やってみよう!(5)
エコーがかかる糸電話を作ろう
糸電話の糸をゆるいつるまきバネに置き換えると,エコーがかかる糸電話になります。いろいろ材料や形を工夫して,よく聞こえるように改良してみよう。
- 【テーマ】
- エコー電話
- 【目的】
- エコー電話を製作し,声(弾性波)が反射して往復する様子を観察する。
- 【準備】
- 紙コップ2個,つるまきバネ,ラジオペンチ,コンパス
- 【原理】
- 2つの紙コップをつるまきバネで結ぶと,声の弾性波がバネを往復してエコーがかかって聞こえる。
【方法】
- 紙コップの底中央に,5mmはど離してコンパスで穴を2つ開ける。
- つるまきバネの一端を伸ばして紙コップの穴に通し,ラジオペンチで曲げてしっかり固定する。
- 2人でペアとなり,交互に声を送ってみる。高い声と低い声で違いがあるか調べる。
- バネを伸ばして互いに離れたときと近づいたときとで,エコーが返ってくる時間に差があるかないか調べる。また声の伝わり方からその原因を考える。
- 【発展】
- 短いつるまきバネで,この装置を改良してエコーメガホンを作ってみよう。
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