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マネジメント規格は、仕事のやり方に関する規格− |
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規格というと、ネジの形状・寸法のような「物」の規格を連想しがちですが、ISOではもっと広い意味で規格をとらえています。つまり、規格の対象を単なる「物」から「組織」又は「仕事のやり方」に広げてとらえています。
・・・・・・いい物ですね ⇒
いい仕事してますね |
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ISOでは、企業が一定水準の製品を作り出す能力があるかを判定するISO9000シリーズ、環境に配慮した活動を行っているかを判定するISO14000シリーズのふたつが代表的です。
・・・・・・ISO9000=品質、ISO14000=環境 |
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ISO9000、ISO14000はともに、その考え方のベースとしてはP=Plan(計画)、D=Do(実施)、C=Check(点検)、A=Act(見直し)の4つのサイクルを循環させるデミングサイクルがモデルとなっています。
・・・・・・Plan−Do−Check−Act=継続的改善 |
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企業の品質又は環境のマネジメントシステムがISOの要求事項に適合していることを審査登録機関が審査し、適合していればその企業を登録し、公表する制度がISOの審査登録制度です。
・・・・・・審査
⇒ 登録 ⇒ 公表 ⇒ 継続的改善 |
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ISO9000の取得件数、約3.3万社− |
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2003年末での日本適合性認定協会(JAB)登録の企業数は約3.3万社です。日本の企業数は600万社と言われていますからまだ0.55%ですが、統計的には、そろそろ無視できない値になってきたということになります。
登録企業数は下のグラフに示すように、急激に伸びています。ISOの有効性が認められてきたため伸びていることは間違いありませんが、重大なことは、このままこの伸びが続くとある時点でISO影響が強大になり連鎖反応的に登録企業数が増えることになり、どの企業も無視できなくなることです。
このISOの爆発的普及の時期は間近に迫っており、遅れを取ることは、企業としての存在を危うくしかねません。 |
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建設業、輸出産業ではISOは必須− |
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公共工事物件ではISO9001又はISO14001の取得は必須です。
QS9000取得の企業の下請けをする場合、2000年版ISO9001が必須です。 |