということで、その後概ねオールディーズばかり。
 人は結構変わらないものだよね。とか。   

2015年9月21日(月)じゃあここはおごりにしてね
 当地区では連休を避けてすでに敬老会は終わっていたけれど、カレンダー通りに敬老を実践される皆さま。ご両親とご一緒のランチだったり、足腰が弱くなったお父さんをサポートしつつスイーツをご一緒されたり。
 お久しぶりにお会いして、なんだか敬老の日の雰囲気に近づかれたなぁと思われる方も。自分のことは棚に上げて。
 久しぶりに会われたのだろう。声をかけながらあれこれ甲斐甲斐しくお世話をされたお嬢さんたち。食べ終わられて、「じゃあ、ここはお父さんのおごりということで。」と、お父さんと思われる方の財布からお支払いである。
 なにはともあれ、一緒に食事をしてくれる存在というのはありがたくも貴重なことなのだろう。   

2015年9月20日(日)冷めやすいタイプなのだと
 砂丘の道路は混んでいるんですかねえ?と若者。どうなんでしょう。トンネルの多い自動車道方面は一部渋滞があったとおっしゃる方もいらっしゃいましたけれど。
 サンドボードをしたいとのこと。晴天である。
 「今ごろはまだ砂も熱いんじゃないでしょうか。」
 「朝晩は涼しいですよ。」
 「熱しやすく冷めやすいですからね大地は。」
 「大地タイプだったかも?」
 とりあえず4時過ぎに行かれることになった。   

2015年9月19日(土)あなたのような人の行く
 もう夜もすっかり更けているのだが、酔いも手伝ってか皆さんの共通のお友達を呼び寄せることになった。もう時間も遅いしパジャマ姿ではないのでしょうか。と思っていたら、じきにおいでだった。
 お母さんやパートナーの方から、「あなたが行く店じゃないから。」と刷り込まれていたようだ。男性が少ないせいだろう。
 クイーンやジャーニーでお育ちだったらしい。中島さんの『世情』も大好きとか。
 ということで、そんな映像を見ているうちに日付が変わっていたのだった。  

2015年9月18日(金)新しいものが来たので
 新米が届いた。
 今年は昨年よりも高品質で自信作のご様子。完全無農薬とまではいかないようだが、化成肥料は使わず、発酵牛糞等の堆肥をご使用とのこと。
 残念ながら、本日使用分は昨年の米。今日から古米である。
 概ね250kcal(ハンバーガー1個分くらい?)以上は盛りつけるのだが、ご飯を残された方がお茶碗を持って来られた。食べきれなかったのでラップに包んでくださいとのこと。おいしく感じられたらしいしい。すばらしい。喜んで。
 古米なのが残念である。  

2015年9月17日(木)呼吸のひとつひとつまで
 秋の結婚式シーズンらしい。
 披露宴等で流す音楽は、CD原盤の持ち込みでなくてはいけないんだそうですよ。あらっ、そうなんですの。
 10曲流してもらう場合は、式場に10枚の原盤を持ち込み、担当者がCDを入れ替えて、希望している曲をセレクトしてという流れなのだろうか?CDプレーヤーは2台は必要だろう。某社団法人がおつくりのルール?ダウンロードしたMP3はダメということ?
 ポリスやスティービ・ワンダーさんやストーンズ等をご使用予定とか。
 法人と式場との契約がどのようになっているのか知らないが、楽曲をセレクトするミキサーのような方は相当面倒くさそうだ。プラケースから出してトレイに置いて使用済みのCDをケースに仕舞って。
 くれぐれもCDに深いキズをつけないようにね。 

2015年9月16日(水)報告はすべてを降ろし
 ひとり立ちされるようになって、2か月半。いつぞやは「痩せたねぇ。」と声をかけたけれど、心の方も痩せていらっしゃったようだ。今日でお辞めになるのだった。
 大分慣れたと思ったのに残念ねぇ、と皆さん。
 平地はなんとかなるけれど、高層というか、階段がきついとおっしゃる。ですよねえ、重い荷物をもってあちこちたくさんの階段の上り下りは、いかに若くても女性の身であれば厳しいことだろう。
 配置転換を考慮してあげればよいと思うのだが、組合もなく、正規でもなければ、雇われている身は弱いようだ。
 ここのところこの地域は人が続かない。 

2015年9月15日(火)広告の写真を指で
 古いジャズ雑誌の広告ページにあったトミー・フラナガンさんのジャケットを指して、探しているけれどなかなかないんですよねとおっしゃる。マーケットプレイスではとんでもない価格をつけていらっしゃる方もおありだった。
 ボクは随分昔に買いましたけどね。近々再発されるのではなかったかしら。なにはともあれ、探してきます。
 購入は1986年だった。音が前に出てきていないようにも。まだCDが初期のころである。レコードの方がよいとおっしゃる方も多かった時代の1枚。それでも価格は3500円である。
 検索してみると、10月に再発されるようだ。税込みで972円。暴落中。 

2015年9月14日(月)浅いキズしかなおらない
 さてCDの修復。いずれも「ステップ1」では回復しなかった。「ステップ2」へ。今度はサンドパッドに換えての研磨である。終了後に再びパッドを換えて「ステップ1」の行程をするようにとのこと。いずれも時間は3分ほどだ。ゆっくりとCDが回転している。
 が、いずれも音止まりは修復しなかった。キズは深いらしい。
 続けて3回以上の作業はしないようにとあるが、取説無視。1枚に付き10回くらいやってみた。
 やってみるものである。3枚のうち1枚だけは音が止まらず最後まで音が続いた。ただし、盤面は研磨によって輝度が低下している。キズはなおっても新たなキズもの。オリジナルにこだわる人は使用しない方がよさそうだ。って、音が止まるのであればオリジナルも何もあったものではないけれど。
 ということで、1勝2敗。深いキズはあきらめた方がよいようだ。 

2015年9月13日(日)大人より子どの方が

 さて結果の前に敬老会。当地はカレンダーより1週間早めての敬老会の実施である。欠席の皆さんに記念品をお配りするのが本日の業務。
 日曜の午前中ゆえご滞在かと思えば、たまさかご不在のおうちがおありで、出直すこと数回。とりあえず今日のうちに配り終えた。
 そんな昼過ぎ、ステージ上で楽器演奏されたグループがいらっしゃったと思ったら、ステージ発表をご覧になっていた方もご来店。
 「あらっ、揃っていてきれいだったわよ。」と、後から入って来られたグループの皆様。
 でもやっぱり小さなこどもたちのひたむきな演技が一番よかったとおっしゃる。こども達は希望らしい。


2015年9月12日(土)音飛び画像の乱れなど

 光ディスクの再生を可能にするというキットが届いた。再生をあきらめていたディスクのキズを磨いて読み取りができるようになる、とある。
 とりあえず、すぐに思い出せる3枚のキズ付きディスクの修復に挑戦してみた。3mmほどのキズがついたディスクと、3cmのディスクのキズはいずれも直線。5cmの1枚は1本の線というより飛行機雲のようなキズである。
 帯に、無人島に持っていく1枚と書かれているモノや、バスの写真のある1枚で、いずれも愛聴盤ジャズCD。1986年に3200円で購入したモノもある。
 飛行機雲のキズはそれほど深くもない。修復できそうな気のしている1枚である。とりあえずこの盤から修復作業をすることにした。セットして液を垂らしてスイッチオン。3分ほどゆっくりと機器の中で回転して止まった。さて結果は。


2015年9月11日(金)避難する準備はできて

 宮城の方も大変らしいですねと教えてくださる方がおありで、ネットのニュースを見る。大崎とか渋井川とか、近いところだ。電話。
 「うちから7kmほど上流の堤防が決壊したんだわ。避難の準備もしていたんだけどね。」と教えてくれた。7kmというのは結構近い。わが家からだと、駅のもう少し向こう辺りだ。危なかったね。「今はもう晴れているから大丈夫なんだけどね。」「キャンピングカーも水没したら使えないしね。」とりあえずよかった。
 先日の台風通過後に、当地は大したことがなくてよかったですねえ。ありがたいですねえ。というような脳天気な会話をしていたのだが、ごめんなさい。
 72年前の地震もあったり、界隈は断層もあるという噂もあったり。砂の上の建築物が崩れることはないだろうか。明日は我が身かもということで許していただきたい。


2015年9月10日(木)肉厚にからめとられる

 椎茸が美味とのこと。副菜その二。もうメインにしてもよいのではないかという肉厚。
 大陸モノと疑われた方もいらっしゃるかも知れないが、国産です。というか因幡産。
 大人だけかと思っていたら、夜にやって来た女の子も大好きとおっしゃる。すばらしい。小さなころからおいしいモノがおわかりのようである。
 よい食材がたくさん眠っているのだった。


2015年9月9日(水)雨の中でも光りたる

 駐車している車の上に電線が走っているせいか、車の屋根やウィンドウに糞がたくさん落ちていることがある。庭の山椒の実を食べている鳩や椋鳥や鴉の攻撃か。
 本当かどうか、CDやDVDの反射光が鳥は苦手という情報が。データコピーに失敗した5枚のCDやDVDを車の近くに設置してみた。
 設置して1週間ほど。ここのところ車のどこにも鳥の糞は落ちていない。まぶしさに驚いて、使用する公衆トイレの場所を変えてくれたのだろうか。ありがたい。
 もしかすると鳥さん達がここのところ便秘だっただけかも知れないけれど。


2015年9月8日(火)金を返してあげるから

 再来年4月の消費税率10%への引き上げの際に、酒を除く飲食料品の2%分を購入後に消費者に戻してくれる案があるそうな。マイナンバーを利用し、買い物データを保管したりポイント化するらしい。
 任意であるところのマイナンバー普及のため、お金を還付することで登録を増やそうというお上手というかイヤらしくも思えるやり方。しかも上限は年間4000円までとか。20万円分。
 小さなお店の設備投資も大変そうだし、当方が卵かけご飯だけだったり納豆かけご飯だったりすることが第三者に推測されることになるかも。
 あれこれイヤな世の中になりそうだ。まっ、そんな世の中なのだから、未練など持たずいつでもあちらへどうぞということか。親切なことである。


2015年9月7日(月)橋を渡れば坂道が

 高校生かとおもったら今年大学生になられた皆さまだった。交通手段は自転車。
 どのようなわけでこんなところに迷い込まれたのか知らないが、まだ夏休み中で、6〜7km西の方からおいでなのだとか。大きな坂道もあるのに。音楽はロックがよいとおっしゃる。
 「ロックって?」「ビートルズとか..。」お父さんが聴いていらっしゃったのだそうな。「ヨーコさんが甲高く絶叫されるDVDくらいしかありませんけれど。」夕餉のBGMには向いていなかった。イギリスのロックに変更させてもらった。
 それぞれが進学された大学のご不満やら楽しいことやらをお話しらしい。いいなぁ、大学生活そのものが夏休みだったような。


2015年9月6日(日)傷つけたあとで気づいた

 「あっ、やったかも。」
 ケースの角にCDをこすった。5cmほどのすり傷が出来ている。とはいえ、深くえぐれた傷ではない。大丈夫かも。と思ったのだが、2曲目でアウトだった。雑音が繰り返されるばかりである。
 バスの図柄の愛聴盤。多分レアなのではないかとネットを調べてみると廃盤になっていた。アマゾンにもオークションにも見あたらない。
 他にも傷のついたCDは何枚かある。研磨機の性能はわからないけれど、とりあえずチープな一台を購入してみることにした。
 大切なモノは、事があってから気づくことも多かったりするのだった。


2015年9月5日(土)寂しさをさらに増やして

 ランチの後も割合長時間滞在されていたお嬢さん。一組だけになられてから、「さっきのボーカルはだれですか?」とお尋ねである。
 いつごろですかねえ。今日はアン・バートンやノラ・ジョーンズでしたけれど。ということで再生。ノラ・ジョーンズさんだった。
 デビュー・アルバムの中の何曲かが気になられたようだ。明るくハキハキではなく、秋の夜長の寂しい時間に聴くとさらに寂しさが増幅されるような音楽をお聴きになりたいらしい。
 どのようなことがおありだったのか。寂しさの二乗で新しい夜が現れるのかも知れない。
 というか、まっこれからの夜は、概ねスローバラードがよろしいような。


2015年9月4日(金)16分音符の続く

 おそらくパートナーの方が、ジャズのレコードがあるらしいわよ等とおっしゃられたのだろう。初めていらっしゃった男性が、レコードがあるんですかとお尋ねである。
 部屋の隅に隠してあるんです。
 取り出した3箱を熱心にご覧になるので、別の部屋からも運搬することにした。「チャーリーパーカーとかが揃っているんですねえ。」等と、ダイヤル盤をピックアップされる。Vol.1からVol.6まである。当方が潤うわけではないけれどなかなか売れそうにない盤を買っていただけるとうれしい。
 発売された70年代当時、ボクには全部揃える余裕がなかったシリーズ。「今なら全部揃って3000円ですからねえ。」とアシストしたのだが、『オン・ダイアル』を全部買うのは今でもやっぱり簡単ではないようだ。取り出した6枚はまた全部箱へ戻された。残念。 


2015年9月3日(木)いにしえのジャズを聴きつつ

 古いコンピ盤をくださる方がおありだ。
 アメリカ盤の『ミュージック・フロム・スタバ』。参考にするようにということだろうか。
 イージーなBGMかと思えば、シルバーさんやコルトレーンさんやモンクさんもあって、なかなかなジャズ。ほどよくノラ・ジョーンズさんやカサンドラ・ウィルソンさんなどのボーカルも盛り込まれて。
 本場はこれくらいの音楽が日常的に流れているのだから違和感がないのだろう。わが家はも少しぬるめ。
 そんなわけで、久しぶりに『ブルー・トレイン』を聴かせてもらった。スタバのおかげで。 


2015年9月2日(水)これ以上悲しいことは

 悲しい知らせが届いた。
 ボクより10歳ほど若い、こどもの頃からよく知っているお嬢さん。ご近所のひとり暮らしの女性のたったひとりの血のつながった身内である。関東で生活をされていた。二週間前のお盆の里帰り時には店までお土産を持ってきてくださったのである。母をよろしくとおっしゃりながら。
 あちらで荼毘に付されるようだ。葬儀は地元のパートナーのご実家で。
 ひとり暮らしの高齢のお母さんはメニエル等もあって飛行機に自信がないとおっしゃる。顔を見るのをもうあきらめていらっしゃるようだ。地元の葬儀だけに出席とのこと。
 これ以上の悲しみはもうないはずだ。
 車で一緒に行きましょうか?明日申し出てみることにした。 


2015年9月1日(火)執拗なベースのリフに

 キース・エマーソンとタンジェリン・ドリームが好きとおっしゃる当方より若い方がいらっしゃって、『展覧会の絵』の映像とかありますけれど。『マイ・バック・ページ』の演奏も独特ですよねえ。などと久しぶりのアーチスト名にびっくり。
 なにしろナイスのLPを手に入れたのはもう45年ほど前のことなのである。地元のラジオ局のミッドナイトパートナーという番組でもらった『ジャズ+クラシック/ロック=ナイス』という邦題のつけられた1969年の作品。よく聴いた割にはカビもなくきれい。
 ブルーベックさんを意識した『ロンド69』を聴いてみた。ナイフを片手に持った演奏。三位一体とはこのようなことか。 


2015年8月31日(月)記録をされた雑音に

 半分は男性。ということは、女性の多いいつもの月曜に比べてご飯が1.5倍くらい早くなくなるということである。2台目を早く稼働させておくことにした。
 そんな男性の中に、一昨日のライブ映像をDVDに焼かれてご持参の方がおありだ。当方も一番遠いところにビデオカメラをセッティングしていたのだが、その映像も見たいとおっしゃる。
 いゃあ、まだ再生もしていないんですよね。ごめんなさい。同じ場所に設定していたPCMレコーダーはクリアに録音されていましたけどね。といっても、さすがにRLの分離はいまひとつでモノラル風。それでも一番遠いところのセッティングでこれくらいクリアなら問題なし。近くの方のしゃべり声もよく拾っていて、1961年のヴィレッジヴァンガードのようにも。 


2015年8月30日(日)歌光と影の境に消えた

 『クロスオーバー・イレブン』をくださる方があったかと思うと、本日は『ジェット・ストリーム』をくださる方が。城さんの最終回版である。1994年のことらしい。
 今年還暦をお迎えになられた方。似たようなお年頃である。ネットにもありそうな気はするけれど、ありがたく頂戴した。おしゃれで渋い、よい声ですなあ。うらやましい。
 午前0時になるといつも目覚まし付きラジオで聴いていたけれど、本日はマッキントッシュとフルレンジ。音量もあげて。渋い声がいちだんとよく聞こえる。さらに、輪郭がはっきりと聞こえ、語尾の表情等の新たな発見。ちょっとびっくり。専門装置を見直した。 


2015年8月29日(土)ヴォーカリストの知らない歌を

 お見送りのために外に出たら、ちょうど買い物袋をハンドル部分にぶら下げたご近所の方に遭遇。青息吐息とはこのような様子かという男性である。
 自転車で坂道をのぼり終えたところ。といっても、乗ってではなく押して。何しろ四捨五入すれば100歳におなりの方なのだった。
 この小さな坂はさておき、下にはもっと大きな坂があって、ほとんど押して帰って来られたご様子。下るときも危ないような気もするのだが、ただ歩くより、自転車があった方がよいらしい。おつかれさま。
 そんな日の夜は、ライブの後にご出演の方達と遅くまで音楽を聴いたり話したり。たぶん終了時間新記録。全部終えたら青息吐息。 


2015年8月28日(金)水やりを欠かすことなく

 玄関で紫陽花とシンビジュウムが咲いている。
 紫陽花はさすがの暑さもあってか、花の盛りを少し過ぎてきた感もあるけれどまだ十分美しい。今年、挿し木用に皆さんに大量にお分けした人気の品種だ。6月から8月末現在まで咲き続けている長寿系(そのようなものがあるのかどうか)紫陽花。
 シンビジュームは今年3月にたくさん花を咲かせた一鉢。夏場は、毎日水をたっぷり。花が終わってからは葉っぱだけだったのが、盆を過ぎたあたりから花芽が1本長く伸びて、現在ほぼ満開。
 この暑い時期はどちらも生き延びるだけで大変だと思うのだが、長期間楽しませてくれているのだった。
 気候のせいなのか個体の問題か。当方はバテバテなのだが。


2015年8月27日(木)見てもらいたいと思えば

 一部では学園祭シーズンのようだ。本日は模擬店とか。当方は、なんだか毎日が模擬店かとおもったり。
 そんな流れで、運動会は土曜日や日曜日がよいか、平日がよいかというようなお話。
 小学校はさておき、当方の場合は、中学や高校で保護者が来たことはなかったのだが、というか来てもらいたいと思わなかったのだけれど、最近はお母さんのためにがんばったりすることもあるのだそうな。若いうちから親孝行なことである。平日開催ではそんなことが叶わないのだから、土日開催を希望される方が多いのだろうか。休日出勤おつかれさま。
 当方は、今なら水曜日開催希望。って、多分見に行かないと思うけれど。


2015年8月26日(水)バラードの流れる部屋で

 「太極拳用のBGMとして何かないかしら?7分くらいの。」
 「大陸系の音楽はわが家にはありませんよー。二胡のCDなんかを買われたらよろしいのではないですか?」
 「あらっ、日本の曲でいいのよ。『花は咲く』くらいのテンポで。徳永なんかどうかしら?」
 「ヴォーカリストは何枚かありますけどねえ。少し気分が沈みそうではないですかね。」
 なにしろ洋物中心のうえ、バラード系は僅少。おまけに7分の曲というのも少なそう。とりあえず、大瀧さんや中島さんで挑戦してみた。
 『幸せな結末』からはじまる1枚。


2015年8月25日(火)順番というわけでなく

 「あらっ、こんな風の強い日に。ごくろうさまです。急ぎのことですか?」町内の回覧用印刷物を公民館のボックスから回収し、配達担当者に届けられる方だ。
 「いや今日は回覧等ではなく訃報です。」とプリントをくださる。
 「まだお若い方ですねえ。」とボクは思うのだが、そんなことはないと思う本当に若い人もいらっしゃるだろうか。
 訃報のお知らせは、町内で用意してある用紙ではなく、葬儀社がお作りのものだった。コピーされたものをご持参らしい。当方はさらにコピーをして配付したが、コピーできない方は必要事項を手書きされることだろう。それぞれが20枚ほど。
 総会以来はじめての葬儀のおしらせの配付である。といっても、家族葬でおしらせ不要のおうちもあるのだけれど。


2015年8月24日(月)断るために開けた戸は

 ポストに町内会の役員会のお知らせが。
 1週間後。そんな無体な。急な案件なのか。案内文には補助金申請等についてとあった。
 役員会はなるべく欠席しないように心がけているのだが、さすがに1週間後はすでにいくつかの予定がある。
 会長さんに欠席しますのご報告。
 その日その時間に当方と会うことになっている役員の方もいらっしゃるのだが、どうされるのだろう。今のところ、キャンセルのお申し出はないけれど。


2015年8月23日(日)はじまりはそれぞれちがう

 小学生を中心とした従兄弟の皆さんとその関係者の方々がお集まりである。家族旅行などもあって楽しい夏休みだったようだ。それぞれ自由研究や宿題が完了した打ち上げというかご褒美というか。
 明日からはじまる学校もあれば、水曜日からだったり木曜日からはじまる小学校もある。
 とりあえず、当地にお住まいの皆さんのはじまりが一番遅いのだとか。
 最終日付近は「夏の友」や図画工作の仕上げに追われていたのを思い出すのだが、寄ってくださるおうちのこどもさん達は余裕らしい。
 終わる休みは幸い。
 当方はやがて春夏秋冬休みの連続である。楽しいだろうか。


2015年8月22日(土)あなた以外のすべての人に

 キースさんの『At the Blue Note』のリクエスト。人目につきやすい場所に置いているセットゆえ、うちにあるのを思い出されたようだ。
 曲のご指定は、『I'll Close My Eyes』とか、『Autumn Leaves』とか。
 6枚組だが、中古なら1枚1000円ちょっとくらいで買えそうなので検討中なのだとか。ボックスセットでお持ちになりたいらしい。
 「とりあえず無人島に持っていく1枚(6枚だが)ということにしているんですけどね。」とアシスト。
 26分ほどある『Autumn Leaves』の10分過ぎたあたりで、決意が固まられたようである。
 ボクと同じ無人島に行く場合は、別のを持ってきてください。


2015年8月21日(金)眠れない理由を聞けば
 仕事も忙しくしていらっしゃるのに、なかなか布団にもぐってから眠れないとおっしゃる方が。お若いのに。悩むことがおありなのだろうか。
 寝付き5秒という、横になれば速攻で眠りに落ちる当方に相談されても何にもならないと思うのである。慢性睡眠不足。もうしわけなし。
 帰宅後のお互いの生活をチェックしてみると、すべての最後が風呂の当方に対し、風呂からあがって数時間あれこれされて過ごされているという辺りしか違いが見つからない。
 こちらは風呂が最初でも問題なく眠ることができると思うけれど、とりあえず風呂は最後にしてみられてはどうでしょう。

2015年8月20日(木)収穫量の少ない豆の
 「エスペランサ・スポルディングが見たいね。」
 「あぁ、主にベースの。結構集めてましたねえ。」
 ファラオ・サンダースは中止らしいし。いずれにせよ、当方は行けない。そういえば大西順子さんも出演されるとか。
 さすが江戸。
 そんな遠くまで行かなくても、モンティ・アレキサンダーさんが皆生にいらっしゃるのだとか。おぉ、ジャマイカの。
 とりあえず『モントゥルー・ライブ』を聴きながら陽気な気分の真夜中である。

2015年8月19日(水)融通を利かせてくれる
 飛んで火に入るようなおいしい話をおもちしたと思うのだが、受付の若いお嬢さんはどうもマニュアル通りの対応しかしてくださらないようだ。
 店の住所で本人確認できる方法が思いつかないのである。こんな書類があるようでしたらもう一度お持ちの上ご来店いただければとおっしゃるので、なんだか面倒くさくなって、「じゃあ、別のところにしますのでなかったことに。」 
 帰宅して別の所を探していたら、電話が鳴った。
 先ほどの上司の方らしい。これから行ってもよいかとおっしゃる。そんな恐縮なことを。なにはともあれ、少しくらいはおいしいところがあったようだ。とりあえず明日にでも。
 上司は大事である。

2015年8月18日(火)そんなものとは知らなくて
 頼まれてDVDを購入することになったのだが、支払いの前に、コレクター向けですのでご理解いただけない方はキャンセルも可能ですとあって、「どうします?」
 なかなか入手困難なレアモノらしい。それでもよいのでということにつき代理お買い求め。
 送料無料で到着である。パッケージはとてもきれい。が、しかし。本体は心配した通りの焼きつけによる内容及びそっけないラベル。ただし内容も画質もご満足のようである。
 とりあえず、田舎に住んでいる世間知らずのため購入してしまいましたですねえ等とおっしゃるので、まっそういうことにしておいてください。 

2015年8月17日(月)納屋の隙間に入りゆく
 日付がかわる頃に自宅へ。
 通勤途上にあるひとり暮らしのおうちはいずこも暗い。窓が明るいのは高校生のいるおうち。今日はことのほかそれがくっきり。今週後半には学校が再開されるところもあるとか。お盆が終われば、高校生の夏休みも残りわずからしい。
 少し離れた職域で過ごす時間の多かった頃はほとんど関心もなかったことだが、職住近接生活が増えたせいというか、昼間に路地を歩くことも多くなって、通勤途上にあるおうちくらいはそのおおよそのことがわかるようになった。野良猫の生息ぶりとかも。 

2015年8月16日(日)とりあえず逃げるしかない
 近くの十字路で車同士の事故があったらしい。
 角のおうちの目隠し用の植え込みがボリュームたっぷりに膨らんで、道路にもはみ出ている場所だ。
 通勤路をたまさか車で帰る際、左側が見にくくて界隈ではもっとも危ないと思っている場所。そのおうちの方は利用しない側の道路のため、危険性にお気づきになっていないのかも知れない。
 それはさておき、そこでぶつかった車の片一方がそのまま逃走されたのだとか。あやしい。というか、ぶつかったのに逃げるというのはなにか不都合な理由があったのだろう。
 その後の情報がまだ入ってこないけれど、界隈の駐車場の車をチェックされている方がいらっしゃるのだった。 

2015年8月15日(土)降ろせない箱を運んで
 「今日はほとんど仕事になりませんでした、というか降ろせませんでした。昨日もでしたけれど。15日指定のものも多いんですよね。今日は花火ですから、夜はほとんど期待できませんし。」
 わが家へいらっしゃったそちらの業界の方のぼやき。
 さすがお盆休み。墓参りや買い物等にお出かけの方が多いようだ。多くの皆さんが日中はあまりご自宅にはいらっしゃらないのだとか。
 受け取りをしてもらえないので、仕事が進まないということなのである。定期的に15日指定で配るモノも多いらしい。
 当方は、花火は窓から見ていた。昼も夜も在宅ゆえ、受け入れ態勢は整っているのだが、届けてもらうモノは何もなかった。 

2015年8月14日(金)開祖のことをはじめから
 連絡はいつもないけれど、14日は棚経にいらっしゃるのを待つ日。例年2分少々のことゆえ、わざわざお寄りいただくのも恐縮。今年はお断りしようかとも思ったりもしていたのだった。
 が、今年はいつもいらっしゃるセミプロの方ではなく、前住職さんのご登場である。
 ほどよい低音、よく響く太い声。息継ぎの間隔もかなり長い。例年より倍以上の読経時間。久しぶりにミニライブを聴いたような気がした。講釈も難しい言葉をお使いで、わが家の雰囲気を察知しての営業活動のようにも思えたり。なにしろ、各種の寄付もスルー。少ないお布施。経を練習し、代わって執り行ったりもした、まっこと信心の足りない男なのである。
 昨日は80軒の棚経だったのだとか。さすがである。参りました。 

2015年8月13日(木)画像ひとつで止まりたる
 テキストや画像が入っているというFDをお預かりした。
 フロッピーディスクを見たのは久しぶり。外付けのドライブはどこだったっけ?
 書類の山の下に埋もれていた。
 USBでPCに接続。ランプがつかない。壊れた?
 なかなか認知してくれなかったが、ディスクを入れてしばらくすると懐かしい動き。と思ったけれど、同じ音が続く。まっ、これも懐かしい音ではある。テキストのファイルは出てきたが、画像が大きくてきついものと思われる。
 これだけの容量で足りていたころもあったのだけれど。

2015年8月12日(水)漏れていたのはいつからか
 ガス器具の点検のお知らせが入っていたけれど、都合により本日に変更してもらった。コンロはとても古い。けれど、ここのところあまり使っていないし、きれいに清掃してあるから点検はすぐに終わるだろうと思っていたら、ガス漏れしているとか。
 ひえー、びっくり。毎月の請求される料金も大した額ではなかったのに。
 漏れているのは、室内ではなく屋外のメーターのあたりだそうな。むき出しの配管が老化し、少量のもれが検出されたようだ。午後にもう一度出直すか、盆明けにでもとのこと。それはもう早い方が。
 大した額ではなかった料金の大半は漏れた分だったのかも知れない。

2015年8月11日(火)気に入りのふたつを選び
 「やぁ久しぶり。」
 春から都市部の大学に進学されたご近所のお嬢さん。サークルの合宿があるから数日でまたお帰りのようだが、とりあえずお盆の帰省。で、まず職人さんのケーキということのようだ。
 おうちに帰ってきて、次にわが家へ寄ってくれるというのはとてもうれしい。高校生だった3年間とわが家の3年間が重なっていて、ご家族やら友人とよくご利用だったのである。ついついおまけをしたくなるような夕方だった。
 もうひとりのご近所の同級生のお嬢さんも、すでにご両親とやって来てくださっていて、よい関係をつくってくださった皆さんにとても感謝しているのでした。

2015年8月10日(月)デザートのためにご飯は
 食事終了後、ケーキのご注文。本日のケーキ3種類とのこと。
 「お持ち帰りですか?」
 「いえ、いまここで(笑)」
 お誕生日につき、以前からやってみたかったことをされたいのだとか。パートナーのおごりで。
 糖質控えめとはいっても、3つは厳しいのではないかと思うのだが、3皿を前に置かれてフォークのおもむくままお楽しみである。
 そういえば、ご飯は少しでいいですとのことだった。このためのことだったらしい。

2015年8月9日(日)靴を履かずに出て行けば
 お子さんとお出かけしていて、「喉が渇いたジュースが飲みたい。」ということになったのだとか。
 自販機のジュースよりあの店のジュースの方がおいしいからとお子さんに話し、こちらまでいらっしゃったようだ。ありがたいことである。ご注文はアップル。
 オレンジファンよりアップルファンの方が多いように見受けられるわが家のジュース。濃縮還元ではない、いちおう青森産のストレートだ。
 そんなジュースのおとものケーキは、ロール好きなのだとか。4歳の少年。一人前である。

2015年8月8日(土)こんなはずではなかったのだが
 12時をまわった頃、ひとりで暮らしていらっしゃる男性が。「いらっしゃいませ。」
 本当は、市内のお店を予約されていたのだとか。東京から帰省されるご家族とランチをされる予定だったようだ。
 飛行機にすればよいのに関西で乗り換えたバスが事故渋滞などもあってまだ安富なのだ、とおっしゃる。
 楽しいランチのはずだったのに、急遽おひとりでわがやへ。お気の毒なことである。ご家族が多いと、交通費も馬鹿にならないのであろう。
 いつも当方が帰宅する頃には真っ暗のおうちなのだが、今日は日付が変わるころも複数の部屋が明るい。無事に到着されたようだ。

2015年8月7日(金)明るい窓を見上げつつ
 日付が変わって2時間ほど経った住宅地を帰ったのだが、結構明かりのついているおうちが目に入った。世間は週末とはいえ、いつもこんなに明るかったっけと思ってみれば、いずれも高校生のいらっしゃるおうちだった。
 そういえば、就職試験まであと1か月ほどなんですとおっしゃるお母さんがいらっしゃったし、推薦系の入試についてお話しの方もいらっしゃった。
 この時期が本番直前という若者もいらっしゃるのだろう。
 なにはともあれ、真夜中の明るい窓は同志がいるような気がして心強く思うのだった。

2015年8月6日(木)水やりはしない主義だと
 少し降ってくれるのではないかというような雲行きの時もあったけれど、終わってみれば、界隈は本日も降雨なし。1か月くらい雨を見ないような気がする。
 結構な庭木のあるおうちの方に、水やりが大変でしょうと声をおかけすると、基本的に水やりはしないのだとおっしゃる。「甘やかさない主義。」とか。それでもこの7年ほどで庭木が枯れたのは2〜3本くらいなのだそうな。
 わが家は朝と真夜中に水やりのことも。ずいぶん甘やかしているので、桑や紫陽花等はすぐに葉の元気がなくなる。育て方を間違えたようだ。

2015年8月5日(水)ひとくちで食べられなくて
 「夏輝」というのは殻の長さが13cm以上ある天然の岩牡蠣につけられたネーミング。
 選択の際は、大きさより平たい部分の面積が重要とのことだったが、やっぱり大きいモノを選んでしまう。巨大なひとつを選んで計ってもらうと、1400g弱。
 採取には要ボンベである。なにしろ水深は20mなのだとか。15年や20年くらいは経過しているのではないかとおじさんはおっしゃる。
 そんな長い時間のかかったひとつを食べ終わるまで1分ほど。贅沢なことである。
 牡蠣はミルクなのだった。

2015年8月4日(火)たぶん西日が強いのだ
 食用ほおずきをいただいた。枯れたような白っぽい袋の中に入っているのは、通常の朱色ではなく白っぽい上品そうな果実。プチトマトのような甘さが感じられる。
 実は春に苗もたくさんいただいていたのだが、風当たりが強いせいか西日が強いせいか、わがやのほおずきは育ちがよくない。背が高くなるどころか、地面を這っているような1本も。そんなわけで、花も果実も小さい。
 きちんと育つと、本当に食用なのだった。肥料をやってもう少し待ってみることにした。

2015年8月3日(月)なにも貼られぬ果物を
 「お久しぶりです。お忙しいですか?」 以前、プリントでお世話になった方。
 「そろそろ梨の出荷がはじまりますんでね。」
 「えっ、それはどのようなご関係が?」
 梨に貼るシールのお話らしい。進物用のよい梨に1個ずつ貼るシールのプリント。おぉ、そのような関係がおありだったのか。100万枚とかのレベルのようだ。
 ではスイカなんかも?
 「それはうちではなかったんですよ、残念ながら。」
 どちらもシールとは関係のないわが家ではあるが。

2015年8月2日(日)頭を少し下げながら
 大概が来た道を帰るのだが、配布物の関係で、たまさか同じ道を通らない通勤の日がある。玄関を出て右折する通常の通勤に対し、左側から通勤する日。
 遠回りでもあるし、配りモノがあるせいで、通常の5倍の時間がかかる。といっても、通常は2分ほど。
 玄関までのアプローチに松の枝がアーチを作っているおうちがある。松の枝はこの時期よく伸びる。茶室のにじり口の如く、相当腰を折らなくてはいけないおうち。それが、本日は短く切られてすっきり。少し頭を下げるだけで通過できた。
 遠回りした割にはなんだか物足りなく思った通勤だった。

2015年8月1日(土)小さな箱にいれられて
 ケーキと一緒に珈琲もテイクアウトしたいとおっしゃる。
 同窓会の幹事会をご計画なのだとか。お近くにケーキ屋さんもあるし、珈琲豆はおわけしますからご自宅でどうぞとご提案するだけれど、サーバーまでご持参である。ここのケーキと珈琲がよいとおっしゃってくださる。ありがたいことである。
 ということで、はじめての珈琲のテイクアウト。
 小さな段ボールに入れて助手席に鎮座。坂道を車で下って行かれたけれど、大丈夫だっただろうか。
 こぼれなかっただろうかとか、香りが飛んでいったのではないかとか心配していたのでした。

2015年7月31日(金)起きているときは机に
 学校が楽しいという高校1年生が帰ったあとに、中学3年生のいらっしゃるご家族。部活も終わって、その筋の道をまっしぐらでがんばってもらいたいのだけれどというご両親である。とはいえ、そう簡単に切り替わるものでもなく。
 待っていたと思われる夏休みも、今日で7月分が終了。じきに広島や長崎をおもう日が来て、すぐに盆になりますよねぇ。というなんだか身も蓋もないような話になったり。暗くなったり。
 1年違うだけで大違いの夏休みのようだ。
 起きているときは机に向かいましょう。
 などと自分にはできないことを。

2015年7月30日(木)夏休みのないこどものように
 「もう夏休みだねえ。いいねえ。」と5歳のお嬢さんに。
 「保育園は休みなしなんです。希望をすればお盆もあるんです。」とお母さんが教えてくださる。
 小学生のお姉さん達は夏休みなのに、ひとりだけ保育園に登園しているらしい。朝のラジオ体操にも時々つきあって。
 「いゃあ、ろくな夏休みもないおじいさんと同じだねえ。」って、だれがおじいさんですねん。
 とりあえず、保育園児に負けないようにもう少しがんばってみることにした。

2015年7月29日(水)誰にでも配るわけでは
 係の方がいらっしゃらない。夜の8時までは5円引きカードが有効のはずである。事務所の奥の方にいらっしゃった。声をおかけすると慌てて出てこられたけれど、5円引きの切り抜きをお渡ししたときには給油が終わっていた。
 「給油分に5円をかけた現金をお返ししますね。」と事務所へついて行くと、「それとも次回10円引きでもよろしければチケットをお渡ししますけれど。」「面倒くさくない方法でいいですよ。」
 ということでもらったのが、リッター10円引きというチケット。通勤に車を使うわけでもなく、近年は滅多に給油をしなくなったけれど、そんなカードを作っていらっしゃったのか。知らなかった。5円引きが最高だと思っていたのである。
 上得意様用のサービスがなのだろうか。

2015年7月28日(火)お知らせの届いた夜に
 去年の12月にアラートを頼んでいたひとつ。30年以上前に作られた立派な旧作。2005年に開始だ。それでも1位登録者が数名あって、さっぱり連絡は無し。
 もうなんらかの理由で返ってこなくなったひとつなのかも。連絡でもしてみようかと思っていた矢先にアラートがあった。いゃあ、お願いはいきていたのだったか。
 速攻でチェックを入れた。
 待っていた甲斐があった。よいお仕事をされている1枚である。

2015年7月27日(月)助手席側の足もとに
 車にサブウーファーを取り付けてもらわれたのだそうな。助手席側に座るとスピーカーの振動が身体に伝わってくるはずと、相当の自信作のご様子。福沢さん5、6枚。高い。低音の響きがすごそうだ。
 とはいえ、そんな低音の響くソフトをあまりお持ちではないらしい。カントリー系がお好きなのである。
 たまたま前にあった下品なジャケットの1枚はどうでしょうとおっしゃるので、どうぞどうぞ。
 『フーズネクスト』である。
 1曲目はアップテンポな『BABA O'RILEY』。重厚というより軽快なドライブになりそうですが..。

2015年7月26日(日)こんなところにいるなんて
 「あれー。どうしてー。」「こんなところで会うなんて。」
 もう大盛り上がりというか大騒ぎ。
 卒業後10年ほどの皆さん。ベースやドラムやギターをやっていらっしゃった方々なのだとか。男性グループと女性のグループ。後輩と先輩。
 横浜から妖怪ジャズを聴くために来鳥の方を含む男性グループと、横浜に遊びに行ってまだ大きな荷物を持ったままの女性側。
 街なかのお店ならまだしも、こんなはずれにどうして来ているの?という感じ。別々のテーブルで今までの来し方の報告等。会話の間に、「ほんと、こんなところで。」を何度もはさみながら。
 初めてのご来店なのに、あまりに興奮されたせいかお土産までくださったのだった。ありがとうございました。

2015年7月25日(土)日が経つごとに好きになる
 昼間の結婚式であれば、そのまま二次会というわけにいかないのであろう。4時間ほどの待ち時間があるようだ。その間に、先ほどの式で撮影した写真をプリントしてオリジナルアルバムを作成するのだそうな。ドレスをお召しのままで。にぎやかで楽しそうだ。独身の皆さんは、アルバムを作成しつつ、夜の二次会も期待していらっしゃるらしい。
 そんなお嬢さん達を見ながら、ゲイシャコーヒーをお飲みの余裕のお姉さま方や、そこからまた一回り下のお嬢様方。どちらも、あんな頃があったわねぇという感じ。
 若者には勝てないことのいくつか。

2015年7月24日(金)一日でしぼんだ花は
 綿の花が咲いた。
 バタバタしているうちに、黄色だった花はしぼんで褪せたオレンジ色になっている。
 あちこちに苗をお配りしたけれど、それなりに育っているだろうか。
 夏休みの自由研究にしようか等とおっしゃる方もあったけれど。来年は糸にする様子とか、その次は布にするプロセスとしても使えるかもですねえ。
 あるいは婚礼用の布団綿として毎年収穫を続けるとか。

2015年7月23日(木)太いのが好きなのだから
 キュウリは太いのが好きとおっしゃる方。本日も太いのをたくさんお持ちくださった。
 細くてとげとげしいのが新鮮でよいのではないかと思うのだが、青臭い感じがお好みではないらしい。
 お持ちくださるのはなにしろ本当に太いので、加工すると、大半の方が冬瓜だと思われるのだった。キュウリとは思えないキュウリ。ウリがお好きなのかも知れない。
 太いのも細いのもキュウリは絶対に食べないというお嬢さんもいらっしゃって、好みは色々だということを教えてくださる方がたくさん。

2015年7月22日(水)書かされて待たされもする
 分割払いの固定資産税の2期の締切が今月末だ。ついでに国保も払おうとしたら、コンビニでは扱えないとか。
 「この納付通知書にはバーコードがありませんでしょ?ふつうの銀行か、ゆうちょでどうぞ。」とのこと。
 おおそうでしたか。去年はどこで支払ったのだったか。
 銀行は番号札を発行されたりと面倒だ。ゆうちょも大きなところは同様である。こんな時はATMもなくて普段はほとんど利用しない簡易局が便利そうだ。近場へ。それでもA4の大きな用紙に名前や電話番号を書かされ、その控えまでくださる。ゴミ箱へ。領収書だけでいいんです。
 支払いはやっぱりコンビニエンス。

2015年7月21日(火)減ることを喜んでいる
 毎日お世話になっている公共料金系の経費がなかなかかさむ。この1か月、それぞれをあれこれ見直しつつ、経費削減策を試みてみた。
 いゃあ、やってみるものである。それぞれ効果が出ていた。いちばんの節約はガス代。思いついたことを継続してやってみたら、結構な支出減。ありがたい。もっと早く気づけばよかったのだが。
 電気や水道もまだ心当たりはあるけれど、この時期これ以上厳しくするのは老体には難しい。
 なにはともあれ、先月比が減額になっているというのは、体調にも良さそうだ。

2015年7月20日(月)カゴの中身を見おろして
 いつもの魚が置いてあるコーナーがすべてウナギに代わっていた。夏のウナギを食べる日が近いらしい。とりあえず当方が欲しいのはウナギではなく、もう少し大きな魚。
 なかった。
 時間が遅いせいか。とはいえ買い物客はそれなりにいらっしゃる。世間の休日に買い物をすることが滅多になくなったけれど、3連休の最後はゆっくりお買い物のようだ。
 並んだレジの前のお嬢さんは、お帰りになられたらすぐに食べられそうな食材のお買い物。ウナギも。うらやましい。
 自分のカゴをじっと見つめてみた。

2015年7月19日(日)色あせた写真の前で
 コルクボードの前で涙を流していらっしゃる女性。当方と似たような年代のように見える女性三人連れのおひとり。サワダさんやウトさんの小さな作品をご覧になりながら。
 昨今の情勢と重ね合わせ、写真を見ていてついつい流れてしまったのだとか。
 霞ヶ関に行くわけでも胸にボードを掲げるわけでもないけれど、そんな方がひとりいらっしゃったということだけで、貼っている甲斐があったと思うことにした。

2015年7月18日(土)真ん中に集まっている
 今シーズン初めての丸ごとスイカ。
 スーパー等ではない穴場のお店で、1個が500円で売られていた。
 その辺に転がっているボールなんかよりははるかにビッグな個体である。もちろん、そのままではわが家の小さな冷蔵庫には入りきらない大きさだ。
 どこかに少々難でもあるのだろうか。当方には十分な糖度でなんの問題もないように思われる。
 昔の家族なら一日でなくなったことだろうが、4〜5日は楽しめそうである。
 スイカの後に珈琲も飲んだ。夜中に起きることになりそうだ。

2015年7月17日(金)来たことに気づかないまま
 「あらっ、臨時休校で。」
 終業式や授業最終日ではないから、とりあえず4連休なのだとか。明日は野球の応援もあるらしい。
 暴風雨のおかげで開店休業かと思っていたのである。遠くの皆さんからはご心配のメールをいただいたり。
 が、通過するだろうと言われていた時間になっても一向に台風らしさが見えてこない。なにやらいつもと似たような昼時。
 おまけに臨時のお休みになった皆さんのお顔も見えてというありがたい一日になったのだった。

2015年7月16日(木)ことのほか静かな夜に
 日付が変わって大分たったけれど、相変わらず外は静か。これから風雨がにぎやかになるのだろうか。
 とりあえず鉢物は1カ所に集中させ、スイミー状態。この地の強い風に対して効果があるのか少々不安だが。
 明日は不燃ゴミ回収日。
 瓶やプラゴミをカゴに入れようと思ったけれど、入れ物のカゴはまとめて縛られていたり、街灯のポールに縛りつけられていたり。明日の朝でなくては出せないようだ。
 さて目覚める頃にはどうなっているのか。

2015年7月15日(水)中からは見えない場所で
 金融機関でつぎつぎとお知り合いの方が。といっても二人であるが。お一人は、職場が道路を隔てて反対側。近いからご利用は当たり前のことだ。
 もうお一人はご自宅からは結構距離がある方で、もっと近いところに同じ金融機関が2つ3つあるはずだ。
 「あらっ、こんなところまで。」
 「ここがいちばん駐車場が楽なんです。ATMも多いし。」
 御意。
 考えてみれば、ボクの方が自宅からの距離がある。さらにここよりもっと近いところに同じ金融機関があったり。とはいえ、そこの駐車場に入るには道路を右折しなくてはいけないし、駐車場も狭い。おまけにカウンターからATMが見えるし。
 お互い遠いところから似たような理由でやって来ているのだった。

2015年7月14日(火)溶けるのを遅らせるため
 大きなカゴに大量の青梅をお持ちくださる方が。
 この時期の青梅は相当レアではないか。さすが、標高200m以上という高地だけのことはある。
 ということで、梅干しにするという方や梅酒を作られるという方や。季節外れの青梅を当方も少しもらって、梅干しと梅酒をつくることにした。念のために、2年ものを試飲。ラムとジンとホワイトリカーものと。
 ラムもリカーもなかなか濃い仕事をしているが、潮というか海藻の香りがするようなジンに1票。
 明日はジンを買うことにした。

2015年7月13日(月)積み残された袋の中に
 今週はゴミ当番。ステーションの清掃というか、グリーンネットの片付けである。回収後にステーションへ出てみると、積み残しの袋がひとつ残されている。こうしたらいいですよという張り紙がビニール袋に貼られた状態で。
 植木などを切られた枝を普通のビニール袋に入れてお出しである。袋に入れず、束ねておけば回収してもらえると思うのだが。
 お心当たりの方がこの状態を見られたかどうか、夜になっても同じように置かれたままだ。
 次回までこの状態であれば、袋から出して束ねなくてはいけないらしい。明日の朝にでも気づいていただけるとよいのだが。

2015年7月12日(日)似たような挨拶をして
 「暑いですねえ。」がご挨拶の一日。
 「まだエアコンのフィルターを掃除していなくて。」とおっしゃる方も。
 そんな暑い日にコンペにお出かけの方もおありで、「あらっ。ゴルフもされるんでしたの?」専門は別の競技なのである。
 「いゃあ、ご近所のおつきあいで。」とか。
 成績の一覧表を見せていただくと、5位とある。すばらしい。運動能力が高い方なのだった。
 とはいえ、よく見ればブービーもトップも女性。この界隈もそんな時代なのだったか。

2015年7月11日(土)いつまでかぶり続ければ
 いやだいやだと思っていたのに、突然お別れと言うことになったら、涙が流れてしまいましたと昔話をされるお嬢さん。
 あれっ、そうでしたの。本当に悲しんでいらっしゃるのかと思いましたけれど。なかなか他人様の心の内はわかりにくいものである。
 涙を流すのが自在のお年寄りもいらっしゃいますからねえと、職業関係で日々ヒューマンウォッチングのお嬢さんも。
 ということで、猫をかぶり続けないといけないものなんですかねえとか、人生のほとんどは我慢なんですかねえといったお話しを聞かせてもらっているうちに、とっくに閉店時間は過ぎていたのでした。

2015年7月10日(金)サイコロをみやげにもらう
 70年前後のフォークにお詳しい方が。あの人は演歌になってからはダメとか。あの人が演歌になったことさえ知らない当方。
 とりわけたくろんさんがお好きで、西部の会場で握手をされたことがあるのだそうな。はるか昔に。
 たくろうさんなら少しだけわかる。奇遇ですねえ。ちょうど、今日の立ち上がりに聴いていた編集盤があるんです。『永遠の嘘』ではじまる1枚。 編集加減を聴いてもらおうと流してみた。『今日までそして明日から』はお気に入りだったようだが、その後に入れていた『落陽』に待ったが入った。
 人生はギャンブルだと思うのだが、安定の方をお求めのようだ。

2015年7月9日(木)花ではないと教えてくれる
 「紫陽花の花のところは花じゃなくて葉なんだよ。」と小学生低学年のお嬢さんが教えてくださる。大分前にも同じように教えてくれたので、葉ではなくて「がく」だね。と話したのだが、きょうもまた同じように花ではなくて葉だった。
 だれかに教えてもらった時、花ではないということによほどびっくりしたに違いない。で、「額」というのがまだよくわからなくて、花でなければ葉という発想になっているのだろう。葉は下の方にたくさんついているのに。
 とりあえず今日も同じような会話が続いたのだが、多分また次回も同じように説明してくれそうだ。植物は葉と花で成り立っているらしい。

2015年7月8日(水)すべての髪も下に向く
 配布中に小雨。大したことはないだろうと思っていたら、いちばん遠い地点にたどり着いた頃に雨は一段と激しくなった。配布し終えてあとは帰るだけなのに、雨に濡れるというおまけももらえるらしい。
 ということで、久しぶりに雨に打たれつつ歩いた。帰り着いた時には髪も服もたっぷり水を含んでいたのだった。
 タオルで髪の毛を拭いた後、車で移動。
 小降りになっていたけれど、女子高生が下を向きつつ歩道を歩いていた。顔を上げることなく。悄然と。
 雨に濡れたからというより、雨に濡れる前から哀しいことがあったごとくに。

2015年7月7日(火)レコードのプレーヤーしか
 「ジャズのレコードはまだあるんですか。」とご質問あり。
 「もうちょっとしかないですけどね。」
 「ほら、あのパなんとかのレコードを探している人がいるのよ。」とおっしゃるも、ミュージシャンの名前が出てこないようだ。
 「えーっと、ほらエジプトの女王の。」
 「クレオパトラの夢?バド・パウエルですか?」
 「そうそう。バド・パウエル。」
 もちろんあったけれど、すでにどなたかがお買い求めである。
 「有名盤ですからネットや中古屋さんでも手に入ると思いますよ。オリジナルとかでなければ。」と調べたら、ワンコインから88888円まで。夢は意外に安い。

2015年7月6日(月)たちあがるまでの時間に
 古いブルーレイプレーヤーは起動も読み込みも遅い。国産有名メーカーであっても。一番古いSさんも3年前のTさんも、オンにしてしばらく別の作業をしながら待つという状態。超安価な海の向こうの製品の方が、早い。
 とはいえ、ソフトの方はDVDが多い。おまけにリージョンコードが1の輸入盤も。
 ということで、ご不満のある評価も多い超安価なリージョンフリーの怪しいプレーヤーを増設してみた。
 薄い。軽い。早い。安い。ぐっじょぶ。

2015年7月4日(土)とりあえず小さく切って
 露地ものでもカボチャは収穫できる時期になったのだろうか。小さなカボチャをいただいた。
 煮物にでもということだったけれど、いゃあとりあえずケーキ用に使わせてもらいます。
 減量を意識していらっしゃるようで、ケーキ等はほとんど食べられないらしい。うちの定番商品なんです。ありがとうございました。
 そんなカボチャのケーキを食べてくださった方のおひとりが、9月にご出産予定だとか。食べるものがいくらでもあるのに、わざわざこんなはずれまでやって来てくださるとは。そのような方に食べていただくというのが、ことのほかうれしい。
 健やかなご出産をどうぞ。

2015年7月3日(金)坂道の途中で声を
 部活を終えた下校中の中学生が「だらず坂」をのぼっていく。グループによっては、その坂の脇で作業をしている当方に、「こんにちは。」と挨拶をしてくれる。
 タマネギを掘ったあとの土を耕す作業をしていたのだった。大した面積でもないけれど、丁寧に掘り返していたから結構汗ばむ。そんな時に声をかけてくれるから、鍬を持つ手を休めちょっと休憩。
 この前学校に来ていたでしょう?等と話しかける女子も。「あらっ、見られていた?」
 2週間後くらいに県中総体があると教えてくれる男子も。テニス部や陸上部の生徒さん。がんばってね。
 ドロップハンドルで通学していた中学生時代をは思い出していたのだった。人生はベリーショート。

2015年7月2日(木)それぞれが自分のことで
 終了予定時間をすでに15分過ぎている。お昼の時間ゆえ、皆さんそれほど急がれないのだろう。が、当方には大事な時間。発言をいくつか削り、終わると、ごめんなさい営業なものですからということにさせてもらった。
 少ないとよいのだけれど等と不埒なことを思いつつ、飛び込んでみると少なくなかった。
 そんなわけで、Yシャツ系そのままの服装で業務をさせてもらった。おっと、今日はなんだか違いますなあ、いいですねえという反応の方もおありだったけれど、ちょっと仕事がやりにくい。明日はやっぱりカジュアルに。

2015年7月1日(水)助手席に乗る人のない
 「今日から独立ですね。」
 約2か月間、男性と一緒に経済活動をされていた女性の独り立ちの日らしい。手順にも慣れられたようで、かかる時間も随分短縮されてきている。
 「いゃあ、結構体重が落ちました。」とおっしゃる。
 「知っている男性も最初の半年で体重が13kg減ったと言っていらっしゃいましたよ。ボクも最初はそうでしたし。頑張ってくださいね。」
 とはいえ、やがて元に戻った当方に比べ、あちらの男性は今も引き締まってスリムなお身体である。
 まだまだぬるい生活なのかも知れない。

2015年6月30日(火)いなければ寂しくおもう
 連日ご利用の女性。「ひとりで過ごす夜は寂しいですねえ。」
 いつもはおふたりで過ごされているのだが、ひとりで過ごさなくてはいけない日が続いたらしい。終戦時は女学生だったとおっしゃる方だ。
 昨日の夜も、今日のお昼もご利用くださり、しみじみと、やがてひとりで暮らさなくてはいけなくなったらどれくらい寂しくなるかとご心配のようだ。この界隈にはたくさんのひとり暮らしの方がいらっしゃるけれど、みなさんどうやってお過ごしなのかと思いを馳せられている。まっこと。
 「帰って来られたら、寂しかったわとおっしゃるんですね。」とお聞きすると、「いぃえー、いなくてセイセイしていたわと言うわよ。」
 世の中は複雑である。

2015年6月29日(月)腰巻きにつつんで帰る
 「どうも赤ちゃんができたらしいんです。少しイライラしているのでケーキをもらいに来ました。」と、大きなタッパーをご持参の男性。おお、なんと優しい。
 と思ったのだが、カウンターにいた80代女性が、あんまり甘やかさない方がええで。昔の農家では、田んぼで産んで腰巻きにつつんで帰ったもんだけ。等とおっしゃる。
 「いつの話ですか?」
 「昭和のことだわ。」
 昭和はすごい時代である。

2015年6月28日(日)CD化されないままの
 「レコードからCDに焼いたんですがよろしかったら聴いてみてください。」とCD化された古いアルバムを2枚お持ちくださった方が。それぞれトラックはA面B面の2つだけ。選曲は少々不便だ。
 どちらも見たことのあるジャケットで、レコードはわが家にもある。といってもボクが購入したものではないのだけれど。
 1975年と翌年のアルバムだ。その筋では有名な方だった。オリジナルアルバムがCD化されていないというのはちょっと意外。あるのはベスト盤CDだけらしい。
 ジャズであれば相当レアな作品でもCD化されているような気がするのだが、女性ファンが多かったと思われるその筋のアルバムは、再発してもそれほど売れないのかも知れない。

2015年6月27日(土)コサージュと名をつけられた
 きれいな紫陽花ですね。こんなの初めて見たわ。等とおっしゃるので、調子に乗ってどうぞ挿し木にと枝を切っているうちに、元々あった紫陽花が坊主頭に近くなってきた。日に2回水やりをしなければ首をうなだれるほどだったのが、ここのところすっきりスカスカでわずかに残った枝はとても元気そうである。
 そんな少ない枝をさらに切り取って念のために挿し木にしておいた。少しばかり肌寒い雨のあがった夜中に。

2015年6月26日(金)こんなところがよかったか
 半年ほど前から頼まれていたCDをひょんなことから発見した。もう行方不明であきらめていた1枚だ。数年前に購入したことはネットが教えてくれるのだが、どうにもこうにも。
 きっかけは映画を見ていて『スイート・ホーム・アラバマ』が流れてきたこと。残念ながらレーナード・スキナードの演奏ではなかった。やっぱりオリジナルも聴きたい。ここのところ棚から出し入れすることのないバンドだ。定位置にあってすぐに発見できた。1989年に買ったらしい。
 聴いていると、この歌が作られることになったであろうニール・ヤングさんの曲も聴いてみたくなったのである。ヤングさんは結構あちこちに散らばっている。30分ほど捜索し、平積のなかから目的の1枚を発見した。その下に探すのをあきらめていたアルバムがあったのだった。いゃあ大発見。
 レーナード・スキナードは南部をコケにしたヤングさんに少しばかり怒っていたと思うのだが、ヤングさんのそばがいいバンドもあるのだった。

2015年6月25日(木)撒かずともよいのだろうが
 九州は豪雨で明日はこの辺りも降りそうですよと教えてくださる方がおありだったのだが、夜中になってもまだ雨が来ない。一日水をやっていないので、紫陽花はやや疲れ気味のようだ。
 そんなわけで、真夜中の水やり。
 闇夜に水を撒いていると、刺激を受けた草花の匂いがたってくる。ドクダミだったり、パイナップルミントだったり。
 ホースのそばにあるクチナシも白い花に近づくと、芳香が。
 夜の水やりの大敵は蚊だが、ねむっているのだろうか、珍しく刺されることもなく終了した。
 さて誘い水になったかどうか。

2015年6月24日(水)待てぬわけではないけれど
 並んでいたレジの隣が空っぽになり、そちらのレジのお嬢さんと目があった。急いでいたわけではないのだが、なんだかこちらへどうぞという雰囲気である。移動。
 並んでいたレジの方も、もう次のところだったのだけれど、なにやらお支払いに時間がかかっていた。紙幣の他に、表示されている端数分の硬貨をお探しのようで、時間がかかっていたのだった。1円玉や5円玉はなるべく小銭入れに残したくないということなのだろうか。
 当方は、1円玉と5円玉は金融機関に行ったついでにATMに放り込むことにしている。ということで、わがやは1円玉と5円玉の滞在がほとんどない。
 大きな紙幣の滞在も短いけれど。

2015年6月23日(火)それぞれが自分のことで
 「他人は月に一度の定休日なんてあまり考えていませんよ。」とおっしゃる方が。まっこと。
 やることがないほど暇であれば体験活動の方には申し訳ないとは思いつつ、予約があるわけでもなし昨年もひと桁だったしということで、読書用の本をもってくるほどだったのである。
 それが、どういうわけかいつもと変わらない雰囲気。たまに、ネットで確認された方もいらっしゃったけれど、臨時営業だったことをお伝えすると、多くの方が、ああそうだったんですかとおっしゃる。
 ということで、冒頭のご感想。
 それにしても、休んでいたらこれだけの方が、そのままお帰りになられていたのかとちょっとびっくり。
 なにはともあれ、忙しい体験にしていただき感謝。

2015年6月22日(月)今夜はほしいものがない
 ホームセンターで探しても見つからなかったほどよい一品がその世界にはあった。数枚をクリック。しかし、その筋から2500円以上の買い物を一緒にしないといけない合わせ買い対象商品だとか。
 CDでも物色してみることにした。が、欲しいのは海の向こうの中古品だったり安物新品だったりで、珍しいことにその筋経由の商品は今のところなにも食指が動かないのだった。早く届けて欲しい商品なのだが、困った。
 たとえばジャズはなにが売れているのだろう。ロバート・グラスパーさん。とはいえ、海の向こう経由の方が安いし、その筋経由でも10日ほどかかるようだ。遅い。ロックはどうか?なぜかZEPのDeluxe CD Editionがトップだった。昔の盤がある。おまけに発売は7月。
 また明日考えてみることにする。

2015年6月21日(日)結局はこの作品に
 お若いのにスコット・ラファロさんにご関心がおありなのだとか。ラファロさんの妹さんが書かれたラファロさんに関する書籍を最近読まれたご様子。今では当たり前のピックアップを使わずに弾かれていた等と教えてくださる。起きている時はほとんど練習だったようだ。
 「音はあまり良くないですがドン・フリードマンとのアルバムとか、スティーブ・キューンと一緒のとか、ハンプトン・ホースくらいしかありませんけれど、エバンス以外は。そういえば、先だってお亡くなりのオーネット・コールマンともやっていましたよね。」
 「スタン・ゲッツともあるようです。」
 うーん、どのアルバムでしょう。ということで、ドン・フリードマンさんとヴィレッジ・ヴァンガードのエバンスさんと一緒の演奏を楽しませてもらった。

2015年6月20日(土)いつ終わるのかとおもいつつ
 カップルの女性の方がソロが終わったり演奏が終われば小さな拍手をされるので、ついつい遅くまでジャズ映像の鑑賞を結構真面目にやった。
 そのせいだったか、帰宅後は『ライブ・イン・ジャパン』をずるずる聴いてしまった。1966年のコルトレーンさんの。本日は、とりあえず第1集だけ。CD2枚に3曲である。
 なにしろ1曲が長い。『マイ・フェイバリット・シングス』は、イントロの長いベースソロも含めると約57分。体力勝負。長い演奏は大概すばらしい。と思い込んでいるからではなく、広げていこうとされる皆さんは本当にすごい。とはいえ、真夜中の自宅。ボリュームは低い。よい演奏はボリュームも大切である。
 通勤かばんに分厚いCDケースを入れて、明日の午後に再度。

2015年6月19日(金)日焼けした太き腕もつ
 「ご飯がおいしいです。」とおっしゃる方が。ありがとうございます。
 どちらの炊飯器で炊いたごはんだったっけと思い出してみると、少々性能的におちるのではないかと心配している方だった。米も、標高200m産ではなく、平野に少し毛の生えた辺りではないかと思われる地域の産のような。
 組み合わせとして最強ということではないのだが、そういえば精米がごく最近の一品。原因は精米の新鮮さだったのかも知れない。
 雨のため、標高200mにお住まいの方も本日の農作業は軽めのようだ。そろそろ昨年度米が底をつきそうだとも。
 新米の時期に、最強の組み合わせでご飯が提供できるのを楽しみにしている。

2015年6月18日(木)掘るのではない筍の
 玄関に筍が10本ほど置いてあった。
 淡竹かと思ったけれど、庭の淡竹はもう大分伸びているから、布袋竹かも知れない。真竹はもう時期が終わっているだろうし。
 ご近所の女性が散歩の途中にでも採取してこられ、お裾分けなのだろう。と思ってお礼に行ったら、違ったのだとか。「あらっ。」
 そうこうしていると、お隣の男性が、玄関に筍が置いてあったけどあんたげが置いてくれたのかとお尋ねである。「いえいえ。」
 という謎の筍さわぎ。(というほどでもないけれど。)
 連れ合いにはもうひとり心当たりがあるらしい。夕方になってからおうちへ行って尋ねてみると、大当たり。砂丘界隈を精力的に散歩される方である。砂丘の外れの林の中で採取されたのだとか。ありがとうございました。
 ほぼ砂丘産の貴重な今どれ筍。煮付けて夜の副菜になった。美味。

2015年6月17日(水)周りに人のいることを
 「どこに行っとただいな。」
 レジの皆さんが振り向く大きな声。女性がモゴモゴ。さらに男性の叱責やぼやきが聞こえ、4つあるレジにいた皆さんがなんだかなぁという雰囲気である。ホームセンターではぐれられたらしい。当方よりご高齢にみえるおふたり。当方も携帯電話をかけられたりで、よくあることだ。が、周りを気にされることなくの大きな声にびっくり。
 別のお店では、「こどもを泣かせるなよ。」とおじさん。小さなこどもさんが大きな声で泣き続けているのを若い女性に注意されている。そういうのを大声で注意する人もいらっしゃるのか。こちらもびっくりだった。

2015年6月16日(火)ことばをかけてもらえれば
 もらいものを羅列したりするのは趣味のよくないことである。とは思うのだが、こんなに気を遣ってもらえるものなのかと驚くような一日。開店前にも、閉店時間前にも。
 たくさんのことばも頂戴した。
 ありがとうございました。
 いただくばかりでろくなお返しもできないけれど、ご家庭でつかってもらえそうなものを物色。
 とりあえず決定。
 到着は来週らしい。
 喜んでいただけるだろうか。

2015年6月15日(月)思い出すことのいくつか
 「あと3カ月。」を繰り返しているうちに3年が経った。最初の3カ月は長かったような気がするのだが、経ってみると3年もなんだかすぐだったような。
 誕生日おめでとうとか、ハッピーバースデイとか言ってくださる方や、毎年花をくださる方や。もったいなくもありがたいことだなあと思いながら、一日を過ごさせてもらった。
 今年も職場体験のご希望がおありだったようで、というか無理矢理送り込まれたのかも知れないけれど、お嬢さんが打ち合わせにいらっしゃった。
 決められているはじまりの時間はわれわれには少々早すぎ。なおかつその時間の10分前には到着しているようにとのご指導なのだとか。仮に忙しくなるにしてもそれよりだいぶあと。
 もう全然ゆっくりでいいからね。できるだけ遅くお願いします。
 1週間はすぐに終わると思うのだが、彼女には長く感じられるのかも知れない。

2015年6月14日(日)水やりをすることのない
 鉢植えの紫陽花はすぐに首を曲げる。晴れた日は、日に2回ほど水やりが必要である。そんな紫陽花の水やりを終えて道ばたを見ると、コスモスが咲いていた。
 わが家の付属地と思われている方が多いと思うのだが、不動産屋の所有地。これだけの土地を自分の所有地にしてなにがおもしろいのかというような猫のひたい。とはいえ、雑草が伸び放題だと、世間の皆さんは当方がルーズと思われることだろう。コスモス等の花を残し、時々草取りをする一角だ。
 そんな一角の、水やりをすることもないコスモス。紫陽花よりも相当タフなようだ。

2015年6月13日(土)明かりを土に向けながら
 モタモタしていたせいで、後片付けを済ませると、日付が変わるような時間。それでも終了ではなく、タマネギがないらしい。
 真夜中のタマネギ掘り。
 LEDヘッドライト持参で畑へ。ご近所に目撃者がいらっしゃれば、不審者情報にでも載せられそうだ。
 夜行性のイノシシにでもなった気分。
 とりあえず明かりを点けているところが、野性のケモノとの違いかと思ったり。

2015年6月12日(金)叫びを聴いているような
 ここのところほとんど聴いたことがなかったのだが、今日はたっぷり聴かせてもらった。『ゴールデン・サークル』や『フリー・ジャズ』。
 オーネット・コールマンさんが11日にお亡くなりになられたらしい。
 帰宅してからは、夜中まで『The Shape of Jazz to Come(ジャズ来るべきもの)』。少々ボリュームを絞って。
 冒頭の『ロンリー・ウーマン』の、昨年お亡くなりのヘイデンさんのベースやコールマンさんのサックス、ドン・チェリーさんのコルネットが生み出す不安感というか美しく揺れる不気味さ。
 フリーに分類されてきた人だが、日本の阿部さんなんかの方が相当過激で、今となってはオーネットさんのメロディもハーモニーも音色も妖しく美しい。
 明日も、コールマンさんに感謝をするため『ジャズ来るべきもの』。

2015年6月11日(木)ふたりがかりで全員を
 今日は児童の皆さんのチェックでした。と、木曜日にお見かけすることの多い方。「えっ、おひとりで全員?」。
 おふたりでだったらしい。
 それでもなかなか大変なお仕事である。
 以前の職場でもこの時期になると恒例の行事で、随分以前は外国製の車が何台も駐車場に並ぶ日だった。
 それが徐々に国産車も多くなっていったような気がするのだが、なかなか競争相手の多い業界という噂を聞くことも増えたから、以前のようなわけにはいかなくなったのかも知れない。
 ということで、本日は外国の車を見送らせてもらったのだった。

2015年6月10日(水)枝をたわめて実のひとつ
 ジャングルと化している繁みの小枝切り取り。池の周りの除草をしていると、大きな白い泡のかたまりが。今シーズン2個めだ。中には大量のカエルの卵が入っていることだろう。
 除草のおかげでジャングルの奥地に入ることができるようになり、よく伸びている竹の刈り取り。隣家にはみ出している柿の枝の刈り取り。屋根に伸びているザクロや桑の枝の刈り取り。ハサミを使うのはカタルシスである。
 最後は、桑の実を摘んだり脚立に乗って枇杷の実を取って食べたり。ブルーベリーも豊作のようだ。ジャングルには実の生るものばかり。
 松を植えて眺める武士や商人系ではなく、百姓体質が延々と受け継がれているのだった。

2015年6月9日(火)陸地から見えない島の
 遊覧船に乗ってこられたのだとか。湖山池。
 いつも道路から見ていた池の内側から見る外の光景は新鮮だったらしい。島々や石ガマ漁の行われる場所を案内してもらったり、ボラが飛び跳ねたり、地元の大学生が操縦するヨットも美しかったとか。ガイドは年輩の方だったそうだが、『貝殻節』もお上手だったらしい。
 乗船料は1000円。すっかり感激してお帰りになられたのだった。
 当方は、砂丘を海の向こうから見たことがある。視点の変化は刺激的。砂丘を海から眺める定期遊覧船があればお客さんがあると思うのだが、どうだろう。
 なにはともあれ、遠くまで出かけなくても感激は近場にもあるのだった。

2015年6月8日(月)二番の歌詞は知っている
 田舎に住んでいたのに、桑の木も桑の実も本物を見たことがないとおっしゃるお嬢さん達。といっても、高校生のお子さんがいらっしゃる年代なのだが。
 さすがに養蚕は一般的ではなかったけれど、ご近所には蚕棚がまだ残っていた家があったのが当方の小学生時代。利用されなくなった桑畑がわずかにあって、桑の実は食べ放題だった。小さな孫がいる年代には当たり前の桑の実だったのである。
 そんな桑の木が当地の近くにも残っていて、10年ほど前にその枝を挿し木にしたら、今では物置の屋根の上まで伸びた大きな木に育った。ただいま収穫期。
 「挿し木にしませんか。」と、お嬢さん達にお聞きしてみたのだけれど。

2015年6月7日(日)「民衆の歌」を聴きながら
 またまた昨日からアップ不能。24時間ほどで問題解消していることが多いが、今回は以前継続中である。
 FTPにも異常は発見できない。ファイヤーウォールとかサーバー等の問題ではないかと思うのだけれど、まっPCのトラブルに時間をとられるのももったいないことゆえ、大らかに放置状態。
 なんだよアップしてないじゃん、と思われている数少ない皆さまごめんなさい。
 市民音楽祭におつきあいしたあと、久しぶりにかつての同僚に遭遇。製造していらっしゃるジャムの種類が随分増えていた。とりあえず、アスパラと人参のそれを購入。
 「おいしいと思われるかどうか知りませんよ。」って、良心的というか。

2015年6月6日(土)フリースをふたたび膝に
 夜中に映画を観ていたのだが、寒い。温度計を見ると19度だったり、18度の部屋もあったり。
 暑い日が続いていたことや、七分袖一枚だけだったこともあってか、これくらいの温度でも随分寒さを感じるのだった。外に出てみると、一段の寒さ。そういえば、ご近所の方は、昨夜はカイロを使われたらしい。
 で、洗濯済みの冬用のフリースを引っぱり出して、膝掛けというか肩から羽織ったりしての観賞となった。
 ついでにパジャマも冬用着用。
 双葉の木綿や芽が出たところのオカヒジキも、今宵の寒さに驚いていることだろう。生きることは我慢するということらしい。

2015年6月5日(金)好きなものよりきらいなものが
 シンクのプレートがなんだか美しくない。えっ、これはどちらの残しもの?職人さんがカップルのテーブルからさげてきた1枚。
 タマネギ、ジャガイモ、人参、ピーマン、大根、キュウリ。ゴボウもキャベツも。野菜はお嫌いらしい。肉とご飯と味噌汁のお食事。すばらしい、ミートイーター。
 若い男性の方のプレートだった。
 いつもこんな感じであればお食事におつきあいするのも大変なんじゃないかなぁと思ったけれど、たまたま体調が悪くて野菜に手の出せない一日だったのかも知れない。
 まっ、嗜好はそれぞれ。食べ物も異性も。

2015年6月4日(木)実のなる枝の重なって
 林檎がすくすく。ゴルフボールの手前くらいの大きさ。気分を盛り上げるため、袋かけをしてみた。といっても、摘果したあとの玉はわずか10個ほど。それでも、手間取って少々時間がかかった。
 梨の袋かけはほとんど終了したという方が本日お見えだったけれど、大変な作業だったことでしょう、おつかれさまでした。
 庭には桑の実と枇杷とブルーベリーが実をつけている。こどものころはもっと甘かったような気もするのだが、甘いものが豊富にある現在と違って、こどものころは砂糖は高級品。甘いものが少なかったから、桑の実や枇杷でも甘く感じていたのだろうか。
 なにはともあれ、実のなるものを植えるところが貧乏百姓の末裔であることよ、と喜んだり。

2015年6月3日(水)意外に速く走るので
 水槽で亀を飼っていらっしゃる方が。貝殻最中くらいの大きさ(ローカルでごめんなさい)の2匹。クサガメとミシシッピーアカミミガメ(ミドリガメ)である。
 亀を飼うというのは珍しくもないのだろうが、これがなんと買ってきたのではないのだ。近くの川にいたのを捕まえて来たのだった。田んぼ近くの用水路のような川にいるらしい。
 ここのところ、川から土手にあがって甲羅干しをしている光景もよく見られるのだとか。何匹も大量に。イヤだなあと思っている生き物もいることだろう。
 「亀は結構速いですよ。」
 川に行くとわかるらしい。
2015年6月2日(火)四度目の正直でした
 1度目は水曜日、2度目は第4火曜日、3度目は満席、やっと4度目でなかにはいることができたとおっしゃる。4度目が今週末であれば、さらにご迷惑をおかけしたかも。臨時休業です。連休。ごめんなさい。それぞれの事情があるのでした。
 「休みが多いですよね。」と言われることがたまにある。いゃあ、まっこと。7月までは結構臨時の休みが入る予定なんです。
 8月からはまじめにやります。
 と思ったけれど、9月にも休まなくてはいけないことがあるのだった。
 来年はまじめにやりますということにさせてもらうことにした。
 来年も続いていればなのだけれど。

2015年6月1日(月)新茶の缶を
 八女の八十八夜茶をいただいたと思ったら、北海道のバターサンドをいただいたり、東のケーキ屋さんの焼き菓子もいただいたりという、ワイドな一日。
 篠山のご実家にお帰りだったという方もいらっしゃって、「あれっ、最近篠山に関する文章をよみましたよ。ササヤマミュージックでしたっけ?」
 「そうそう、私は行けなかったですけれど。」
 「なんだかマルシェというのもあるそうですねぇ。」
 秋に市がたつらしい。
 それほど遠いわけではないけれど行ったことがない街。なんだか行ってみたくなった。

2015年5月31日(日)おかわりを最初に頼む
 過日の12杯のコーヒーを飲まれたという社長さんのような女性の登場である。最初からおかわり分を頼まれ、2杯目が終わるとすぐに3杯目を頼まれた。しかもゲイシャ種のコーヒーを。全国2位だかという当地の消費量を上げているおひとりのようだ。
 飲み終わると、「あらっ、レコードもあるの?」とおっしゃる。
 「えっ、プレーヤーが現役で回っているんですか?」と思わずおたずねしたのだった。「デイブ・ブルーベックのLPもあるの?」「何枚かはあると思いますけどねえ。レコードプレーヤーはお持ちで?」ともう一度。
 レコードからCDにコピーできるプレーヤーをお持ちのようだ。
 「それでしたら、最初からCDでも良いわけですよね。」ということで、「ポール・デスモンドですけれどよろしかったらどうぞ。」

2015年5月30日(土)消えてゆくものを選んで
 『男はつらいよ』が30数枚売りに出されていたので買ってしまったとおっしゃる方が。レーザーディスクの話である。1枚が100円だったのだとか。
 予備のプレーヤーを保存しているけれど、多分使うことがないのではないかと思われる当方のLDプレーヤー。もう鑑賞することのないだろうと思われるソフトも結構あったり。
 ベータ、レーザーディスクと、電機器具負け犬生活である。CDもやがてそうなるだろうし。先見性の低いことである。
 それにしても、1枚100円の売値の商品の買い取り価格というのはいくらなのだろう。5円とか10円?ピンク・フロイドの『ライブ・アット・ポンペイ』を引っ張り出してみたら、税込み5974円と記されていた。

2015年5月29日(金)すべてひとりのものにはできぬ
 ご近所の女性からイガイご飯をいただく。ありがとうございます。いちばん好きなご飯であることをご存じなのである。
 3日前は豆ご飯だった。こちらはそれほど当方好みでないのは知っていらっしゃるのだが、すべてボクが食べることになるのをご存じなかったのだった。丁度ひとり暮らし状態の期間だったのである。そのことを昨日お知りになり、そのお詫びのようなことのイガイご飯だったようだ。申し訳なし。美味でした。
 4人分くらいあった豆ご飯をひとりで食べるのはなかなか大変なことだったけれど、イガイご飯はいくらでも大丈夫。
 ひとりで食べるというわけにはいかなかったのが残念。

2015年5月28日(木)平日が休みの人の
 土曜日営業の振り替えだとか、会合の多い曜日なのでとか、事情はいろいろなのだろうが、木曜がお休みという業界の方々が続いた。当方が知っているだけで3組。
 ありがたいことである。
 日曜日の他にも平日にちょっとした休みがあるというのは、なかなか羨ましいことでもあったり。

2015年5月27日(水)終了の指示に素直に
 ソフトを4つ開いてマルチタスク中、5つめのソフトを開いて作業終了。これは消しておこうと思ったのだが、なにを血迷ったのか、2時間分ほどの作業データのあったソフトを消していた。
 あれっ、今なにを終了したんだっけ。と思ったけれどあとの祭り。慌てて、自動バックアップファイルを捜索。捜索。捜索。
 やっと見つけた。
 直前までの作業分は残っていなかったけれど、そこそこのデータが残っていて、焦っていた気分を少し元に戻すことができた。
 こまめな保存。最近すっかり忘れていた。

2015年5月26日(火)紫陽花が咲きはじめれば
 「あらっ、晴れた日は農作業ではないんですか。」
 「なにをおっしゃいます。こんな暑い日は倒れてしまいますよ。」
 雨が降れば作業はおこないがたく、晴れすぎても大変。米作りはなかなか難しいのだった。
 農薬撒布はあまりされず、牛糞などの有機系肥料で米作りをされている方で、夏の終わりには椿象や雀にも食べさせてあげるようだ。太っ腹。って、本意ではないと思うけれど。まっ、椿象が食べる量はそれほど多くないだろうし。
 体力の落ちてきた方のなかには、ほとんどの作業を某団体に頼んで面倒をみてもらうという方もいらっしゃるようで、農薬や化成肥料の購入で貢献されるらしい。
 ボクならそっち系。

2015年5月25日(月)二言三言切り取られ
 タクシー10時間ほど借り切って密着をされた方の姿は18秒ほど流れた。ボクの前だけでも相当質問に答えられていたけれど、採用は短いフレーズが三言ほど。
 10分くらいはあるんですかと最後に尋ねていらっしゃったけれど、びっくりされたことだろう。
 「なんだ、ワシはこれだけかいな。」とか。
 何はともあれ、騒ぎのおかげでタクシードライバーもおいしい一日を過ごされていたのでした。

2015年5月24日(日)新旧の差もそのうちに
 花火の音が。朝の6時。本日の運動会は決行らしい。ということはテントを張りにいかなくてはいけないということである。いつもはまだ夜の時間に起床して集合場所へ。皆さんお集まりである。
 倉庫に格納されているテントや大きなシンボルの張り子を軽トラに乗せ小学校へ。皆さん作業中である。
 では、と思ったら、二張りのテントの支柱が混在している。色テープでも巻いてあるものだが、わが町内は新しいのと古いのという分類法だったらしい。
 どちらも古くなってきていて、判別しにくくなってきているのだった。まっ、それでもやっぱり古いのと新しいのの差はあったのだけれど。

2015年5月23日(土)一日の最後に飲みし
 駅前界隈はクルマも随分多くて混んでいましたよと教えてくださる方や、あまり興味がないのでとか、行くにしても少し落ち着いてからとおっしゃる方や。
 行列もない当方には関係のないことと思っていたのですが、閉店間際にちょっとだけ関係がありそうな方のご来店が。朝のスタバだかすなばだかでコーヒーを飲んでいたら、取材のお嬢さんが興味を持たれ、一日密着取材ということになったのだそうな。タクシー借り切りで。
 当店で11杯めだったか12杯めだったかというようなお話し。飲み過ぎです。
 なにはともあれ、10杯以上飲まれたコーヒーの一日の締めにご利用いただくとは恐悦至極。ボツにならなければよいですね。

2015年5月22日(金)魚は飛び跳ね木綿はのびる
 「あれ、サマータイムばかり?」
 30分ほど滞在された方が。
 「ちょっと早いですが、結構暑かったもので。」
 CD2枚分に集めた『サマータイム』の2枚目を聴いていたのだった。少々前衛的な演奏もあったり。
 夏は過ごしやすい、とはじまるガーシュインの『Porgy and Bess』の中の子守歌。
 とはいえ、夜は半袖では少し寒いような気がしたけれど。

2015年5月21日(木)おたがいのケーキをわけて
 「支払いが50円足りなかったのではないかと思って。」
 お昼にご利用になられた方が夜にもおいでだ。
 お二人で食後のケーキを三種類ご注文だった方である。二つは割引で、残る一つは通常の単品料金と思われていたらしい。
 こちらはサービスで三つとも同一料金にさせてもらっていたつもりだったのだが、お申し出にびっくり。申し訳ないことである。「全然間違っていないですよ。お支払い済みです。」
 夜の食事は終わられているようだ。せっかくですからコーヒーでもどうぞ。
 最近ご結婚されたのだとか。では、ケーキでも。
 お幸せに。

2015年5月20日(水)強制ではありませんと
 募金を集めてくるようにという指示。強制ではありませんからと言いつつ、1戸あたりの金額が書かれていたりする。集めて上納すれば、一部がキックバックされるというようなシステムなのだろうか。
 「すいません今200円しかないんです。」とおっしゃるお母さん。すばらしい。十分です。
 「うちはスルーです。」という男性もおひとりいらっしゃった。
 一時的な義捐金であれば協力は吝かではないけれど、毎年のように定例化している集金下請けシステムは早く終了した方がよいと思うのである。少ないとは言え、税金は各種払っているわけだし。
 皆さんがスルーされるようになればよいのだけれど。

2015年5月19日(火)せん切りのキャベツの皿に
 「今日のキャベツのせん切りは1玉398円のものですよ。」とお話ししたら、「えぇーそんなにするだかー。」
 全然キャベツの値段をご存じなかった。
 同年代の女性である。キャベツというのは通常あまり使われない野菜なのだろうか。カットされたものをお使いなのか。世間には野菜の価格にそれほど一喜一憂される方は多くないのかもしれない。
 今までは結構ぞんざいに扱っていたような気もするが、ここのところ待遇改善をはかった。冷蔵庫の中でも、冷え具合のよい特等席に昇格である。
 夜は外食だったのだが、ついついキャベツに関心がいくのだった。

2015年5月18日(月)接続ができない夜に
 ここのところアップが不調である。FTPのせいなのか、サーバーのせいなのか。ネットにはつながるのだが、アップの際にエラーメッセージが出てストップ。
 朝になるとできることがあったり、今回は3日めの朝にできたり。ということで、基本、すぐにアップできなくてもいいやという体質になってきていて、少々ルーズ。
 就寝前のお楽しみのひとつのような。
 ということで、今夜はどうか。

2015年5月17日(日)だれも敵わぬ道具をもって
 おっと寝過ごすところだった。集合時間に公園に到着。まだ人数は多くないけれど、皆さんが鎌で草刈り中である。小学生も、下の方から刈るんだぞと言われながらお手伝い。
 当方は、遊具の設置してある辺りを少しばかり。
 そういえば道から見えないスペースもあるのだった。どれどれ。なんと、こちらは雑草だらけ。
 これは大変ですなあ等と話しながら作業をしていると集合時間に遅れること30分。草刈り機をご持参の方がご登場である。エンジンをかけ、おひとりで作業だ。すばらしい。ゴミ袋を持って、刈り取ったあとの草を袋詰めが当方の仕事になった。
 50名ほどがお集まりだったけれど、草刈り機にはだれも敵わなかった。と思う。

2015年5月16日(土)早起きをするため今宵は
 明朝は一斉清掃とか。自宅周辺を7時からきれいにするようにって、申し訳ないけれど、なかなか起床が難しいのではないかと思われたり。概ね自宅周辺はきれいだと思うし。
 8時からは公園集合である。鎌を持って。自宅の雑草はほったらかしなのだが。
 念のためにストリートビューを見ると、刈る草もないようなきれいな公園である。2年前の5月の画像だ。それから雑草がずいぶん生えてきているのだろうか。
 たくさんの人がお集まりになって早く終わりますように。

2015年5月15日(金)丸山は霧に隠され
 「昔の若者はデモとかをしたのに、今の若者はどう考えているんでしょう。」カウンターで『敗北を抱きしめて』を読んでいた女性がおっしゃる。
 まっこと。「新たな戦前ですかね、いまは。」
 当方は遅れてきた世代だった。それでもかわいいデモやロックアウトは経験した。試験が行われずレポートになったのはその年だけだったのが残念。ん?ちょっと違うか。
 居合わせたもうひとりの女性を紹介すると、同い年であることが判明。85歳。お母さんが鹿屋のご出身ゆえ、特攻の話になったり、空襲の話になったり。
 おふたりとも、玉音放送が行われた日、電灯のカバーなしの明るい夜を過ごせるようになったのがうれしかったとおっしゃる。
 明るい夜が続きますように。

2015年5月14日(木)体重が減る一方の
 いまの仕事になってから7カ月ほど経過された方。どんどん細身になっていく感じ。「やせられましたねえ。」と声をかけると、ひとりで回るようになってから、13kg減りましたとおっしゃる。
 最初は先輩と一緒でよかったのだが、ひとりだちされるようになってから減る一方なのだとか。体力の必要な、なかなか大変な業務なのである。
 ボクも最初のころは体重が減りましたけどねえ、ひとりではなかったのに。いつのまにか元通りになってしまいましたけれど。
 違う業界だが、先月から同じように先輩について仕事をされている若い女性がいらっしゃる。前任者が解雇されたことによる急遽の対応のようで、こちらもなかなか余裕のないふうに見受けられる。いまのところ顔があがらない状況。大丈夫かなぁと少し心配している。ボクと同じように、ふたりでも体重が減りそうな感じ。
 「もういやだ俺はペリカン便に行く」クロネコヤマト倉庫の壁に。そんな歌が思い浮かんだ。

2015年5月13日(水)番号札をわたされて
 郵送してもらうためには750円の小為替が必要らしい。通常は4時まで。中央局は午後4時以降も扱っているようだ。ありがたい。
 5時前に窓口で買おうと思ったら、お嬢さんが、発券機の1番のボタンを押すようにとおっしゃる。他の金融機関と同じように、小為替を買うのにも呼び出されるまで待たなくてはいけないらしい。とはいえ、窓口は4つあって、待合いの席に座っている人は6人。すぐに呼び出されるだろう。と思っていたら、5分以上かかった。
 番号をよばれたのですぐに購入できるのかと思ったら、また番号札を持たされ、ウェイテング。ご丁寧なことである。結局10分ほどかかり、手数料100円を取られ、750円の小為替を買わせてもらった。
 金融機関を利用する際は、大きなところではなく小さな店舗にしようと思ったのだった。

2015年5月12日(火)飛ばされる前に外して
 なかなかの暴風。テラスに置いているタイヤが転がり出たり、鉢が倒れたり、バイクが倒れたり。花の枝もポキン。ラベンダーや紫陽花の一部にも大きな被害がでている。
 近くの苗屋さんはビニールハウスのビニールのお手入れに忙しそうだ。家庭菜園では、夏野菜にさらに太い支柱をそえられている方もおありだ。おつかれさま。
 ブラックボードは風に飛ばされそうだし、こんな日にこんなところまでいらっしゃる方はほとんどいないのでは。
 と思っていたのだが、ものともしない方がたくさんいらっしゃるらしい。バスご利用の方も。びっくり。ありがとうございます。
 CDを持参された方もおふたり。風雨に負けない音量で楽しませてもらった。

2015年5月11日(月)応援をしているという
 保健所の方がご来店である。禁煙の施設のステッカーだかフライヤーをあげるから、申請してくださいというご要望である。当店のことをどちらからお知りになられたのか。
 健康応援施設とか。行政も、数を集めなくてはいけないのだろう。それほど長くはやれないと思うのだが、とりあえずご協力させてもらうことにした。
 灰皿のないことや、禁煙を知らせる表示があるかどうかをチェックされ、調査は完了のようだ。
 ゆっくりのんびりとよい仕事である。うらやましい。
 そんな夜、池の方からカエルの鳴き声が聞こえてきた。今年はじめて。日付が変わるというのに、降り出した雨がうれしいのか。声は2種類だ。真夜中のお誘いがまだ続いているようだ。

2015年5月10日(日)記念の日には焼酎を
 傘だったという方や、腰枕だったという方に混じり、焼酎だったという女性も。本日もらわれたプレゼントのこと。
 腰痛もちのお母さんを心配されるお子さんもいれば、焼酎を贈るのがいちばん喜ぶという判断をされるお子さんもいらっしゃるのだった。
 もちろん、焼酎を贈るのは小学生や中学生という年齢ではなく、おとなである。もらわれたのは明朗快活豪快系お母さん。といってもまだまだ若く美しい女性。
 さて我が家は。
 まだ届いていないらしい。

2015年5月9日(土)リヤカーに豆腐を積んで
 懐かしいラッパの音が聞こえてきた。音階はソー・ラーか。哀愁を帯びた響き。「トーフー」と聞こえてくるラッパの音。リヤカーをひいた男性が窓の外の坂道をくだって行った。ラッパはなし。「あれっ?」と思ったら、その後をラッパをもった男性が歩いてゆく。さらにその後ろをもうひとりの男性が。
 3人ががりで豆腐の行商をされているらしい。
 新しい豆腐屋さんの営業?あるいは開店のイベントか?PR活動というか。リヤカーに豆腐はたくさん積まれていないように見える。豆腐1丁の値段はいくらなのだろう。3人の人件費のことを思うと、とても採算が取れそうにない。自転車営業の方が効率が良さそう。
 謎の豆腐屋さん。今度見かけしたら1丁頼んでみるか。

2015年5月8日(金)食べるばかりの口ではなくて
 「やっぱりエエなあ、一緒に食べるのは。」
 久しぶりにご来店の近所のひとり暮らしの女性。先にいらっしゃっていたおひとり様がそばに座るように促されたのだった。
 以前は、出勤時に宅配食事サービスのクルマがよく停まっていたけれど、そういえば最近見かけなくなった。長くなると、飽きるものなのだろうか。って、まっ当方もすぐに飽きられると思うけれど。
 何はともあれ、いつもの食事と違う時間をお過ごしになられたようで、当方が最初に考えていたような場面がちょっとうれしかったり。
 同級生のお母さんで、もう30年近くおひとり住まいである。時々どうぞ。

2015年5月7日(木)切り取った小さな果実を
 この間まで花が咲いていたと思ったら、実がなっていた。亡くなられた人を思い出す縁として、庭から記念に持ち帰った林檎の鉢植え2本である。
 元々あったおうちは取り壊され、現在更地。ほぼ毎日、近所の小学生の女の子達の遊び場になっている。角地のよい場所だと思うのだが、なかなか買い手が見つからないようだ。
 モノが残っているというのは大したもので、水やりなどの度に、亡くなられた人を思い出すことが多い。なんとか今まで枯らすことなくここまできましたよ。
 それほど肥料をやっていたわけでもないから大きな果実にはならないだろうが、とりあえず摘果をしてみた。さて、落下することなく大きくなるだろうか。

2015年5月6日(水)野菜より魚を選ぶ
 20cmほどにのびた小指大アスパラ7〜8本。200円では安いと思うのだが、高いとおっしゃる方も。スーパーでは、メキシコ産で3本198円というのもあったけれど、どこかもっと安いところをご存じなのかも知れない。
 それにしても相変わらず大根やキャベツが高い。大根は298円。キャベツは安価な250円前後の春キャベツは別にして、400円近く。あるいは、キャベツが品切れというスーパーも。
 そんな野菜売り場に対し、鮮魚コーナーには、新鮮なツバスの1本250円とか、鯖が198円というのがあった。
 もう野菜の代わりに魚を付けておきたいくらい。

2015年5月5日(火)クーペよりたのしいことが
 真っ赤な117でご来店。こどもの日の家族サービスで、海辺までドライブされた帰りらしい。最近錆の処理をされたとのことで、ことのほかきれいなボディーである。
 うらやましい。
 小学生のお子さんに、カッコイイと思うでしょ?と声をかけたのだが、全然そう思っていないような反応。クルマにも関心が低そう。野球を始めたので、そちらの方が断然楽しいらしい。ヘッドクリアランスがあまり良くないし、2ドアで乗り降りも不便そうだし。117は野球に負けているようだ。残念。
 がんばれクーペ。

2015年5月4日(月)連作でない土地なれば
 一種低層の住宅地の割には畑地もそこここにあって、休日になると車で当地までいらっしゃる方がおありだ。
 本日のご夫妻は化成肥料を使わないで趣味の野菜づくりをされているとか。タマネギもたくさん植えられているようだ。雑草が大変らしい。いずこも同じである。
 タマネギの周りに段ボールを切って並べれば、草は生えないし、段ボールはやがて土と一体化すると教えられたとおっしゃる。
 夏野菜の苗の植え付けはまだらしい。お向かいの苗屋さんと交渉し、苗をわけてもらった。接ぎ木はないけれど、連作でなければ大丈夫とか。

2015年5月3日(日)憲法を語ることなく
 鷲峰山から見た湖山池という画像を見せてもらった。本日お登りになられたようだ。
 ほぼ毎日見て育った山である。が、ボクは一度も登ったことがない。頂上の見晴らしも良くないし、登山道もあまり整備されていないという話だったのである。
 もう何度も登っていらっしゃる方のようだ。それでも3時間近くかかったのだとか。920mほどの標高だが、大山と変わらないくらい疲れたともおっしゃる。地元の小学生や中学生が遠足等に利用しやすいように整備してはどうだろう。
 当方は、近くの坂道をのぼって帰ってくるだけで十分というか、平地を歩くだけでもやっとなのだけれど。

2015年5月2日(土)いつもより早めに起きる
 運動会といえば秋のような気がするのだが、町内と小学校合同の地区運動会というのが今月ある。
 運営するためには様々な人手が必要だ。テントを張ったり、交通整理をしたり。町内の役員が分担しなくてはいけない。
 本日はその役割分担のための会合。
 なかにはどうしても抜けられない業務やご趣味の会がおありだったりする方も。当方も運動会のためにお休みというわけにはいかない。
 で、昼を避けて準備と後片付け。
 朝は6時30分に集合とか。
 三文以上の得をしそうな一日になることだろう。

2015年5月1日(金)得たものを返したのちに
 「昨日、センターへ行って免許を返上してきた。」と、お隣の男性。
 「昨年車をあたらしく変えられたばかりでしたのにねえ。」
 とはいえ、95歳である。ご自分でも思うところがおありだったのだろう。
 免許証を返上すると、タクシー利用が1割引になるカードがもらえるのだとか。年金がしっかり出る世代とはいえ、3割引くらいでもよさそうな気もするけれど、財源は豊かではないのだろう。
 ちょうどタクシーを利用して病院へ行こうとされているところだ。お元気がないように見える。ご近所の80歳台の女性も、先日免許証を返還され、すっかり意気消沈。
 クルマを運転することができなくなるというのは、相当意欲が低下するもののようだ。

2015年4月30日(木)いつもあるわけではなくて
 「あれっ、今日は野菜はないんですか。」
 「えっ?」
 「アスパラとかネギが安く売ってあるから、あったら買ってきてと言われたんですけど。」
 八百屋さんになっているようだ。残念。本日は入荷がありませんでした。という、不規則販売なのでした。
 皆さん、野菜の高騰にお困りなのだろうか。
 キャベツも安くお分けできればいいんですけどねえ。どこかいいところをご存じでしたら教えてください。

2015年4月29日(水)購いたくはないけれど
 値段表を見てびっくり。388円とある。
 キャベツ1個。当地はそれほど天候不順を感じないのだが、全国的には日照不足だったのか。
 1週間に4玉ほど使う必需品だ。それにしても、はじまって以来の高値ではないか。って、わずか3年ほどの間のことではあるが。
 大根1本も、300円に近い値段。こちらも必需品。
 どちらもここのところ品薄で高止まり状態だったとは思うけれど、一気に年初来高値更新という感じ。株高と連動しているのか。株を持っている人の多くが喜んでいらっしゃるように、一部の野菜農家の皆さんは、もっと上がれとお喜びなのだろうか。
 やる気が失せる値段である。

2015年4月28日(火)間に合わぬかも知れないと
 電話からもっとも遠い部屋にいると、ベルに気づいてから受話器を取り上げるまでに8〜9回分の呼び出し音を数えることができる。お切りにならなければ。
 お昼時に少しだけ2階にいると、本日はそんな電話が3本。階段を駆け下り、いずれも8回か9回で受話器をあげた。
 営業時の1階にいる時は、多くても4〜5回の呼び出し音で受話器を取り上げるのが普通である。通常のそんな状態を思うと、8回や9回というのは呼ぶのをやめてしまうレベルのようにも思うのだが、本日の皆さんはどなたも気の長い方だったようだ。
 概ね人は呼び出し音を何回くらいと決めているのだろう。
 本日の皆さんは、10コールくらいと決めていらっしゃった方々だったのだろうか。調査をしてみたいが、回数を数えながら電話を切られるのを待つというわけにもいかないし。

2015年4月27日(月)直す力をもつ人の
 オーディオの話をしていると、高級CDプレーヤーが何年も壊れたままというお友達が。かつて、ほぼ給料1か月分相当でお求めだったとか。メーカーに修理を依頼したのだけれど、部品の保有期間が過ぎていて修理してもらえなかったとのこと。そのまま捨てることもできず保管だけされていたらしい。
 どこかで聞いた話。
 当方のはそこまで高級CDプレーヤーではなかったけれど、お気に入りの1台のトレイが作動しなくなり、メーカーやら電気屋さんに当たったのである。あきらめずしつこく電話帳をめくりながら。
 その時に出会った電気屋さんを紹介してあげたのだった。すぐに持っていかれたらしい。で、直ってしまったのだった。びっくりの低料金で。さすがである。
 久しぶりにおじさんに会いに行ってみたくなった。なにか壊れているものがなかったっけ。

2015年4月26日(日)お金を稼ぐことだけに
 起業してとりあえず人に任せてもある程度まわるようになったと話す若者と、機会があればとオーナーを目指している若者と。
 すでにオーナーになっている若者は、お金を稼ぐことだけでよいのだろうかと少しお悩みなのだとか。地域のこととか。結婚もして、少し余裕ができているようだ。当方のようなオヤジはさておき、若者はこれからまだまだお金も必要なんだし、がんばればいいんじゃないの。若いのにえらいなあ。オーナーを目指している若者はちょっとびっくりのようだ。
 この界隈だけでなく、砂丘の西側がもう少し活性化するよう、2号店とかを柳茶屋界隈につくるというのはどうでしょう。あるいはなにか人の集まったり立ち寄る施設とか。
 当方もアイデアはあるんですけどねえ。  

2015年4月25日(土)海越えて来た人達と
 外国からやって来たお嬢さんが、パートナーと赤ちゃん、ご自分のご両親と一緒にご来店。アメリカのオールディーズを流したのを随分気に入ってくださったようで、ご本人はもう3回目。はじめてパートナーもご同行である。
 パートナーとご両親は似たような年代に見える。お母さんはアーチーズの『シュガー・シュガー』やショッキング・ブルーの『ヴィーナス』を上手にくちずさまれている。当方とも似たような年代かも知れない。
 彼の国も、日本と同じようにかつてはアメリカンポップスがよく流れていたのだろう。
 お母さんもお嬢さんも明るい。とはいえご心配もおありだろう。なにはともあれ、お幸せに。  

2015年4月24日(金)よい時はわずかしかなし
 なんだか部屋が暑い。温度計を見れば26度もある。窓ガラスから入ってくる暖気だけでなく、いただきもののタケノコを茹でているせいもあるようだ。
 そうはいってもこの時期に冷房をいれるというのもなんだか。折角電気料金を安くあげることのできる季節なのである。
 とりあえず換気扇を回したり、窓をあけてみたりしつつ日の弱くなるのを待つことにした。
 よい時は短い。

2015年4月23日(木)東京へ行く時のため
 東京へ行ってきたとおっしゃるご夫妻。時々、美術館や歌舞伎見物やデパート巡りをされているご様子。
 今回はことのほか足がお疲れだったのだとか。
 東京へまた行くときのために、これからはウォーキングを日課にすることにしたとおっしゃる。
 プリウスを運転されている当方より少々お姉さんである。玄関から目的地まで車という生活であれば、電車中心で普段からよくお歩きの都会の皆さんほど歩く力が鍛えられていないようだ。
 当方も通勤は200歩。休日は自家用車利用。都会へ行くときのために歩く練習をしなくてはいけない生活をしているのだったか。

2015年4月22日(水)開けば淡い色になり
 林檎の花が満開である。
 ご近所からいただいたというか、大きすぎるのか誰も希望されなかったのでふたりで運んで帰った鉢植えの林檎の木。今は更地になっているお宅の庭で育てられていた2本である。
 つぼみは赤いが、花は淡いピンクというか白色。大きめの健康そうな花である。
 結実させるためには、交配や摘果をしてやらなくてはいけないのだろうか。このまま放置では、おそらく実がなっても小さなものだろう。
 とりあえず、枯らすことなく、花を楽しむことができるまでになったということでまずはよかったということにしておく。

2015年4月21日(火)柱にきずをつけながら
 「おお、久しぶり。2年生になったんだっけ?」
 「3年生だよ。」
 「えぇーっ、ごめんごめん。この前1年生だったじゃない。」
 そういえば昨年はあまり見かけなかった。そのせいで、当方の頭から1年間が抜けてしまっていたらしい。まったくこのおじいさんはと思ったことだろう。
 念のため、この前きずをつけた柱に立ってもらった。昨年3月の日付のあるきず。測ったらその差は7.4mmだった。こどもは1年でこんなに伸びるのだったか。
 2本目のきずをつけておいた。さてこれからこの柱にきずは何本できるのだろう。

2015年4月20日(月)テレビに向けて拍手をしたり
 ビル・エバンスさんが好きとおっしゃるご夫妻。女性も熱心にジャズ雑誌をお読みである。ちょっと珍しい光景。一瞬音が消えるヴィレッジ・ヴァンガード盤もお持ちのようだ。
 聴き慣れた音源を真空管で。
 ご自宅でお聴きになっているアルバムの音よりこちらの方がずいぶん良いとおっしゃる。ありがとうございます。8cmも気に入っていただいたようだ。盛り上がりついでに、愛想のないエバンスさんの映像も見ていただいたり。
 映像ついでにこちらはどうでしょうとDVDを交換。
 演奏が終わったらおふたりとも拍手をされている。すごく良かったと感激されていた。ありがとうございます。もう亡くなっているピアニストなんですけどね。
 ミッシェル・ペトルチアーニさん。ぐっじょぶ。

2015年4月19日(日)生まれるときに名をよんで
 そろそろご出産が近いというご夫妻。初めてのお子さん。すでに性別はわかっていて、名前の候補がいくつかおありのようだ。普通の名前からキラキラ系まで。
 キラキラ系がはやった世代がぼちぼち親になられるらしく、読まれにくい名前をお持ちの方は反動でお子さんには読みやすい名前をつけたがっているのだとか。
 ご夫妻それぞれの候補の落としどころをお探しのようだ。
 うちなんか、女の子には「子」をつけるスーパー旧タイプですけどね、などと。
 改名手続きは簡単ではないからしっかりお悩みを。

2015年4月18日(土)知覚の扉を
 オーディオ好きの方と、スピーカーを換えながら少々大きなボリュームで聴いていた時に若いカップルがいらっしゃった。いきがかり上しばらくうるさい時間が続いた。
 一段落してから騒音のお詫びに行った。なんだか会話が続き、好きなバンドはドアーズ等とおっしゃる。ドアーズ?ボクの知らない新しいドアーズというバンドがあるのだろうか。日本のバンド?
 とりあえず昔のバンドのものなら揃えてある。デビュー作を流してみた。これでよかったらしい。1967年の作品である。当時は、貧乏中学生にLP盤が買えるわけもなく、アルバムからピックアップしたシングル盤しか買えなかったけれど。
 20代に見えるような若者がドアーズを聴いているというのはなんだかうれしい。

2015年4月17日(金)小さくてよいのであれば
 夕方のどなたもいらっしゃらない時間。タマネギ畑の草取りへ。2月はまだ苗のような小ささだったのが、この2カ月ほどの間になかなかの成長ぶりである。草もほどよく抜きやすい大きさ。ついでにあちこちに生えている雑草のようなニラも摘んだ。3代45年ほど続く、祖母が最初に植えたニラ。
 そんなことを思い出していると、呼び出しの電話。ハイハイ。
 お隣の家庭菜園には百合の立派な苗を植えていらっしゃったご夫婦がおいでだ。ご挨拶をすると、土仕事はまだ始めたばかりで詳しくないんですとおっしゃる。
 いゃあボクもプロの真似をしないという主義でして。大きさを競う等ということは最初からせず、タマネギでもジャガイモでも小さいのが自慢なんです。こんなのはプロはつくれないだろうという。等と馬鹿話をして失礼させてもらった。

2015年4月16日(木)真空管ラジオを叩き
 どの局も電波の入りはよくなかったけれど、基本的にオールナイトニッポン派で、時々パックインミュージックやセイ!ヤングを聴くというレベル。
 毎晩聴いていたのは最初期の頃だけ。というか、高校受験の頃がたまたま初期の盛り上がりの頃だったような。糸居さんやアンコーやてっちゃんや。
 パッキンは、福田さんや八木さんを時折聴いて洋楽のお勉強。更に時々愛川さん。そんな皆さんがお亡くなりになってゆく。なにしろ、やがて半世紀前になる話らしい。遠くへきたものである。
 レモンちゃんはご健在のようでなにより。

2015年4月15日(水)もういちど蚊帳に入って
 「昨夜の雷はすごかったわね。」
 「カーテンの隙間から光が入ってきましたよ。」
 「漫画のように、ギザギザの稲妻のように見えたわ。」
 「普段は勝ち気なのに、4歳の女の子はずっと泣いていたから、相当すごかったということよね。」
 等という話題に、
 「昔は、雷が鳴ると蚊帳の中へ入ったわよねえ。」とおっしゃる方も。なんとかついてゆける話題である。
 「それにしても、家の中なのに更に蚊帳に入るってなんだったんですかねえ。」
 蚊帳を体験した家の大黒柱は、それはそれは立派だったのを思い出した。柱のそばより部屋の中程に避難する方が更に安全という昔の人の知恵だったのだろうか。

2015年4月14日(火)液晶を見ながら話す
 SNSをされている方がカウンターの置物を撮影されてアップのご様子。別の方はご自分がつくられたものの画像をアップされていて、いいよの数を教えてくださる。皆さん楽しそうである。
 が、レスの加減などについてたまさかこぼされることもあって、それなりにストレスが発生することもおありのようだ。おつかれさま。
 新聞に、女子高生はスマホを一日7時間という記事が載っていたけれど、大人もそれなりにおつきあいの時間がおありのようなのだった。
 「されないんですか。」と尋ねられるけれど、とりあえず目の前の方と話させてもらうだけでいっぱいいっぱい。

2015年4月13日(月)軽快にビリー・ホリデイの
 来月ライブがあるんですよとおっしゃる方が。お友達とご一緒に行かれるのだとか。皆生まで。
 「どなたのですか?」
 「アンドレア・モティス。」
 「女性ボーカル?」
 「トランペットやサックスも吹いたり。」
 1995年にバルセロナにお生まれの女性なのだそうだ。ということはまだ20歳前後。早熟の方はいらっしゃるからお上手なのだろう。と思っていたら、歌伴にスコット・ハミルトンさんが同行されるのだそうな。スコットさんがおまけ?それはすごい。

2015年4月12日(日)攻撃をしているようで美しい
 どなたもいらっしゃらないから阿部さんの演奏を流していた。結構大きな音で。そこへお客様。CDを変えた方がよいかもと思ったのだが、意外なことに耳をお傾けである。
 「ドルフィーですか。」
 「いや、日本人ですよ。」
 これは良いですねえとおっしゃる。すばらしい。
 「こんな日本人がいるんですね。」
 「随分以前に亡くなられましたけどね。1970年代の日本のフリーですよ。」
 阿部さんはずいぶん先を進んでいたのかと思っていたのだが、一度聴いただけで良いとおっしゃる方がご登場とは。時代がやっと阿部さんに追いついてきたのだろうか。 

2015年4月11日(土)忙しいのだこのところ
 「どうですかご趣味の方は?」
 「春は忙しいから趣味どころではないわ。」
 温室を庭に建てられ、なかで夏野菜等をおつくりである。土の面倒や苗の植え付けなどでお忙しいようだ。
 「ここのところ寒いですから、もうちょっと遅い方がよいのではないですかね。」
 というような会話が本日の最後。
 それにしても毎日がお忙しいとは。当方もそんな生活を送りたいと思ったのだった。
 御年95歳の男性のお話。 

2015年4月10日(金)もう少し高い値段の
 本日のお昼は女性限定デーだった。といっても、もちろん意図したわけではなく。
 ここのところ、お昼にもいらっしゃってまた夜にもという方が時折。本日も。たいへんありがたい。とはいえ、おうちの方はいいんですかねえと、ついついよけいなことを思ったり。
 「まだいいですか。」
 「あっ、全然大丈夫ですよ。」
 結構、夜遅くなってもお楽しみなのだった。当方と似たような年代の皆さん。夜遊びのお友達がいらっしゃるというのはうらやましい。
 もっと高い値段のものはないんですかともおっしゃる。いゃあ、ありがたいお申し出ですが、うちはそれくらいの値段のものしかおいていないんですよねえ。
 株価が一時2万円を超えたとか。財布が重くなった方も増えているのだろうか。当方は、スカスカ。

2015年4月9日(木)ひとしきりよろこんだのち
 差出人は「国税資金支払命令官」というなんだか仰々しい頭書きのあるハガキが届いていた。
 世帯員に還付金があるらしい。申告書Bの計算書の通りの額のようである。とりあえず書類等には不備がなかったようだ。明細書も大きな文字で見やすいようにしておいたし、添付領収書も割合きれいに分類しておいた。
 3月16日の書類提出後、1カ月も経たないうちの早い対応である。どうもどうも。
 と思ったけれど、そういえば来月は自動車税等各種税金の支払いが待っているのだった。それに比べれば、なんと微々たる還付よのう因幡屋。
 撒き餌に食いついて釣り上げられている小鰺のごとし。

2015年4月8日(水)花の咲くことがあるのか
 先祖代々というほどでもないが、我が家には相当古い「金のなる木」がある。寒さにも強いらしく、冬場の雪を避けるくらいで、ほとんど手をかけることのない鉢植え多年草。草に分類される割には、茎は相当太い。小型のバオバブのようにも思える。ひょんなことで折れたりすることのある小枝も、そのまま土の上に放置しておくと、いつの間にか分家して新たな一族を形づくる、生命力の強そうな多肉植物だ。
 肉厚の葉だけを楽しむ観葉植物の一種かと思っていたのである。それが、なんと花をつけていた。からだに似合わない小さく可憐なピンク色の星形の花。いゃあ花が咲くんだぁとちょっと驚いたり感心したり。
 検索して知ったのだが、英語名は「dollar plant」、夏場の水やりを控えると花芽がつきやすいらしい。去年の夏はあまり水やりをしていなかったのだろうか。忙しくしていてほったらかしだったのかも知れない。貧乏水やりの暇なしの生活だったのである。
 やがてお金がなってびっくりする日がくるとうれしい。

2015年4月7日(火)からだの中で進みたる
 4月になったら行くからと3月のはじめにおっしゃっていたので、どこか旅行にでも行かれたのかと思っていたのである。
 本日ご来店。ほぼ1カ月ぶり。
 当方がお聞きする前に、「胃の2/3を取ってもらったので来れなかったんだ。」とおっしゃる。あっさりとさりげなく。えっえー。びっくり。
 自覚症状はまったくなく、検診で見つかったのだとか。手術前の今から1カ月ほど前に顔を出してくださっていたのだった。
 そのころは、検診の前までとは全然違う気持ちというか精神状態でお過ごしだったに違いない。不安だらけの。笑顔の下に不安や悲しみが閉じ込められていたのだろう。全然気づくことになかった当方である。

2015年4月6日(月)あのときに聴いていたなら
 時折CDをご持参の方がいらっしゃる。本日の夕方も。1週間ほど前の夜にたっぷりお聴きした2枚組アルバムである。
 昨年お亡くなりになられた、いなばご出身のピアニストの追悼盤である。医師でもおありだった方だ。関係の皆さんが、追悼アルバムを持ち歩かれていらっしゃるようだ。
 CDご持参の方によると、18歳くらいの時にキース・ジャレットさんやチック・コリアさんの完全コピー演奏ができた方なのだとか。
 フュージョン系のエレピもあったりするけれど、ギター入りではロックもお好きだった感のある激しい演奏もあって、似たような年代の豊かな音楽を聴いて過ごされていた方のように思われる。
 演奏だけでなく、音楽話もいろいろ楽しかったに違いない。

2015年4月5日(日)フリーズをしたまま終わる
 画像処理ソフトを使うと、PCの動きが悪くなるようになってきた。
 元々、立ち上がりから重そうなソフトなのだが、ここのところ画像を数枚処理して終わろうとすると、デスクトップに張り付いたままで消えてくれない。HDDの残量も残り少ないし。マルチタスクがなかなか厳しい状況である。
 いつ買ったんだっけ。
 そんな日にDMが届いていて、いまなら値引きしますよというご案内である。うーん、まだまだ高い。
 画像処理ソフトはあまり使用しないことにした。

2015年4月4日(土)土砂降りの中へとび出す
 これからご結婚されるというおふたりとご両親の顔合わせのような会合にご利用いただいた。こんな場所でよろしいのでしょうか。恐縮です。鹿肉等に喜んでいただけたようだが、なにしろ値段が値段である。せっかく遠くからおいでだというのに。食事のあとは、堀の辺りまでお花見に行かれるのだとか。
 若いお嬢さん達もおしゃべりが楽しそうで、すっかりオーバータイム。その後、夜の買い物に出かけたのだった。
 買い物を終えて出ようとすると、出口付近に2組のお嬢さん達が空を見上げたりしていらっしゃる。えっ、土砂降り。入り口から遠くへ車を駐めていたからびしょ濡れ。
 先ほどのご両親達は大丈夫だったのでしょうか。
 花も大丈夫か。数日後に見に行こうと思っているのだけれど。雨の中だが、もう少し頑張っていただきたい。

2015年4月3日(金)落とすのがなにかは知らず
 「精進落としをさせてえなあ。」
 ご近所の方の葬儀に参列されたお帰りのようだ。よくご利用してくださる仲良しグループの皆さん。
 うちで落とせるんでしょうかねえ。ほとんど冥界のような場所というか、濁っていますよ。
 「もういま流れている音楽だけで元に戻っていく感じよ。」とおっしゃる。流していたのはマイルスさんの演奏。なかなかハイカラな皆さんなのである。チキンを食べていただいた。
 戦前のお生まれとは思えないお嬢様方なのでした。

2015年4月2日(木)強風のさなかに花の
 髪型を変えたんですかとおっしゃる方が。いや、強風に吹かれて髪が乱れているだけですよ。
 明日はまた天気が崩れるらしいですから、花見は今夜くらいがよいのかもですよとおっしゃられたけれど、今夜の花見は相当風の強さも楽しまれたことだろう。
 トンネルを出たところの桜や、サイクリングターミナルの桜等、砂丘界隈の桜の撮影をされて来た方もいらっしゃった。なかなかイメージしていたような絵にはならなかったようだ。
 そんな桜の話題の多い中、花見よりもこちらでとおっしゃってくださるありがたい方もいらっしゃったり。感謝。

2015年4月1日(水)スピードを落として花の
 ご近所の桜が見頃だが、残念降雨。ゆっくり走る車の中での見物である。
 昼間は暖かいけれど、夜は寒い。灯油がほぼ枯渇状態なれば、カセットガスボンベのヒーターの世話になっている。持ち運びが便利なので、あちらこちらと移動のお供である。
 そんな愛いやつに比して最近能力の低下しているのが、液体を浴びたスマホのバッテリー。猫やウグイスが元気だというのに、パワーの持続の低下が著しい。交換品を注文。
 新年度はスマホのバッテリー交換からである。  

2015年3月31日(火)帰る間際に告げられて
 いつもとは滞在のパターンが違う感じ。お聞きすれば、今日が誕生日だそうです。ここのコーヒーを飲ませてもらおうと思ってのイレギュラーなご来店だったのだとか。なんというありがたくもうれしいお言葉。しかも奇遇なことに、当方の関係者にも本日生まれがいたりして。
 残念ながら、本日が誕生日であることをお聞きしたのはお帰りになられる時。もっと早くお聞きしていれば、なにかサービスでもさせてもらったかもでしたのに。と思ったけれど、まっそこが普段から奥ゆかしい方のことであれば、もちろん最初に話されるわけがないのであった。
 ということで、今日が誕生日の皆さまのお幸せをことのほか念じたという次第。  

2015年3月30日(月)乳製品ばかり入った
 明治や森永の乳製品が値上がりするらしい。バターやチーズとあるから生クリーム等は対象外だろうか。生クリームやクリームチーズのわがやの消費量は割合多いのである。ますますきつくなりそうだ。
 値上げ前の駆け込み需要で品薄になっても困る。とりあえず、世間の様子をチェック。
 一軒しかまわらなかったけれど、当方が使用する乳製品は、いつものようにそれなりの量が並べてあった。値上げとは関係ないのかも知れない。
 が、念のため1週間分ほどをカゴの中へ。ほとんど乳製品という変なカゴの中身である。  

2015年3月29日(日)液体がきらいなからだ
 デジタル系で2つのミス。メモリ不足だったり、コーヒーをかけたり。ビデオカメラとスマホ。ビデオは済んだことゆえどうにもならない。申し訳なしということにしてもらうしかない。
 スマホは電源が入らなくなっていた。裏蓋をあけて拭き取り。バッテリーもSIMカードもメモリカードも外して急いで拭き取った。再設定して電源オン。
 無反応。重症か。人の身体とは違い水は不要のようだ。
 取り付けたパーツを再び外してみると、また水気が付属していた。本体の隙間の薄い部分は拭き取れていないようだ。何回か繰り返す。
 やっと電源は入るようになったが、充電がうまくいかない感じ。もう一度拭き取り。とりあえず充電をしているようなそぶりに見えるが、どうか。
 明日の朝のお楽しみができた。  

2015年3月28日(土)いつまでもあかりの消えぬ
 PCの先にある窓から見える向こうのおうちの窓のひとつがいつも明るい。わがやも外から見れば新聞配達の時間頃までは明るい窓がある家だと思うのだが、当方がいつも負ける。
 こちらが明かりを消す時は、いつも明るい窓なのである。常夜灯のような明かりではなく、相当の明るさ。受験生がいらっしゃるおうちではないけれど、なかなかの夜好きの方のようだ。そんなわけで、夜がひとりではないと思えるのはなんだか心強いのだった。
 まっ、当方は明るいなかでもウトウトと眠ってしまうこともできるのだけれど。  

2015年3月27日(金)パソコンで御文を聴けば
 「正信偈」を唱えるというか、読む生活を1か月ほど続けていたのだが、ここのところ御文も加えている。文末は「あなかしこあなかしこ」で終わる、蓮如さんが信者に与えたわかりやすい文書である。
 お気に入りは、小さい頃からよく聞かされてきた馴染みのある「白骨の章」だ。一生すぎやすし。我やさき、人やさき、けふともしらずあすともしらず。朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。等とつづく。まっこと。
 こちらも、念のためにようつべでチェック。さすがにプロはお上手である。当方はまだまだ修行が足りません。
 なにはともあれようつべあればこそ。  

2015年3月26日(木)枯れてしまった植物の
 カメラを2台持参され砂丘界隈で撮影をされていらっしゃる方が。オアシスの近くの苔が枯れていたとおっしゃる。そのようなところまで観察されていらっしゃるんですねえ。
 撮影された画像を見せていただく。今日の砂丘は、青い空の下、なかなかクリア。というか、カメラで調整されているから?観光客も昼過ぎには200人ほどいらっしゃったらしい。アバウトな目測だと思うけれど。
 本日はお休み日。市内のビルオーナーにテナント料を払っていらっしゃるので、休むのはもったいないというかバカバカしいんですけどとおっしゃる。まっこと。3〜4日の売り上げでテナント料がカバーできるのが理想とか。4日ほど他人様の稼ぎのために働くのかぁ。なかなか厳しい。
 まっ、休みのおかげで砂丘へ行けるわけですしねえ。

2015年3月25日(水)タイトルは手書きの方が
 いつもは30枚498円の商品だったけれど、同じ棚にあったのは50枚で899円という商品。省資源詰め替え用のディスク。まっ1枚20円もしない価格である。いつものように買い物かごへ。
 帰ってからパッケージを見ると、小さくパールホワイトレーベルとある。えっ、もしかして。さらによく見ると、インクジェットプリンタ非対応とある。がっかり。タイトルはフェルトペンで手書きをしろというディスクだった。タイトルだけならそれでもよいのだろうが、細かいデータを手書きするのは面倒である。最初からわかっていれば買うことはなかったのに。
 手書きしかできないディスクの方が便利ということがあるのだろうか。50枚もゴミのようなものを買ったらしい。

2015年3月24日(火)日の差さぬ玄関先に
 よい天気なので帰ったらタイヤ交換をしようと思った矢先、空がかげってきて雨、かと思ったら雪になった。なんというタイミング。
 平野部はもうノーマルでも困らないと思うけれど、小雪の中を交換するわけにもいかず、とりあえず交換は延期である。
 帰宅後は、町内会の班長さん宅に印刷物を持参した。町内会でもっとも古いブロックで、我が家から遠いおうちの一つ。高校生の頃から坂道をのぼる際には必ず目に入るおうちだった。その路地に入ったのもおうちの玄関に入ったのもはじめて。行き止まりの路地はこんな風になっていたのか。最近、下手にマンションが建った。日の当たらない玄関になられたようだ。見晴らしも日当たりも相当悪くなられたのだろうということが想像できる。45年も経てばいろいろなことが起こりますねえ。
 なにはともあれ、ここのところ何軒かの玄関に入らせてもらったのだが、皆さんたいへんきれいにされている。うちの玄関は見ないでください。

2015年3月23日(月)もう若くないのだけれど
 予感が外れ、結局当方が作成することになった。若いということで。町内のゴミに関するステーション後片付け当番文書。我が家は利用しない場所である。3つの班内の約25軒がご利用の場所なのだった。
 我が家が利用しているステーションの場合は、片づけ当番順の書かれた当番札だけでまわしていて何の支障もないのだが、1年分の当番が書かれている方が、忘れたりすることが少ないというか、今週はまだ片づけてないけれど当番はだれやねんというチェックがしやすいのかも知れない。
 ということで、1年分の金曜日の月日と担当者名を表に書き込み、一覧表を作成した。金曜日が祝祭日の場合はお休み。金曜日の祝祭日は来年の1月1日だけということがわかった。

2015年3月22日(日)引っ越しをすることにして
 はじまってすぐの時間にご夫妻。
 「あらっ、もうタイヤ交換は済まれたんですか。」当方の出勤時にタイヤ交換をされていたのである。
 「いゃあ、ホイールのナットの角が潰れていてプロに任せることにしました。」とのこと。それはそれは。
 「それはさておき、実は今日はお話しがあって。」と切り出されたお話は、来週引っ越しをすることになったいう内容だった。
 「あれーっ、残念。オープン記念にグリーンをいただいたり、沢山の方に当店をご紹介くださいましたのに。」
 ホント、最初期を支えてくださったおひとり。
 「寂しくなりますねえ。」
 なにはともあれ、ご挨拶に来てくださったことをとてもありがたく思っているのだった。

2015年3月21日(土)気の弱い人はじぶんで
 出勤途中にご近所の皆さまへ配布物。2軒のおうちの方がタイヤ交換をされていた。絶好のタイヤ交換びよりのようだ。
 一軒のおうちの方が、「朝方、隣の班長さんがいらっしゃいましてね。」という話題になった。この方は、この文書作成担当者の筋はよくわからないけれど、まっ大したことでもないし、やっておいてあげようというタイプ。そんなわけで、昨年はご自分で作成配布されていたのである。
 一方、今年の方は、なんでそんなことを班長がせないかんねん?おかしいでっしゃろ。該当者で話し合おうぜというタイプのようだ。まっ、穏やかに。
 結局、昨年文書作成をされた方が、「あっ去年のデータがありますからボクがやっておきますよ。」等ということになりそうな予感。ごくろうさま。

2015年3月20日(金)ゴミは角地に集められ
 やっと町内会費が集まった。とはいえ、半期分だけというおうちもおありで、また半年後にお伺いである。三役選出に苦労していることや脱会者問題解決に向けた班会議も開催するようにということだったが、こちらも案内文書の作成完了。
 ゴミステーションのネット片づけ年間担当者一覧の作成というグループもおありのようだ。で、その文書も、その場所を使用していない私がつくるんですの?
 我が家界隈は、片づけ順担当者が書かれた木の札を順送りすることによって何の問題もなく流れているのだが、ステーションによってはネットが片づけられていないこともあるようで、「今週はだれやねん、担当は。」という時に、すぐにわかる表が必要ということらしい。
 安心・安全な共同体作りはなかなか大変である。

2015年3月19日(木)のたうちまわるほど痛む
 背中が筋肉痛のような。無理に身体を酷使した覚えもない。不思議である。
 一昨日胆石の摘出手術をしたお友達は、最初に背中や胸が痛かったらしい。尋常ではないほどの痛みだったようだ。のたうちまわって。当方も石を育てているのだろうか。
 ということで、本日はこれくらいで終了ということにさせてもらうことにした。
 こんなことをやっている程度である。寝て起きればなおっているだろう。楽しみ。

2015年3月18日(水)混乱がわが墓碑銘と
 そういえば、ポール・ギャリコの作品にインスパイアーされたというキャメルの『The Snow Goose』がリメイクされているというお知らせをいただいていた。1975年から38年後の再演。すごい。
 そんなプログレ系をネットで探していたら、ザ・ピ−ナッツの歌っている『エピタフ』があった。1972年頃のライブ。シャボン玉ホリデーで、『スター・ダスト』をはじめとする趣味の良い音楽やコントを楽しませてもらっていたけれど、『エピタフ』を歌っていたとは。びっくりである。
 クリムゾンの深さにはわずかばかり足りないような気もするが、さすがお上手。ついつい本家の『エピタフ』まで聴くことになってしまったのだった。
 『白雁』は歌詞がないのが残念。

2015年3月17日(火)海までの道を尋ねる
 柚子の剪定というか枝打ち。枝の下を通る方がいらっしゃるのである。切り取った大量の枝は、木の周りに大きな穴を掘って埋めた。ついでにタマネギ畑の草取りも行う。こんなことをしていてよいのかという余裕の夕方である。
 作業している当方に話しかけられる方がおありだった。歩いて海に行く近道はどこですかとのこと。貝殻を拾いたいのだとか。但馬の豪雪地帯から最近当地に引っ越して来られたらしい。車の免許がなく、自転車もまだ購入していないため、交通手段は徒歩だけ。
 「車だと5分ほどですけどねえ。徒歩だと海までは結構ありますよ。」
 乾燥研究所の横を抜けるのが一番近いと思うけれど、慣れない人は迷いそうだ。有島武郎碑の横の細道から林へ入るのもなかなかレアな道でおもしろい。が、初心者の方にはお勧めしづらい。碑から一本松横の砂丘経由で行くか、バス通りを終点に向かって歩かれるかですかねえ。
 見るだけでしたらその丘まで歩かれればいいんですけどね。

2015年3月16日(月)もう着ることのない服に
 日中はあたたかな一日。
 卒業式も終わり私服でやって来ていたお嬢さんが、本日はセーラーの制服姿である。そういえば合格発表のあった後はクラス分け用のテストがおこなわれるのだった。
 とても難しかったらしい。お疲れさま。
 一方、昨夜小さな卒業パーティをされていたお嬢さん達が、お昼にもやってきてくれた。近所のおうちに泊まりがけだったようだ。春には都市部でひとり暮らしとか。クラス分けテストのないお姉さん達は夜も昼も楽しそうである。
 どちらのお嬢さん達もスィーツを美味しそうに食べてくださる。
 そろそろさくらロールの頃か。

2015年3月15日(日)坂道をのぼってここに
 「すっかり遅くなってしまいました。車がなかなか動かなくて。」と、予定の時間に少しばかり遅れていらっしゃった方々。29号線方面の谷間からおいでの皆さまである。鳥取マラソンの交通規制にひっかかってしまわれたようだ。
 砂丘スタートのマラソンは、昼前は当地から遠くを走っていらっしゃるかと思っていたのだが、それでも小さな影響はあるのだった。
 「よー走りますよねえ。倒れたりする人はいないんですかね。」と30代の若者。
 「まっこと平地を歩くだけでもボクにはたいへんですわ。なにしろ通勤は片道200歩なものですから」
 なにはともあれ、皆さまおつかれさま。

2015年3月14日(土)踏めば踏むほど深みにはまる
 砂丘を車で走行する人があったらしい。トンネルを出た下の駐車場から砂丘へ入ったようだ。砂にはまって動けなくなった画像があった。割合堅い層もある場所だが、雪道に強いジムニーとは言え、やわらかい砂場に突入すればスタックするのが必定。車高を上げるなどの改造をしていたのかも知れないが、まっ無謀。
 そのジムニーは我が家にも愛着のある車だ。中古の古い車だったせいか、しょっちゅう止まる癖がついていた。路肩でよくボンネットを開けたものだ。路上で点火プラグを交換したことも何度か。昔のジムニーはボンネットを開けるととてもシンプルな構造で、少しだけ車の仕組みをジムニーで勉強させてもらったのだった。
 砂地でスタックしていた乗用車を牽引してあげたこともあるけれど、砂丘で牽引されるジムニーというのはちょっとかなしい。

2015年3月13日(金)注文も笑った顔で
 詰め襟やセーラー服の中学生とご家族が何組か。地元の中学生だったり、少し向こうの中学校の生徒さんだったり。高校の合格発表日である。
 梨や檸檬や大根や旅行のお土産をくださるような皆さんなので、今日のような日にいらっしゃるというのは良いことがあったからに違いない。おめでとうございます。
 抑えていらっしゃるのだろうが、心の笑いが顔に出てしまうのである。隠せない喜び。ほほえましいなあ。
 もっと高級で美味しかったりするところがたくさんあるのに、こんな日に顔を見せてくださるということがことのほかうれしい。
 ありがとうございました。がんばろうぜ。

2015年3月12日(木)もうこれが今年最後の
 同じように平日が休みの方。
 「昨日は?」
 「ドライブをしてきました。」
 「あらっ、どちらまで。」
 「谷の終点まで。」
 腰の辺りまで雪が積もっていたのだとか。標高400mほどのバスの終点の村までのドライブだったらしい。雪道走行が楽しい車の持ち主なのである。ご自宅から30分ほど走れば別世界のようだ。
 と話をしていたら、その谷のなかほどにお住まいの方がおいでだった。
 狭い因幡の狭い店内。

2015年3月11日(水)マイナスがついた数字を
 4年前はあそこの部屋にいたんだったなぁと、その時間のニュースを見つつ、すこしだけ黙祷。
 そんな今日は、とりあえず申告がひとつ完了した。
 まず、前年の申告時に作成したメモのチェックから。
 最後の送信時に昨年はプラグインでトラブったから、この申告にはエクスプローラー使用のこととある。そういえばそんなことがあった。住基カードのパスワードと、申告時の当方のパスワードも準備。各種控除用資料も保管してあるものを並べて準備完了。3回目であれば、割合サクサクとノートラブル。
 最後の送信も無事に終了。
 いゃあ、さっぱり。と思ったら、仕入れの数字をだぶって入力していたことに気づいた。念のために、再送信すれば上書きされるんですよねと地元の署にお問い合わせ。「おっしゃるとおりです。」とお嬢さんが回答してくださった。
 ということで、2回も送信させてもらったのだった。

2015年3月10日(火)倒れたボードにブロックを
 積雪はほとんどなかったけれど、庭の吹雪に八甲田山を思ったり。全然及ばないとは思うけれど、これからあの中へ出て行くのかと思うと、わずかばかりの気合いが必要だ。歩数を数えながら歩いた。いつもの200歩ばかりだが。
 途中、ブラックボードが吹っ飛ばされていたらしい。これで4回目。それほど大きなダメージもなく、重しを付けてリセット。
 時折晴れ間が出たりしたせいか、吹雪の立ち上がりというのに、臨月のお嬢さんや卒業式帰りのお母さん方がお立ち寄りで、吹雪にも負けず楽しく過ごさせてもらった。ありがとうございました。

2015年3月9日(月)口笛でメロディを吹く
 ここのところ念仏を唱える生活を送っている。意外なことに、休むことなく15日続いた。歩いているときに、たまさかメロディが浮かんでくるほどである。
 こどもの頃、日曜になると、公民館で村内のおばあさんにお経を習った。読経の後に遊ぶことの方が楽しみだったけれど、思えばその筋の皆さんが日曜に教会へ行くのと似たような生活を送っていたのだった。いゃあ我ながらびっくり。
 旦那寺の違いはあったようだが、村全体がほぼ真宗だったのだろう。西本願寺系の勤行聖典によるお勤め。主に『十二礼』の意訳ヴァージョンだったが、ここのところ唱えているのは『正信偈』。
 なかなか気持ちがよい。。

2015年3月8日(日)会うのがイヤな人なので
 念のために目覚ましを2個セット。強力なのを1個増強しての就寝である。何しろ、3時間15分後の起床。起きているままでいた方が確実ではないかと思ったけれど、まっ寝付き5秒なればロスタイムも少ないだろうし。
 というわけで電波時計である。ふたつほぼ同時にとてもうるさく騒ぐ。ぐっじょぶ。
 そんな本日聞こえてきた話。
 クラス分けの際に、保護者同士の関係性がよくないからクラス編成の際に、配慮してほしいというご要望がおありだったとか。ここまで来たか。
 先生はたいへんだね。

2015年3月7日(土)忘れぬように貼りつけて
 「申告は終わりましたか。」とお尋ねの方がおありだ。
 「いゃあ、さっぱりです。とりあえず、来週の月曜日あたりから取りかかろうと思っているんですけどね。どうせ、大した額でもありませんし。」
 「うちは来週の月曜には提出できそうですわ。」
 うらやましい。済めばずいぶんすっきりさっぱりされることだろう。当方は、常に忘れないように忘れないようにと言い聞かせながら、気付が残り1週間ほど。あせるぜ。
 まっ、消費税の計算などがないぶん、楽ちん。
 と言う低レベルのことでよいのかと思ったりもするのだけれど。

2015年3月6日(金)なぜこんなところにいるか
 そのコンビニの店員のお嬢さんがいらっしゃった。
 「先日、お客さんに尋ねられて知らなかったんで、来てみました。」とのこと。「それにしても、どうしてこんなところにいるんですか。バイトですか?」
 「いゃあ、お久しぶりです。バイトというか..。スーパーブラックですわ、ここは。」
 ということで、顔を知っているお嬢さんだった。
 なにはともあれ、関心を持っていただき感謝。好奇心は大事ですねえ等と話したのだった。また来てくださるらしい。

2015年3月5日(木)検索ができない人に
 「坂の下のコンビニの店員さんに道順を尋ねたんですけど、こちらの店を知らなかったですよ。オープンしてどれくらいなんですか?フリーペーパーなんかでも見たことがないですし。」
 初めての方である。
 「もうじき3年になるんですけどね。ひっそりが身上なんです。」
 「あらっ、そんなに経つんですか。」
 そのコンビニから少し離れたところに最近できたコンビニの店員さんも知らなかったけれど、2人の店員さんがネットで探してくださったのだとか。いゃあ親切な店員さんである。ありがとうございます。
 というか、コンビニの店員さんはそんなサービスもされているのか。おつかれさま。

2015年3月4日(水)先のこと考えられぬ
 ボードへの掲示のご依頼がいくつかあって、2枚は5月のイベント。そんな先のことですかぁと驚くのだが、すぐにやってきますよとご持参の方。とりあえず4日・5日先のことしか考えられない余裕のない生活なのである。
 と思っていたら、6月下旬のイベントのご案内というか、ご依頼もあった。年度が変わるから担当者も変わるかも知れませんけれどとおっしゃりながら。
 こちらもどうなっているかわかりませんけどねとお応えしつつ対応させてもらうことにした。6月の第4週のイベント。そんなわけで、第4火曜の定休日は臨時営業日ということに決まった。
 おぉ、もう6月下旬のことまで決まったのだったか。

2015年3月3日(火)わたしにはわからぬ言語で
 赤ちゃん連れのお母さん。お久しぶりです。前回はご出産前。生後2カ月とか。お疲れさまでした。
 お父さんとお母さんとご一緒である。ボクにはわからない言語でお話をされている。
 外国からやってきたお嬢さんなのである。いなばの山のふもとまで。
 流していた音楽や雰囲気を気に入ってくださったようで、ご自分で運転して来てくださるのだった。
 今回は、初孫につきお父さんとお母さんが遠路はるばるいなばまでやって来られたようだ。そのような際に、少し距離があるにもかかわらずわれわれを思い出してくださるというのがとてもうれしい。
 お父さんやお母さんの安心が少しでも増すよう最大限のおもてなしをさせてもらった。皆さんが、「また来ます。」(たぶん)とおっしゃりながらお帰りになられた。ありがとうございました。

2015年3月2日(月)コサージュを差したるままで
 吹奏楽部でジャズを演奏していたんですとお母さん。制服姿の女の子や男の子とご一緒である。胸にはピンクのコサージュ。卒業式を終えた帰りの昼食にわざわざお立ち寄りくださったようだ。
 ジャズをやっていたお子さん達に、ジャズを聴きながら食事をさせてあげようと思われたらしい。卒業式の後なのだから、もっとふさわしいお店はたくさんあるとは思うけれど、なにはともあれありがたいことである。
 以前はぬるい音楽も多かったのだが、ここのところ割合まじめなジャズにしている。一昨日は、オーネット・コールマンさんまで流したくらいである。
 ちょうどマイルスさんを流していた時のご来店だった。少々ポップ過ぎたかも知れないけれど、とりあえずご期待は裏切らなかったようだ。
 明日はもっとハードに。

2015年3月1日(日)聴いているのは耳だけでなく
 木曜日に流していたスリーブラインドマウスのベースがリーダーのアルバムをとても気に入られようで、本日もご来店である。
 当方が、かつてレコードでよく聴いていた1枚。読書をしている時のBGMにもよいらしい。先日の『ジェリコの戦い』に似ているフレーズもあったり。
 ジャケットをスマホで撮影されてお帰りだったが、紙ジャケット盤は結構よい値段がついているようだ。
 じゃあまぁどうぞうどうぞ。
 存在感のあるベースである。そんな低い弦の響きはからだのどこかを結構揺さぶるものらしい。

2015年2月28日(土)空っぽになりたる巣には
 先月のことだったか、わが家の後ろ側界隈を撮影されている方がいらっしゃって少々不安だったのだが、撮影理由がわかったような気がした。
 なんと、2階の壁面に巣があったのだった。
 スズメバチの巣。
 おそらく、これを撮影していらっしゃったのだろう。
 とりたてて立派というほどではないけれど、なかなかの出来映えのようにも思える。とはいえ、写真に撮るほどのものでもないような。どっちやねん。SNS等のつぶやき用に撮影されていたのだろうか。
 とりあえず所有者として数枚撮影した後、撤去作業をした。冬につき中は空っぽ。ネットに受けようとおもったのだが、目標をはずれて屋根の上に転がった。若干破損。上下左右は24cm×35cmだった。模様もきれい。ふたたび数枚撮影した。
 撮影したくなるような物体のようだ。

2015年2月27日(金)階段を上った場所に
 奇遇なことに、アキラのことを話題にされる方がおふたり続いた。特にリキという大きな看板のあるビルにあった川端時代を取り上げられて。どちらも少し年上で、現在は優雅な生活を送っていらっしゃるような男性である。団塊世代には、アキラは大人になる通過儀礼の場所だったのだろうか。
 ボクは高校時代に入ったのが最初。当時のジャズ喫茶は暗くてタバコの煙が充満というのが相場である。高校生は出入りしてはいけない場所だったかも知れない。
 『至上の愛』にはまだ馴染めず、ウェザーリポートの進み具合にはついて行けなかった。そんな中で、最初にアキラで覚えたのが、コールマン・ホーキンスさんの『ジェリコの戦い』だった。
 アキラさんの葬儀には、『ケルンコンサート』が流れていたのを思い出す。

2015年2月26日(木)太陽の見えない朝は
 40年ほど前は太陽が1か月に1回しかでないようなイナバ、というおそろしい形容をされる方が。太平洋側からやってきて、当地で過ごされた当時の学生生活は随分暗黒の生活だったらしい。
 ボクの40年前は良い時代でしたけどねえ。貧乏でしたけれど。音楽の広がりも豊かでしたし。
 「あっ、音楽はね。」
 エリック・ドルフィーさんがお好きなのだとか。元々、明るくない方がお好みだったのでは?
 なにはともあれ、よい方との出会いもあって、その後は当地も結構太陽の出る地に変わったようだ。
 その方を当方から見れば、陽が当たりすぎているような気もするのだけれど。

2015年2月25日(水)ゴミの重さを量ってもらい
 ゴミがたくさん。
 可燃物は、軽いモノが多そうにみえるゆえ、神谷清掃工場へ持ち込んでみることにした。10kgが120円だとか。積んでいた袋等をポイポイと計測用の箱の中へ。
 楽なことである。
 と思ったが、計量してもらうと思っていた以上の重さだった。ガソリン代やかかった時間のことを思うと、60円の市販のゴミ袋「大」利用の方がよかったのかも。
 10kgというのは意外に軽いものらしい。

2015年2月24日(火)待たせるねえとつぶやく人の
 いくつか書類が見あたらなかったけれど、思っていたよりも早く各種手続きがサクサクと進んだ。受け付けで、きょうは込んでいるんですとおっしゃられた場所もあったが、通告された待ち時間に自宅まで必要なものを取りに帰ったり、108円の印鑑を買ったりしつつ、無駄な時間のほとんどない、時間の有効利用ができた。1月分の支給もしてくださるとか。思いがけずも、ありがたいことである。
 市役所でも手続き。こちらの駐車券は3時間が無料である。残念ながら、手続きは1時間弱で終了。皆さん親切に対応してくださる。こちらもサクサク。ありがとうございました。
 ということで、とりあえずリセットできたような。とはいえ、なんだかまだやる気はわいてこないようにも。まっ、ボチボチ。

2015年2月23日(月)覆いたる布は中から
 パフォーマンスを見せてもらった。エンターテイメントというか。生で見せてもらうのは初めての経験である。
 そういうお仕事をしていらっしゃったのが若い女性というのに、小さな驚き。すばらしい。ボクの時にもやってもらってもよいような気もしたけれど、冷静になると、まっいいかと思ったりも。費用は3万円のオプションである。
 どのような業界のしばりがあるのか、どちらの会場でもこのパフォーマンスがあるわけでもないらしい。
 やや割高という評判もあったけれど、とりあえず今回はここにしてよかったということで落ち着いた。

2015年2月22日(日)三階の部屋から見える
 昨日の朝、3階の部屋からカーテンを開けると、大山がきれいに見える。白い雪をかぶって。せっかくである。砂場に行って、シャッターボタンをプチ。夕方になるとかすみはしたが、まだよく見える。
 車で通勤していたときにはよく見たけれど、現在の通勤では気づかない光景だ。イレギュラーな生活のおかげで、懐かしい光景と出合うことができた。ありがたいことである。
 ここのところちょっとハードドライビングライフ。安眠のない割に起床時間は早く、シェスタをとることもできない。
 たぶんもう一踏ん張り。

2015年2月19日(木)まず弾く真似を繰り返し
 ちょっと不規則生活。
 バイオリンを弾いている姿がお気に入りになったようで、小学生のお嬢さんが映像をご希望である。アイリッシュのグループ。
 席で見ているだけでなく、リピート時には、演奏しているお嬢さんと同じように立ってエア・バイオリン。
 バイオリンは高いんですよねとお父さん。安いのもあると思いますが、少年少女の管弦楽団にお入りになられてはどうですかね。
 やがてこの地からバイオリンプレーヤーが誕生するかも。
 それならと、ジャズのお姉さんの演奏も流してみた。あまり興味を示されなかった。残念である。

2015年2月18日(水)いつの話か尋ねれば
 また訃報のご連絡をいただいた。
 数カ月前まではお元気にいらっしゃっていたのである。おうちも新しくされ、よい音が出るようにもされて。教えてくださった方も当方も驚くばかり。
 袋の準備をし、一緒にご来店される方にお届けしてもらおうと思っていたのだが、夕方連絡が入り、いかなるものもお受け取りにならないご方針なのだそうな。
 ギター好きの方だ。ウェスさんを聴きながら偲ばせてもらうことにしたのだった。

2015年2月17日(火)肥やしをやれば待つだけの
 タマネギに追肥をしたついでに寒肥やりもしておいた。ほぼ手当たり次第。今年スーパー不作だった柚子や枇杷、リンゴやプルーンやハナミズキや紫陽花などにも。
 油粕ゆえ、効き始めるのは弥生になってからだろうと勝手に自分の都合よく考えているのだった。
 根の活動がゆるい時期に栄養分の準備をしておいてやるというのはなかなかの細かい配慮のような気もするのだが、寒肥でだめになるものもあるのかも知れない。こんなことするなよと思っている樹木もあるかもだが、まっ善意ということで見逃してもらいたい。
 さてこの寒い時期、当方はなにか肥やしになるようなことを取り込んでいただろうか。

2015年2月16日(月)タマネギの根元に生えて
 タマネギの追肥は2月中頃までにという教えがすりこまれていて、ここのところタマネギがこころの一部を占めていたのであるが、なんとかこの時期に追肥を完了した。追肥が遅くなると収穫後に腐りやすいと教えられたり、なんとなく薹だちもするような気がしているのだった。
 肥料は骨粉入りの油粕である。量も、いつものように少な目。例によって、小ぶりのタマネギができあがることだろう。スーパーなどで買われる人は、タマネギは大きなものだと思っていらっしゃるのだろうが、素人のわが家はプロの真似をしたりせず、ほどほどの大きさで十分だと思っているのである。というか、小さい方がレア度が増すというものだ。
 これで春まで暢気に過ごせそうだ。とはいえ、雑草はしっかり育っている。恐るべしホトケノザ、スズメノカタビラ。追肥をするということは草取りもするということだった。

2015年2月15日(日)犬の後ろをゆく人に
 ウォーキングをされている男性と犬と散歩をされている男性2名と遭遇し、挨拶をかわした。午前9時台。静かな路地である。
 そんな路地から1本入ったさらに静かな通りのおうちに空き巣が入ったと教えてくださる方がおありだった。緊急車両の音がにぎやかだったらしいが、それほど離れてはいないのに、いつのことだったのかさっぱりわからない。
 この件はメディアに報道されるほどではなかったようだが、他にもアルミホイールがなくなったり、庭に置いていた金属がなくなったりしたこともあるのだとか。
 そういえば、むかしわが家もガラスを割られて侵入されたことがあるんですよね。現金はないので、モノがなくなっただけだったんですけど等と、ご近所の皆さまと防犯話をして本日の業務は終了した。

2015年2月14日(土)わざわざ義理を果たすため
 最初の回覧板は帰ってくるのに6日かかったが、2回目は4日で帰ってきた。生活に関係のない文書ゆえ、すぐにお隣のポストへ投函された方が多いのであろう。
 2つとも無事に帰ってきてやれやれと思っていたら、ポストには次の配布物が届いていた。やれやれ。
 こどもが被害者となる犯罪を防ぐため挨拶のある近所付き合いをしましょうとか、「鳥取マラソン」の交通規制等のお知らせである。
 各ご家庭で一部ずつお取りくださいという回覧をされることもあるパターンだが、面倒なのでというか運動のため、明日の出勤時に配布することにした。
 挨拶をする人に出会えるとよいだのけれど。

2015年2月13日(金)倒れたボードを立て直し
 天気予報はおおむね雪ダルマ。のんびりの一日になりそうだ。
 と心配していた割に雪が降ってこない。太陽も出てきたり。
 いらっしゃった方々にお聞きすると、駅の南の方や鷲峰山のふもと界隈はよく降っているけれど、海岸寄りは少ないのだとか。この辺りはことのほか雪がないようだ。自転車で川越えのお嬢さんがいらっしゃったくらいである。若いとはいえ、寒い中ありがたいことです。
 豪雪地帯と思っている当地にしては珍しいこと。冬もとうげをこえ、山雪の季節になってきたらしい。もうひとふんばり。
 と思っていたら、またまたブラックボードが倒れていた。部屋の中からは気づかなかったけれど相当の強風だったらしい。風の強さはこの辺りでは無敵のようだ。

2015年2月12日(木)忘れてはいけないことも
 10日ぶりくらいの方が、緑の手帳を忘れていませんでしたかとおっしゃる。はて。当方は見かけた覚えがない。多分、うちではないと思いますけどねえ。
 最近物忘れが多くてともおっしゃるけれど、それは当方も負けないくらい。先日も、あきれるような忘れ物をして列車に乗るところだった。さいわいなぜか乗る寸前に思い出して、改札を抜け、置いた場所まで走ったのだった。さらにさいわい人通りの少ない路地だったこともあって、置いていた場所にポツンと残っていた。セーフ。
 そんな夜、これも10日ほど前にいらっしゃった方から週末のご予約のお電話があった。こちらは、相当大事ではないかと思われる品物を前回お忘れだった。その旨をお話しすると、忘れたもののことをまったく覚えていらっしゃらなかったようだ。
 忘れる方が楽しく生きていけるのかも知れない。

2015年2月11日(水)振り向いて手を振りながら
 昼がすぎても客足が途絶えなかったせいかサービスが遅れ、気がつけば発車時間まで10分ほど。コーヒーは半分しか飲めなかった。12階である。
 すっかりおのぼりの身の上である。間に合わないかもと心配したのだった。が、慣れた人たちと同行ゆえ、ロスタイムもなく改札口へ。余裕で手を振りつつ東京をあとにしたのだった。 前日は受賞された方のお祝いの会。著名な方もたくさんおいでで、ナンバーワンにはなるものである。おめでとうございました。
 昼間からビールやワインを飲んでいたおかげで、気がつけば名古屋の手前だった。これくらいのロスタイムで移動するくらいが丁度よい身体と思うのだった。
 ローカルに乗り換えれば同級生に声をかけられた。もう帰ったようなものである。大きな荷物をお持ちだ。海外旅行にでも?もう少し生き残って楽しみたいね。

2015年2月9日(月)夢を語りし人の目を
 吹き溜まる場所はずいぶん積もっていたけれど、駐車場は雪が風に飛ばされることもあるのか、10cmほどの積雪である。軽い雪かきだけでなんとか営業を終えることができた。ありがたい。昼間に1時間ほど過ごされた方の車のフロントガラスはハンドワイパーで雪を取り除かないと発進できない状態になっていたから、昼頃の降雪が多かったようだ。
 そんな夜ゆえキャンセルもあった。
 が、予定通りおいでの皆さんもあって、留学生のお嬢さんの誕生会が行われた。ローソクは何本にしましょう?では、5本で。というのは下一桁の数字。
 食事も生伴奏付きコーラスも楽しんでいただいたようだ。うれしくて涙が出たとか。喜んでもらってなんぼですよね。楽しい雪の夜でした。

2015年2月8日(日)橋をわたって来たひとに
 「近所の人からもらったので、どうぞ。」
 ビニール袋を手渡してくれたのは、小学生のお嬢さん。中には、動いている若松葉が2枚も。海辺にお住まいなのである。
 海辺から当地にいらっしゃるまでに、たくさんのおいしい場所があると思うのだが、なぜか気に入ってくださっていて、よくご利用なのだった。われわれは、ただいま3番目のおじいさんとおばあさんのポジションのようである。
 これから正月が来るというのであれば、お年玉を用意しておく必要があったかも。
 さて、来年はどうなっていることでしょう。

2015年2月7日(土)はじまりはここからである
 ピックアップ。
 擬人法と写実は常に書き換えられることができる。
 工夫のある表現がよいか、写実で読ませるか。
 表現はひとつではなく、いくつでも考えることができる
 はぶけるものははぶいて。
 因果関係や理由になる接続感が強くなりそうな時は一度切ってみる。
 比喩を良しとするか残念と読むか。
 できてからが始まりなのである。

2015年2月6日(金)近頃の老いも若きも
 「ただいまー。」とドアをお開けになる方が。
 あらっ。
 1時間ほど前にお帰りになられた方である。本日二度めのご来店だ。今度は別の方とお待ち合わせらしい。
 「お帰りなさーい。」
 一度めは、東海方面から時々いなばにやって来られるという方と最近の世相を嘆いていらっしゃったけれど、二度めは普段からよくご一緒の方とで、楽しそうに談笑のご様子である。ご愛顧ありがとうございます。
 というようなわけで、本日二度めのお帰りは、「行ってらっしゃーい。」でお送りさせてもらったのだった。

2015年2月5日(木)色ばかり見ていた時を
 9時から3時までずっと描いていたので疲れました。気分転換にケーキセットを食べさせてくださいとおっしゃるご近所にお住まいのお嬢さん。お仕事のお休みに創作活動でお楽しみのようだ。
 テーブルに小さめの作品を4枚並べて見せてくださった。淡い色合いのかわいい系のパステル画。
 「いいですねえ、絵が描ける人がうらやましいですよ。」
 絵だけでなく、文字もきれいなお嬢さんである。お仕事先にも、彼女の絵や文字がたくさん描かれていて、美しい。
 作品がたまったら、どうぞここの壁に飾ってください。

2015年2月4日(水)真夜中に車を押して
 とっくに日付はかわっているというのに、わけあって夜の散歩というか出勤というか、200歩散歩。
 だれもいないだろうと高をくくり、ちょっと情けない格好をしていたのだが、昼間人通りが少ない割に20歩ほど前をお歩きの方がいらっしゃった。侮れない。
 さて、用件を済ませた帰宅途中、丁度ご帰宅されたらしい方の車庫入れに遭遇。挨拶をして過ぎようとしたら、呼び止められた。えっ、なにか服装に問題が..。
 ではなくオーバーヒートでもしたご様子。車庫入れ中に車が動かなくなったようだ。真夜中の救援要請である。ようこそようこそ。
 無事に車庫に押し込んだ。JAFより断然早いトラブル解消である。歩いていて役に立った。
 とはいえ、夜中でもきちんとした服装で外を歩こうと思ったのだった。

2015年2月3日(火)トンネルを抜け出たときの
 「いゃあ、やっとたどり着きました。」とおっしゃられる方のご来店。徒歩でたどり着かれたようだ。
 昨日、おつれあいが同好会仲間とおいでになり、ジャズが流れていたとお聞きになられてのことらしい。ジャズのピアノトリオがお好きなのだとか。どちらかというと、バラード系の。
 ありがとうございます。どちらから?とお聞きしたら、歩くのがご趣味で、往復8kmの距離のところにお住まいなのだとか。いつもは、市内から中央病院経由で砂丘に向かい、トンネルを通って再び市内へお戻りらしい。毎日が遠足のような日課である。当方の足なら約2時間コース。とても真似ができない。
 本日は、この界隈をあちこちさまよい歩かれた後のご到着だったようだ。お疲れのご様子。なかに入ってしまうと、なかなか探しにくい場所ですからねえ。
 通勤が片道200歩というのは言わないことにした。

2015年2月2日(月)消えてゆく音を拾って
 先日のライブのDVDをいただいた。どれどれ。
 固定カメラゆえ画像のおもしろみはないが、それぞれの楽器がよく鳴っていて身体の揺れる演奏である。
 お客さんがいらっしゃったので、とりあえず画面を消してみた。おお、BGMになっている。とはいえ、ビデオカメラの拾った音だ。さすがにチープな印象。
 最近は小型で性能のよいPCM レコーダーもあるやに。
 きちんとよい音で録音すれば、お昼時に流す音楽としてもおもしろそうだ。

2015年2月1日(日)そこにあるべきではないと
 初めてのご来訪。レコードを見せてもらえませんかとおっしゃる。デンオンのプレーヤーでお聴きのようだ。階段を何往復かして箱を並べてみた。ごゆっくりどうぞ。
 ペッパーさんがお好きなのだそうだ。「あぁ、何枚か残っていると思いますよ。」
 ということで、手にされたのは『Modern Art』とか『Eleven』とか。
 その後、モンクさんの『5 By MONK By 5』も。
 モンクさんが、ペッパーさんの演奏を「曲に音を付け加えている。そこにあるべきではないところに」と評されていたのをおもいだす。

2015年1月31日(土)低音を少し抑えて
 ライブも5回目。今回はじめて聴きにいらっしゃった方が何組かおありだ。うちにいらっしゃるようになってジャズを聴かれるようになったとおっしゃるカップルも何組か。「生はいいですねえ。」と皆さんがおっしゃる。輪郭のはっきりした、よくスイングするギタートリオを気に入ってくださっていた。
 おうちから歩いて1分の方とか、近くのスーパーの向こうの町の方とか、帰り道は結構道路に雪が積もっているのではないかという地域にお住まいの方とか、様々な皆さんにお楽しみいただいたようだ。
 演奏された皆さんも、小さな場所にもかかわらず沢山の方がお集まりの様子に、少々緊張されつつお楽しみだったらしい。よかった。
 ライブ終了後のアフターアワーズもお楽しみである。
 夏になったら、ボサノヴァでぜひどうぞ。

2015年1月30日(金)奥までは放り込まずに
 町内の一部で配りものをしたのだが、外付けのポストのおうちが意外に少ない。玄関とか玄関扉の横の壁面に差し入れ口のあるおうちが多いのである。なかには差し入れ口にテープが張ってあって、セールスなどのポスティングはお断りと書かれている玄関も。配りものをされる皆さんのご苦労が少しわかった。外付けポストは新しいおうちに多く設置されているように思われる。
 地図を見ながらの配布だったけれど、えっどうしてこの建物が該当していないのというような割り付けもあった。新しく建てられたおうちやアパートは、エリアが近いということより、各班の戸数が均等になるように割り付けされているようだ。
 それにしても、抜けすぎ。町内会から抜けているおうちの多い班もあるゆえ、再編成が必要なのだということがよくわかった。

2015年1月29日(木)綿がたくさん詰められた
 玄関にお守りのようなものが落ちていた。黄色のフェルトに「キズナ」と緑色の糸で文字が描かれ、その下に学校の校舎のような絵が、これも同色の糸で描かれている。
 裏には小さなビーズがつながれて、大文字の「H」が立体的に浮かび上がっている。
 小学生か中学生のもののように思われる。
 落ちていた場所が道路のそばであれば深く考えずに落とし物と思うのだが、道路から4mほど奥まったほぼ玄関のようなところに落ちていたのである。
 不思議。ボクとキズナを求めているのだろうか。
 そういえば、以前、敷石が一段高い玄関に何個も上がってきていたことがあった。遊び場にでもなっているのか、うちの玄関。申し訳ないが、「キズナ」はちょっとパスしたい。

2015年1月28日(水)ウィンカーの音を聞きつつ
 夕方の中央局の駐車場に向かったのだが、入り口付近で車が随分並んでいる。反対側の車線から右折で入ろうとする皆さんも。左折車が並んでいる中に入り込むのは結構面倒そうだ。年賀状の時期だけでなく、平日の夕方もよく混み合うのだろうか。
 車を駐め、ATMへ。こちらは、並ぶこともなくすぐに用件は終わった。車の数の割にはお客さんの数は少ない。
 こちらにお勤めだった方の、近くのホテルの立体駐車場が苦手な人が駐めて食事をされていたり、駐めてから飲食店の多い末広方面に向かう人もいらっしゃったりするというお話を思い出した。
 なんだか近づきたくない場所のひとつではある。

2015年1月27日(火)封筒に入れぬ手紙を
 コンビニで毎月メール便を利用していたのをチェックされた営業熱心な方がいらっしゃって、契約をすれば集荷に伺うとおっしゃる。箱物は営業店への持ち込みよりも少しサービスをしてくださるとも。ありがたい。コンビニまで行く時間が貴重なのである。以来、わずかばかりのメール便であっても電話でお願いし、重宝させてもらっていたのだった。
 それが、報道のとおりのメール便サービス廃止について書かれた文書をご持参である。廃止の経緯や宅急便サービスの拡充についての説明が書かれている。新サービスのいくつが記されているけれど、とりあえずDM便というサービスが従来と同じような内容のように思われる。ほとんど問題なし。料金は追ってお知らせしますとのことだが、料金変更はなさそう。という希望的観測。
 それにしても、DMであっても文書に受取人名があると信書で、チラシDMだと非信書だとか。無封であれば貨物の添え状は信書ではないという例外規定とか。
 平和なればこそ。

2015年1月26日(月)買い物袋に入らない
 「田んぼを買ってきました。」
 スーパーにはそんなものも売ってあるのか、と思うような気軽さで。1反とかの広さではないようだが、価格もお安いのだとか。数万円程度。谷の奥の方へゆけば、最近はそのような田んぼがいくらでもあるのかも知れない。
 そういえば、ひとり暮らしのおじいちゃんが今年はもう米を作るのをやめたと話していたお嬢さんもいらっしゃった。標高400mの、路線バスの終点の村である。バスは一日3往復だけ。ある日の乗客は3名だった。降りますボタンを押さなくても、顔なじみの運転手さんがそれぞれの停留所で停まってくれる。
 そんな村で今年から耕作されなくなった田んぼも売りに出されているのだろうか。

2015年1月25日(日)年ごとに文書の増えて
 町内会の役員会。
 とりあえず、退会したいという方が増えないようにするのが今年の目標の一つとか。
 会費や町内会の役員負担が退会理由のようだが、入らなくても暮らせる、というご意見も。ご近所つきあいをしたくない、地域に関わらないのが快適な生活と思う人が増えてきているのだろうか。
 平時はそれほど地域を意識することはないと思うけれど、活断層もあるとかないとかあるとか。何かあったときには町内の皆さんのお世話になるのではないかと思ったり。
 それにしても引き継いだバッグが重い。6.1kgもあった。重いものは持てないので退会したいという人はいらっしゃらないと思うけれど。

2015年1月24日(土)とりあえず名前だけでも
 選挙が近いせいで、連日関係の皆さまがおいでである。
 パンフは適当にそこら辺にどうぞ。今回はこのあたりは厳しいのでと、どの方も大変そうだ。名前を書くようにお求めの方もあったりで、エイヤッと、分身の術。
 給料はもう少し安くてもいいんじゃないのとか、各政党の問題点をお話の方もおありで、ふむふむと聞かせていただいた。とりあえず支持政党はないのだけれど。
 いつの間にか宗教の話にもなったり。
 優遇税制へのご不満をお聞きしたりの午後のひととき。

2015年1月23日(金)爆ぜるのがロックンロール
 最近ギターをはじめたという若者。いまのところアコギ中心生活らしい。The Sonicsがお好きなのだとか。なかなかシブイというかアブナイ。先日も、70年前後に詳しい青年がいらっしゃいましたけどね。若者は侮れない。
 そんなところへ、最近ギターをお買い求めになられたという方が。車に積んでいらっしゃるとかで、見せていただく。かわいいギターである。ギターとウクレレの間のこどものような大きさ。リトルマーチン。
 こんなギターをこどものころにプレゼントされていれば違う人生だったかも知れないですねえ。ギタリストのライブ映像で、弾き方もしっかり学ぶことができますし。

2015年1月22日(木)鉄製の階段を降り
 代々木というと、あちらの業界や若者が向かう建物があったり。どちらにも関係はないのだが住んだことのある街だ。材木屋さんの2階が格安物件だったのである。
 というようなことを思い出したのは、そちら方面の自己採点結果の集計・分析が今年からなくなったというお話を聞いたりしたから。お世話になったり、弥生町でいろいろネタを教えてくださった方もいらっしゃったのだけれど。
 他社の合格可能性判定システムはすでにアップされていて、今ごろは受験生の皆さんが、検討中なのだろう。おつかれさま。
 普段は夢をみることはなかったのだが、あの頃は、結構怖いというか、落ちる夢をみることが多かったなというようなことも思い出したり。
 材木屋さんはなくなっていた。

2015年1月21日(水)いつまでもなくなることが
 3日ほど前に灯油がなくなった。寒い。
 未だ配達というのをしてもらったことがないので、やっと本日最寄りのセルフ店まで出かけて購入。1缶が1332円である。シーズン当初より相当安くなっている。
 ガソリンも安くなっていて、レギュラー1リットルが127円だった。1リットルで40kmも走る車も登場するらしい。昨年まで6〜7kmしか走らない車に乗っていたのが申し訳ことである。
 それにしても、50年ほど前に石油の可採年数は30年ほどしかないと習ったけれど、新しい油田が見つかったりして今もその年数はやっぱり30数年らしい。
 いつかはなくなるとはいえ、燃料電池車等が普及すれば、30年後も可採年数は30年ほどになっているだろうか。当方はそのことを30年後に確認できないと思うけれど。

2015年1月20日(火)突然はラブストーリーだけでなく
 今年になって葬儀のお知らせがすでに二件。とはいえ、有給休暇のない生活である。ご予約が入っていたりで急遽お休みというわけにもいかず、今回は、前日も当日もお伺いがかなわなかった。
 ボクより10歳ばかり若い。仕事もがんばりどころの時期である。単身生活中に内部に異常が育っていたのだった。
 理不尽な死は多い。10年前までの人生であれば、ボクになにか残っていただろうか。それから10年分でもほとんどなにもないような生活なのである。
 明日以降の自分のことを思うと、いまがいちばん若い。一日を大切にしないとなと思ったり。とりあえず、遅ればせながら明日お伺いということにさせてもらっているのだった。

2015年1月19日(月)ツインドラムの前にいて
 時々アップできなくなることがある。原因は不明だが、次の日には直っていたり。そろそろ末期か。
 ということで、滅多にないことだが男性ばかり5組が続いた午後。そのうち、ギターを弾かれる方がお二人いらっしゃって、たとえばジョー・パスさんがお好きなのだとか。雲の上の人らしい。では、13階くらいの人をお手本にと話すと、いや2階くらいの人を参考にしてとおっしゃる。
 それにしても、当方の半分くらいの年齢と思われるのに、なかなかギタリストにお詳しい。90年代等より、70年前後の音楽がお好みのようだ。ついつい話がホップステップ。
 映像はあまり見ていらっしゃらないということで、「Not For Sale」と書かれた盤を何枚かご一緒に視聴させてもらった。しばらくすると、FBにあげてもよいですか等とおっしゃる。
 よかった、とりあえずお楽しみいただけたようだ。

2015年1月18日(日)拍手多数の音なのか
 町内会の総会の開催日だ。係りがまわってきたゆえ、業務の前に総会出席である。
 出るも入るも自由のリベラル町内会加入世帯は150を切っているらしい。会費や町内会の役員負担が退会理由のようだ。
 街灯費やゴミステーションの防鳥ネット等、町内会で負担しているものもあり、退会の手続きに班会議開催を入れ、少し退会手続きを面倒にしようかという策もお考えのようだ。会費削減等も。
 街灯の下を歩かないようにしているというご意見もあるのだそうだが、200歩ほどの通勤距離の当方でも、3カ所の街灯のお世話になっている。まっ、そんな意地を張られなくてもね。
 街灯は避けても、ゴミは大概の方が町内のステーションをご利用である。回収後のネット片づけを会員だけでするかどうかというご意見もあったけれど、加入未加入はさておき、ゴミ当番は全員でやりましょう。人はゴミを出す生き物。ゴミからは誰も逃げられない。ボクは人から見れば多分ゴミまみれ。
 もたれあいつつゴミつながりで。

2015年1月17日(土)露出補正をかけながら
 明るさの残っている夕方。
 わが家と裏側の家とのあいだにカメラを向けていた人と遭遇したらしい。なにか珍しい光景があったのだろうか。最近はさっぱり見ないけれど、昔タヌキが棲んでいたと思われる側溝のある場所だ。寒さに震えているタヌキの家族でもいたのか。
 あるいは、家の裏側や家と家の間を撮影するのがご趣味の方だろうか。2軒の家のコントラストを芸術作品にされているとか。
 なんだか怪しい気持ちも湧いてきたりもするが、なにはともあれ、わが家界隈はフォトジェニックな場所らしい。
 いつかファインダーをのぞいて見ることにしよう。

2015年1月16日(金)つながるだけで喜んでおり
 キッチンのPCがネット接続できなくなってもう半月ほど。料理を調べられないのでおいしい食べ物が作れないらしい。そんな粗食生活からの脱却を目指し復旧作業に取り組んでみたが、なんだか時間の無駄のような気がしてきた。たぶん機械が古くなったのだろうと判断し、無線LAN親機を購入することにした。
 星ひとつの評価も結構あったけれど、リーズナブルな1台をセレクト。本日到着した。最初の準備としてルーターの電源を消すようにとかあれこれあったけれど、素直に指示待ち族。サクサク。
 無事につながった。星は5つ。
 これで明日からおいしいものが食べられそうだ。

2015年1月15日(木)常習は概ね悪い
 「真空管というのは動作している時でもこんなに暗いんですか。」とお尋ねの方が。稼働時は、もっと赤々と美しいイメージをお持ちだったようだ。照明を点けなければもう少し存在感があるのかも知れないが、昼間であればオレンジの灯りはかすか。すいませんねえ。
 そんな夜、ジャズを聴くと眠くなるという方のためにカントリーを流したら、別の席のお嬢さんが、「キース・アーバン大好きなんです。」とおっしゃる。
 キース・アーバンという名前を軽々と出される人がいらっしゃるのにビックリ。その筋では有名な人だったのか。では、ジョン・メイヤーとのライブ映像を。こんどは、「ジョン・メイヤーも好きですよ。」とおっしゃる。
 ちょっとボリュームを上げてみたのだった。。

2015年1月14日(水)上流の水で育った
 炊飯器の機能はいろいろあるようだ。昨日特別な使い方をしてそのままにしていたせいで、今朝のご飯は失敗されたらしい。やわらかすぎるご飯になった。捨てるわけにもいかず、おはぎを作ったので食べてねということなのである。朝から、きなこのおはぎを食べさせてもらったのだった。ありがとうございました。
 毎朝、米6合を炊かれるのだとか。月に2回10kgの袋を配達してもらわれているということで、月に20kgの消費。「あらっ、うちは月30kgよ。」という方もいらっしゃって、ご家族が多いと米代もたいへんである。
 中部の米はどうだとか、岩美はどうだとか、それぞれ皆さんお米についての一家言をおもちなのだった。概ね、平野より、上流の中山間地域志向できょうのところは一件落着。

2015年1月13日(火)激しさの程がわからぬ
 ロックやジャズを聴くことなくお育ちの方には、小さなジャズのライブがどのようなものなのか、なかなか想像できないようだ。
 お気の毒なことに、週一ペースのお昼を食べているうちに音楽もからだに取り込まれてしまった方がおあり。心地よさも感じられるようになられたらしい。ついでの怖いもの見たさか、店内フライヤーでライブにご興味をお持ちになられたようだ。とはいえ、ボリューム加減やら演奏のテンポやら激しさの程度がご不安なのだった。
 予定されている曲は、『Nearness Of You』とか『Bye Bye Blackbird』とか『I'll Close My Eyes』など。
 「リラックスして聴ける曲が多いと思いますよ。」
 ということで、おふたりでお聴きになられるらしい。

2015年1月12日(月)残念と言うほどでもなく
 ご希望のカメラがおありらしい。ボディだけでよいのだとか。初期の設定はなかなかお買い得価格である。本日の夜が締め切り。そちらの業界は苦手とのことで、代行を頼まれた。
 金に糸目はつけないというわけではなく、微妙なところが上限。「たぶん、難しいと思いますよ。」
 入力を忘れて失敗することがある。大事な依頼だ。忘れてはいけないので、上限を早めに入力しておいた。終了10分前頃におふたりがご参加。予想通り、簡単に上限はクリアされた。さようなら。
 自分のことであればもう少し粘ったかもしれないが、他人事は盛り上がらない。
 全然違うけれど、なんだかノミ屋さんを思い出した夜だった。

2015年1月11日(日)ハイパワーなればつながる
 無線LANのルーターの調子が悪い。早く回復させるようにとせかされているのだが、子機が親機を探せなくなって数日経つ。現在のルーターをあきらめた方がよさそうだ。
 で、安物を物色してみるのだが、どの機種もそれなりに低い評価があって、決め難し。とはいえ、福沢さんと別れるのはつらい。エイヤッと、現在のメーカーと同じ機種にしてみた。「ハイパワー」とある言葉についつい誘われて。
 PC関係の不調は時間をとられて、ほんとうに迷惑。ここらあたりで手を切れるとよいだけれど。

2015年1月10日(土)結び柳に椿の花を
 初釜のあとの懐石料理のご希望の方が。従来は割烹で頼まれていたようだが、コスト削減のためか?
 ご希望のようなものになるのかどうか。とりあえず勤務後に食材購入へ。
 最初の店では完全には揃わなかった。移動。一部購入するも、まだ揃わない。3軒目へ。ここもない。
 結局、4軒回ったけれど、なかった。昼間であれば並んでいる商品だと思うのだが、さすがにお客さんの少なくなった時間帯は生鮮ものは少ない。とりあえずあるもので、お茶を濁したり。ってよいのか濁して。
 普段使っていないお店に2軒寄ったけれど、意外におもしろいものがあった。おかげで、視野が広がった。ありがたいことである。

2015年1月9日(金)ぶつけられたるそのわけを
 正月三が日に事故に遭遇されたというお嬢さん。前の車がバックしてきたのだとか。クラクションも空しく、激突。小破。怪我などはなかったのだが、相手がなかなか。
 「こちらは後方不注意だが、そっちも前方不注意だろう。」と言われたのだとか。
 「なに言うてまんねん、なめたらいかんぜよ。そっちが100%で、こっちは0やで。」元気のよいこともあるお嬢さんなのである。
 太平洋側からいらっしゃった車らしいが、防衛のために自分の過失を認めないタイプの方のようである。
 お嬢さんは、私に欠けている何かを学びなさいという試練を与えられたということかしらと、預言者のようなご発言だったけれど。

2015年1月8日(木)高速道路は使わずに
 残り10分ほど、お客さまをお見送りして「本日終了」とくつろいでいたところへ、あらっ、あけましておめでとうございます。九州ご出身の若者が。
 お聞きすれば、4日に帰ってきたのだけれど、今度の日曜に成人式があるから、明日また帰るのでとのこと。それはそれは。
 「車だと7〜8時間?」
 「いえ、12時間くらいです。」
 「ええっ、どうして?」
 「下道なんで。」
 若者である。
 いつも一般道なのだそうだ、九州まで。乗り心地の良い乗用車ではなく、冬の山陰むき車両で。
 オヤジには真似ができない。せめて、お帰りの前に元気の出る音楽をどうぞ。
 ちょっとボリュームを上げてサンタナさんからジミヘンさん、ジェフ・ベックさん、クラプトンさんまでたっぷり若者と聴かせてもらったのだった。

2015年1月7日(水)わたしらのころは冷たい
 昔話を午前も午後も聞いていたような一日だった。
 川で洗濯をしていた話がでれば、いまでも洗濯板が役に立つとか、寝る前はかならず竈に手をかざして火が残っていないか確認する係りだったとか。炭は結構保存してあるというおうちもあった。公共サービスがなくなっても生活できるというタフなお嬢様方である。IH派はいらっしゃらないようだ。
 午後は、大八車に荷物を乗せて2里ほどの道を往復した時代の話も。
 あぁ、棒鼻の踏切を馬車が通っているのを見たことがありますよ。道路には馬のフンが落ちていましたよねえというコメントで対応したり。
 それで最後は、お正月の今時のお嫁さんの話。まっ、そんな時代をつくるためにがんばってこられたんですよね。

2015年1月6日(火)ときどきはよいことのある
 羊神社というのが名古屋方面にはあるらしい。12年に1回おおきく賑わう白兎神社や砂丘近くのお種弁天のように、今年はたくさんのお客さんを集めてニュースなどで取り上げられているのだろう。
 教えてくれたのは小学生の女の子。教えてくれただけでなく、おみやげまで用意してくれていた。姉妹それぞれが。親戚でもないわれわれのために。こどもさん達が、われわれのところに行こうと誘われるのだとか。
 おじいさんとおばあさんがわりなのだろうか。お年玉を用意しておいた方がよかっただろうかと、ふと思ってしまうようなありがたいお嬢さん達なのだった。
 時々はよいことのある1年になるのかも知れない。

2015年1月5日(月)からだを縦にしていれば
 勤務中は忘れているようだが、その前後は昨日同様からだが重い。自宅に帰れば一段と悪化するというか、自堕落になるというか、いまひとつ気力が湧いてこない。だらだら。いゃあ不思議。あんなに真面目にあかるく働いていたのに。火事場のバカヂカラ。メシ時のだらずパワー。
 なにはともあれ、久しぶりのことでどのようなことになるか心配していた立ち上がり、ちょっとびっくりの数字だった。ということをとりあえず記録しておくことにした。
 95歳男性の、お亡くなりになられた奥さんを思い出す場面の話をお聞きしたり、明日ちょっとした仕掛けをご計画の方のお話をお聞きしたりとかも。
 明日もたのしくなりそう。

2015年1月4日(日)ひとつだけ屋根をえらんで
 いつも以上にからだのきれが悪い。
 風邪というわけでもないと思うのだが、熱を計ればそれなりの数字が出そうだ。とりあえず、測定も薬物も摂取せず自力で立ち向かうことにした。自分を信じて。といっても、数時間横になるだけの話なのだけれど。
 その甲斐あってか、日付が変わる頃にはなんとか物事を考えるチカラが戻ってきたような気がする。戻ったといっても、天井裏で音を立てているのはイタチだろうかテンだろうかと考えるくらい。日頃から高水準の思考を求めない生活のおかげである。庭には雪が残っている。古いとはいえ小動物も屋根の下がよいのであろう。
 屋根はありがたい。

2015年1月3日(土)おまえには権限がない
 概ねおいしいところも終わり、明日はあれこれ準備である。今夜はのんびりと思っていたら、PCの子機のOSが立ち上がらなくなっていた。おつれあいがお困りである。原因不明。
 とりあえず、DVDを挿入し再インストール。
 その後無線LANの設定をするのだが、権限があるはずなのに、どうもPCは当方を相手にしてくれない。
 貴重な休日の日付が変わってしまった。未復旧。いちばん最初からやり直した方がよさそうだ。
 こんなことで休みが終わるらしい。

2015年1月2日(金)捨てる場所などなくなって
 こちらの通りでは80歳を大きく越えた女性が丁寧な雪かき。手作業だけでアスファルト面が見えている。
 念のため、1本向こうの通りから角を曲がると、こちらも雪かき作業中だった。95歳の男性。車の運転もされるのだが、雪かきも現役らしい。びっくり。
 こどもさん方がお昼に車でいらっしゃるので、道路に駐車スペースをつくろうとされているとのこと。5台分ほど必要のようである。積雪は28cm。道幅が狭くなっているから、雪かきをしたところで路駐は無理そうだ。
 「おうちの前の道路の雪かきは簡単にやっておきますし、こどもさん達の車は駐車場においてもらったらよいですから、雪かきはもうやめましょう。」
 ご高齢の皆さまのお世話になっている町である。。

2015年1月1日(木)賀正初春迎春などと
 新聞を取るために玄関をあけてびっくり。クルマが雪をかぶって、ボディラインがすっかりカブトムシ。いや重け吉事である。
 郵便受けには、新聞の他に年賀状とクロネコのメール便が入っていた。
 新聞配達の方はいつものことであるからさておき、年賀状配達やメール便配達の皆さまもずいぶん早くからお仕事にかかられているようで、朝の遅い当方はびっくりしたり恐縮したり。なにはともあれ、雪かきもしていない道をお世話様でした。
 新年最初の業務はクルマの屋根の雪おろしと玄関界隈の雪かきということになった。当方の体力増強というか結構維持にはよい年になりそうである。
 というようなことで、皆さま本年もよろしくお願いします。

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