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《 演 奏 曲 目 》
○ J.S.バッハ「カンタータ 第156番から シンフォニア」
○ マルチェッロ「オーボエ協奏曲 ニ短調」
○ テレマン「オーボエ・ダモーレ協奏曲 イ長調」
○ J.S.バッハ「カンタータ 第74番から アリア」
○ J.S.バッハ「カンタータ 第35番から アリア」
○ マッソノ「オーボエ四重奏曲 ヘ長調」
○ W.A.モーツァルト「アダージョ K.580a」 |
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NHKが15日朝6時からの「クラシック倶楽部」で「− 三宮正満 & アンサンブル・ヴィンサント 18世紀オーボエ −」を再放送した。今回もHDDに録画し、夜、新たな環境で聴き入った。
自作(共作)のバロック・オーボエ2種を含む、7種のオーボエ♪1を曲によって、吹きこなしていた三宮は世界的水準にあると、素人の小生が聴いて分かる。
オーボー奏者といえば、自身の評価で“神様”的存在であるハインツ・ホリガーを筆頭に多くの名手♪2がいる。日本人では、オーボー奏者としては引退した宮本文昭(〜小生としては、もっと彼のオーボーを聴きたかったのだが・・・残念至極!)と、NHKの放映で初体験し、今回の再放送で再び聴いた三宮正満がいる。 |
自分はオーボーの音色が好きである。とくに、J.S.BACH の教会カンタータなどでの通奏低音で、実に心地良いフレーズが体に染み入る体験をしてからがそうであり、既に、四半世紀以上になろうか・・・。
モダン・オーボーの艶やかな音色、高度な技術での演奏もであるが、ゆったりとした叙情的なフレーズで歌うバロック・オーボーに、とくに惹かれるのだと分かる。 |
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Deutsche Harmonia Mundi -50th Anniversary Special BOX からオーボーが聴ける曲を選んで、心身を委ねてみましょうか・・・
CD- 2. J.S.バッハ:オーボエ協奏曲集 - ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 BWV.1060/オーボエ協奏曲BWV.49&169/オーボエ協奏曲
BWV.1055/オーボエ協奏曲 BWV.105 【演奏】ハンス=ペーター・ヴェスターマン(Ob&Ob・ダ・モーレ)、メアリー・ウティガー(Vn)、カメラータ・ケルン 【録音】1992年 |
CD-45. テレマン:『木管楽器のための協奏曲集』「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ハ短調」「オーボエ・ダ・モーレ、チェロのための協奏曲ニ長調」「オーボエ、ヴァイオリン、2つのフルート、2つのヴィオラ、通奏低音のための協奏曲変ロ長調」 【演奏】カメラータ・ケルン 【録音】1996年2月 |
CD-50. ピゼンデル、ゼレンカ:『シンフォニアと協奏曲集』「ヒポコンドリア イ長調」「協奏曲ニ長調」「協奏曲ト短調」「ソナタ ハ短調」「シンフォニア
イ短調」 【演奏】ゴットフリート・フォン・ゴルツ(指揮&Vn)、フライブルク・バロック・オーケストラ 【録音】1994年9-10月 |
50枚目のCDは、作曲家を見ただけでは注目しなかったろうが、フライブルク・バロックオーケストラの演奏とあって、かつ、オーボーがソロ・パートとある紹介を見て聴いた。
演奏・音質は秀逸であり、穏やかな各々の曲に好感を抱いた。さて、作曲家は?
アチャラ語をカタカナ読みをして、ウィキペディアで調べた。詳細は同検索結果を確認ことにして、自身の備忘録として、以下に記録した。
このCDに収録されている2人の作曲家(ゼレンカとピゼンデル)は、8歳違いで、どちらも当時としては長命(66歳と68歳弱)で、二人は縁戚とのこと。また、ピゼンデルの紹介には、テレマン、ヴィヴァルディ、アルビノーニやJ.S.バッハとの接点の記載もある。いわば、バロック時代の頂点の時代に活躍した作曲家で、今の時代に評価が高まっている・・・。
何やら、ロマンを感じつつ聴いた。収録されている曲を聴いたのみでは、個人的にはピゼンデルへの共感が高い。
〓 研 修 〓 ウィキペディアでの検索情報:抜粋
◇ ヤン・ディスマス・ゼレンカ(Jan Dismas Zelenka, 1679年10月16日 - 1745年12月23日)はボヘミア(今のチェコ)に生まれ、ザクセンのドレスデンで没した作曲家である。
ドレスデンのカトリック教会作曲家、副楽長として、宗教音楽を多数作曲した。器楽曲ではトリオ・ソナタがよく演奏される。当時ライプツィヒの聖トーマス教会の作曲家であったヨハン・ゼバスティアン・バッハが、高く評価したことが知られる。
作品の多くは第2次世界大戦中に失われたが、残されたものが最近になって高く評価されるようになり、再興されている作曲家の一人である。 |
◇ ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル(Johann Georg Pisendel, 1687年12月26日 - 1755年11月25日)はドイツ後期バロック音楽の作曲家・ヴァイオリニスト。長年にわたってドレスデンにおいて、当時ヨーロッパ随一のオーケストラであったザクセン宮廷楽団において楽長を務めた。
アンスバハ宮廷礼拝堂の宮廷楽団でヴァイオリンの演奏を続けたが、1709年に、さらなる音楽学習のためにドレスデンを去ってライプツィヒに向かった。途上、ワイマールでバッハと出会い、ライプツィヒではテレマンに紹介された。テレマンと意気投合して、その創設による楽団「コレギウム・ムジクム」に加わり、楽団員として熱心な活動を続けた。
ドレスデンの宮廷楽団に職を得て、生涯その地位にとどまったものの、主君のヨーロッパ旅行に随行して、ヴェネツィアにヴィヴァルディを表敬訪問している。
作品は、残された数こそ少ないものの、いずれも質が高い。10曲のヴァイオリン協奏曲、4曲のコンチェルト・グロッソ、2つのヴァイオリン・ソナタのほか、トリオ・ソナタとシンフォニアが1曲ずつある。
アルビノーニやヴィヴァルディ、テレマンのような人たちからヴァイオリン協奏曲を献呈されている。ヤン・ディスマス・ゼレンカとは親友同士で、ゼレンカの死後にその作品の出版に尽力した。 |
★ 兵庫県立芸術文化センター小ホールでの公演があれば、是非とも出かけたいとの願いがあります。
その日は・・・?! |
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♪1:小澤征爾の発音はオーボー:辞書を調べると an oboe [oubou]、発音はオーボーが適
♪2:ウィキペディアで「オーボエ」を検索すると、歴史、著名な国内外の奏者など、多くの情報が書き込まれている。じっくりと研修しよう! |
2010/11/16 記 |