2009年12月27日(日) |
スコールの歓迎 |
12月26日(土)、お昼前に成田を出発して、途中、香港・シンガポールを経由しながら、スリランカに着いたのは、深夜だった。およそ8時間の空の旅。空港を一歩出ると大きく深呼吸するのが、私の習慣。街の匂いを覚えるだめだ。インドのお隣の国だもの、香辛料の混ざったムンとした空気を予想していたら・・・・。(初めて降り立ったインド・ムンバイはあまりに強烈だった)湿度は高いけれど、独特の匂いがない。へぇ、案外だなぁ。 翌27日(日)は、専用バスでコロンボ市内の観光だ。気になるのは天気。滞在中ずっと雨に祟られたバリの旅を思い出す。博物館にいた午前中は快晴。でも予感は大当たり。これからヒンズー教の寺院を見学と、素足になった瞬間に、ゴロゴログルグル・・・空の調子がおかしくなったと思ったら、バラバラと大粒の雨が振り出した。ぬかるむ境内を、スカートをたくし上げながら、寺院に向かって裸足で歩く。でも顔はゆるみっぱなし。鼻歌だって出てくる。旅はこれでなくちゃ!! とにかくカラフルでいろんな神様がのっかっていてにぎやかなのがヒンズー教の寺院。床にすわって神様と向き合いペンを走らせる。すると顔のまわりをブーン・・・追い払うと次は反対方向からブーン・・・。足元にはまた違うお客さんがモゾモゾと這い回っている。寄ってくる虫を追い払いながら描いた、ガネーシャ像がこれ。 |