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先祖墓
代々墓とも呼びます。代々受け継いでいくお墓で納骨室を広くとっています。納骨室はご先祖の遺骨を安置し、土に戻していくという考えから、底部分はきれいな真砂土で仕上げます。墓地が不足しがちな現代では需要が増えています。巻き石、灯籠、付属品、墓石本体、霊誌のセットでの施工をお勧めしています。
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五輪塔(供養塔)
五輪塔は、鎌倉時代以降にできたお墓の一種です。密教の教えにもとづいて、「地・水・火・風・空」の五輪を、それぞれ方(ほう)・円・三角・半円・宝珠(ほうじゅ)の形で象徴して、下から積み上げたもので、正面にはそうした意味を表す種子(しゅうじ/サンスクリット文字・梵字)をそれぞれの石に刻みます。天台宗や真言宗のお墓に多かったのですが、いまではほかの宗派の人でも五輪塔を建てます。遠いご先祖さまをまつるために建てることが多いようです。由緒ある家系や家柄のお墓に、ぜひ加えたい様式です。
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ニューデザイン墓
最近は生前に建てるお墓「寿陵(じゅりょう)」が増え、人びとのお墓に対する考え方も、先祖代々のお墓ばかりでなく、自分の死後の住居(すまい)としてお墓をとらえるようになってきました。それらの人は従来の型にあきたらず、自分好みの、自分らしいお墓を建てます。伝統ある三段型にとらわれない、自由な型で作られるお墓を総称して「ニューデザイン墓石」と呼んでいます。全優石(全国優良石材店の会)が、そうした新しいニーズにもとづいて発表したニューデザイン墓石が口火となったようです。
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